蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

特別名勝 六義園  (bon)

2023-11-22 | 日々雑感、散策、旅行

     今日(11/22)は、二十四節気の「小雪」です。七十二候を観れば、初侯:虹蔵不見
     (虹隠れて見えず)、次候:朔風払葉(北風木の葉を払う)、末侯:橘始黄(橘はじめて
      黄ばむ)とあり、着々と冬に向かって、街では早やクリスマス商戦が始まってきました・・。

 

  昨日(11/21)は、風も無く穏やかな暖かい日でした。 園芸友の会では、秋の
屋外例会でJR駒込駅近くの「特別名勝 六義園」を訪問しました。
  例会活動を振り返りますと、今年は6回実施していて今回は今年最後の例会でし
た。春の屋外例会は、川崎市の「生田緑地バラ苑」を訪問し、残る4回はオンライン
例会(サイバーサロン)でした。 オンライン例会では、札幌、福岡、大阪堺の
メンバーが参加されますが、今回は関東在住のメンバーでの例会でした。

 このところお休みされていた、前幹事代表のAさんがご夫妻で参加されましたが、
なんと先月(10月)、ダイアモンド婚(結婚60周年)を迎えられた幸せご夫妻で、
例会の雰囲気もどこかほんのり温かなムードに包まれたのでした。 メンバーには
記念品を持参されるご配慮に預かりました。

     六義園入り口にて
      
 

     入ったところで・・
        

         JR駒込駅にて集合
                  

 

 六義園(りくぎえん)は、柳沢吉保・川越藩主により、1702年に和歌の趣味を
基調とした「回遊式築山泉水」の大名庭園とあり、和歌に詠まれた名勝、景観などが
映し出されています。 案内パンフには、「六義」の名は、和歌の分類の六体、
すなわち そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌に
由来したとあります。

  

 池を巡る日本庭園の趣は、繊細で温和な印象が漂い、緑の松の間に赤や黄色に
染められた落葉樹がのぞき、松には雪吊りの風情が何ともその景観にアクセントを
添えていました。火曜日でしたが、園内は多くの観光客で賑わっており外国の方の
姿もありました。 

         

           

 園路の中ほど、池に面した「吹上茶屋」で、長めの休憩を取り、久しぶりのお
菓子とお抹茶をいただきました。緋毛氈の床几に座り、見上げると大きな雪吊り
が施された松があるそんな設えの茶屋では、例会の一年をふりかえりながらみんな
の思いが交わされていました。

   

 

 六義園は、春の「しだれ桜」が有名ですが、今の時期は、色を添える紅葉の他は
花はありませんでした。わずかに珍しくこの時期に咲くサツキの赤と、白いサザ
ンカの大きな木があった程度ですが、園内はきれいに整備されていました。
 明日からライトアップされるとあり、心が引かれる思いを残しながら六義園を
後にしました。

 メンバーの中に、建築家がおられ、30年ほど前に手掛けたビルがこの近くにある
といい、当時の想い出に、巨木がたくさんあり、これらを残しながらの建築工事
ということで、苦心されたその木が現存しているかどうか確認もしたい‥そんな
思いは皆を引っ張って、今は周りの景観もすっかり変わっている中、その巨木と
ビルを見つけることが出来ました。

   樹林館にて
  

 「樹林館」というビル(マンション)の前には、樹齢300年ともいわれる巨大で
真直ぐてっぺんまで黄色の葉を茂らせた楠木が2本並んでいました。この楠木は、
建築当時は、個人の所有物だったそうですが、現在は豊島区の保護樹木の指定を
受けていました。 今は住宅街と変化した中に、この一画だけその昔の面影を留
めているのでした。素晴らしい思いででした。

         ランチ
         

 一行は駅近くで、和やかに遅めのランチをとり、あれこれ話題に花が咲くので
した。席上で、メンバーの一人から、自宅で出来た珍しい果実、フェイジョアを
いただきました。始めてみる果実はさながらスダチのようですが、半分に切って
スプーンなどで食するのだそうです。
 自宅にかえって、夕食後早速いただいてみました。バナナのようなグアバのよう
な香りと味がしたまことに珍しい果実をありがとうございました。

        フェイジョア
         

 楽しい談話は終りを知りませんが、時間も過ぎましたので、お開きとなりました。
皆様お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

 たくさんの写真は、メンバーのIさんとKさんが撮影されたもので、どれも素晴
らしく映っていて、全部掲載したいところですが、その中から厳選してここに載せ
ました。 ありがとうございました。

 

 

 

Love Theme from Romeo and Juliet - Joslin - Henri Mancini, Nino Rota

 

 

 


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2 コメント

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行かれたことがあるのですね。 (bon)
2023-11-23 18:41:35
samgirlyさん、コメントありがとうございます。
そんなに広くなく、いろいろと景観を楽しむ良いところでした。
私たちは、2時間近くをかけて廻りましたが、途中でお茶したり・・。
お天気が良かったので、助かりました。
返信する
Unknown (samgirly)
2023-11-22 22:00:14
お天気でよかったですね!
六義園、中学生の頃に行ったことがあるような気がしますが、全然印象に残ってないのです。
お写真拝見して、そんなに美しいところだったのだとわかりました。
もう一度行ってみたくなりました。
返信する

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