小学校だったか中学の頃だったか失念していますが、メルカトールの世界地図の
真ん中、太平洋のほぼ中央あたりに、この日付変更線があることを知って、不思議
であると共になぜか興味を持っていた印象があります。
なぜ、今頃このようなことを想い出したかといえば、先日、珍しく本棚を整理
していたら偶然、写真のような記念証が出てきたからなんです。
国際日付変更線通過記念証(部分)
この記念証は、かって(52年前に)アメリカに出張でいった帰りに、ハワイ
(オアフ島)に寄り、2日間を過ごした帰りの日航機の中で、丁度日付変更線を
通過した時刻に、機長のアナウンスと共に機内で配られた色紙(記念証)だった
のでした。
ふぇ~ こんなのが出てきた! と、すっかり忘れていたことが想い出された
のでした。
と同時に、当時はこんなイベントなどもあったんだと、懐かしく何だかゆとりが
あったような思いが伝わってきました。その後に、何度かアメリカからの直行便で
羽田(成田)に向かった時はこのようなことはなかったですね。ましてや、現代
ではこのような粋とも思えるような計らい? はないのではないか? 良き時代
だったんですね。
日付変更線
(コトバンクより)
地球は丸いから、経度を15度進むごとに1時間、時が進み、一周すると360°÷15°
=24時間でちょうど1日となります。 しかしこれ故に、日付けを定める上で、
どこかにその切り替え点(線)が必要になります。
これが日付変更線(国際日付変更線)で、ほぼ経度180度を結ぶ理論上の線なん
ですね。日付変更線を西から東に渡るとき日付を1日戻し、東から西に渡るとき
日付を1日進めるのです。
たとえば、成田を夕方5時ころのロスアンゼルス直行便ですと到着は同じ日の朝の
10時ころとなります。およそ10時間も乗っているのに・・その到着は同じ日の朝に
戻ってしまいます。
日付変更線通過記念証(色紙全体)
(1972.12.18 JAL071 ジャンボ747 日本時間 pm2:05)
記念証には、次のような記述がありました。
This certificate officially proclaims that the bearer has crossed the International Date Line aboard a Jet Carier of Japan Air Line.
直訳しますと、この証明書は、日航ジェットが国際日付変更線を通過したことを
証明する。
・・でしょうか。
ハワイでの2日間をどの様に過ごしたかは、ほとんど記憶の外にありますが、
ワイキキビーチに平行したカラカウア通りに面したホテル「カイウラニ」という
高層ホテルでした。日航の乗務員もこのホテルを利用している(当時)ようで、
たまたま休暇中の日航客室乗務員が母親を連れて親孝行に来ていましたね。12月
でしたがビーチには人がいっぱいでした。 確か、当時1ドル300円くらいでしたね。
80日間世界一周(映画)ビクター・ヤング Around the World / Victor Young
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