兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

トイレの怪

2008年01月06日 23時01分48秒 | よもやま話
今回、実家に帰って驚いた事の1つに「トイレの明かり」があります。帰省した最初の晩、用足しの最中に、フッと明度が落ちたと思ったら、いきなり真っ暗になってしまったのです。電球の終焉場面に出くわしたのか?とも思ったのですが、びっくりして身じろいだら再び明かりが点いて…。「もしや怪奇現象?」との考えが、チラリと頭をかすめました。
が、もしかして…「父さん、トイレ、センサー付いたん?」と尋ねたら「壊れたけん買いに行って、知らんと買うてきた(知らずに買ってきた)んじゃわ」と。我が生家も、やけにハイカラになったものです。ところが長年に渡り、ドアの開閉に伴ってスイッチを入れたり切ったり、と云う習慣が身に付いているので、無意識に手が動いて、せっかくの文明の利器も使い熟すのはなかなか難しいようです。
そして、昨夜の明け方近くに目を覚ましてトイレに行こうとしたら、誰もいないはずのトイレに、明々と明かりが点っているのです。センサーが作動して、人が離れれば自然に明かりは消えるはず…。母は私と同じ部屋で爆睡中だし、2階の父がそんな間際に上り下りしたら音がするはず…。子供の頃から育った家なのに、心臓がパクバクしてしまいました。もちろん何もありませんでしたが、ちょっと焦りましたね。
朝、目覚めて母に話したら、時々センサーが働かなくなる事があるらしく「私が朝行った時も明々しとったでよ」だそうで、ホッと一安心。一体何者が潜んでいたのかとヒヤヒヤしてしまいした。まったく、点いても消えても驚かしてくれます。
写真は、玄関先の庭木に両親が施したイルミネーションです。肉眼で見ると、色とりどりの灯りが点滅してとても綺麗なのですが、写真に撮ると地味ですね。離れ離れの生活が余りにも長く、知らない事ばかりですが、帰る度に見知らぬ「何か」が増え、ここにも確実に生活があり、ささやかながらも歴史が刻まれているのを感じます。次は何が増えるのかな?