蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

満開の陽光桜  (bon)

2022-03-29 | 日々雑感、散策、旅行

 といっても、ベランダの鉢植えですから大した枝ぶりとは行きませんが、それでも
いっぱいに花を付けて春に飛び出してきているのです。 関東の春は強風が多く、
昨日なども台風を思わせるような突風が吹き荒れていましたが、花はまだ咲き始め
で、しっかりとしがみついて頑張っていたのでしょう。

 千鳥ヶ淵、靖国神社や新宿御苑などの圧巻にははるか及びませんがそれでも椅子
に座ってすぐそばに鼻を付ける感じでマジマジとながめるのもまた“楽しからずや”
など我田引水気味かもしれませんね。

         ベランダの陽光桜(2022.3.28)
         


 この陽光桜は、ヨウコウ(陽光)と名付けられていて、学名をCerasus 'YOKO'と
いい、日本原産の交雑種のサクラで、1981年に登録された新しい種なんですね。

 愛媛県在住の元学校教員の高岡正明という人が、第二次世界大戦で戦死した学生
たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、ソメイヨシノに由来を持つア
マギヨシノとカンヒザクラを交配させて誕生させたとあります。

 ソメイヨシノより早く咲き、花は一重で大輪、鮮やかなピンク色が特徴です。 
2015年には、このサクラを誕生させる物語を描いた映画「陽光桜ーYOKO THE
CHERRYBROSSOM-」が公開されていたそうです。

 ベランダでは、この陽光桜は20年ほど過ごしていて、たまに枝を剪定したりもし
ます。その時は、トップジンなどの融着剤を塗布して切り口を守っていますからこ
れまで無事に来ているのだと思います。 花はうつむき加減で、今年などは、ソメ
イヨシノとほぼ同じくらいの開花でした。

         

 

 足元には、植えっぱなしのムスカリが伸びきってだらっとした葉っぱの陰から
次々と青色の頭を出してくるのですね。 葉を手で分けて中を覗いてみると、何と
たくさんのムスカリの子供たちが出番を待っているのが分かります。

 ムスカリは繁殖力が強いですから、鉢植えだと2~3年で、球根が増えて球根詰ま
り?になりますから、掘り起こして別鉢に植えるなどするのですね。 地植えだと、
どんどんと広がって一面青いグランドカバーが出来上がるのでしょう。

         ムスカリ(2022.3.28)
           


 昨年植え替えたばかりで、かなり根を痛めていると思っていましたのに、一つだけ
咲いてきました。クンシランです。 1鉢を3鉢くらいに株分けしたのです。この時
こぼれた根などは全部捨てました。 ちょっと葉が黄色いですね。

        クンシラン(2022.3.28)
         

 

 

         

陽光桜をテーマした楽曲だそうです。

茜沢ユメル「 Stay 〜さくらの花のように」 MUSIC VIDEO  ★テレビ東京「主治医が見つかる診療所」エンディングテーマ

 

 

 


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