蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

シェイクスピア祭り  (bon)

2014-04-23 | 日々雑感、散策、旅行

 ご存知の方は少ないかもしれませんが、4月23日は “シェイクスピア祭り” なんだそうです。
シェイクスピアが生誕した日を祝すことから、 日本シェイクスピア協会 が毎年この日近くに開催しています。
今年2014年は、4月19日(土)に、学習院大学で 講演やパネルディスカッションが行われたとあります。
お祭りといっても、商業主義の賑やかなものではなく、静かで高尚な感じがします。

 ウイリアム・シェイクスピアは、1564年4月23日生誕とされていたり 26日説 もあったりはっきりしませんが、
いずれにしても旧暦で、グレゴリオ暦だと5月3日あたりだということです。死亡は1616年4月23日と
ありますから、誕生も死亡も同じ日なんですね。
イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物で、卓越した人間観察眼からなる
内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家であると言われています。

  ウイリアム・シェイクスピア
                (ウイキペディアより) 

 

 文学にほど遠い我が身には、殆ど名前とその作品名しか知りませんが、有名な作品は、映画化されたりして
おぼろげながらあらすじ等が出る程度です。

 それでも、ヴェニスの商人などは、子供の頃に読んだことがあったり、ロメオとジュリエット、オセロ、
ジュリアスシーザ、アントニーとクレオパトラ などは、映画その他でやや印象はありますね。
有名な “四大悲劇” は、ハムレット、オセロ、リア王、マクベス とどれも人間の最も弱い部分がその行動に
よって どうしょうもない悲劇を生む構図のようで、日本でも昔から名だたる文学者たちが、シェイクスピア
研究家として、その作品を深く研究されています。 今なお研究する人たちは多いのでしょう。

 シェイクスピアの悲劇は、単にそこに死があるというのではなく、“人間だれしも持つ弱さが招いたその人
自身の人生の破滅、さらにはその人の周りの人の破壊を意味するといえる。 いわば、逃れられない
人間の
業であろう”  といわれています。

これを機会に、どれか・・“オセロ” にでもチャレンジしてみようかな~。

              今年のシェイクスピア祭りポスター 
                           (協会HPより)


 ところで、“日本シェイクスピア協会” とは、日本におけるシェイクスピア研究の促進を目的とする
非営利の学術団体として、古く、1929 年に東京帝国大学教授市河三喜を会長、シェイクスピア全訳で
知られる坪内逍遥を名誉会長として発足した由緒ある協会ですが、1930 年代の政治情勢の緊迫や、
第二次世界大戦中は実質的な活動停止となり、 1961 年に再開されたそうです。

 同協会は、毎年10月に全国の大学を会場として、2日間に亘る “シェイクスピア学会” を開催し、
会員の研究成果の発表と、学術交流がはかられています。
今年、のシェイクスピア学会(第53回)は、10/11~12の2日間にわたり、学習院大学で開催されるそうです。 
協会会員でなくてもだれでも参加OKだそうですから ご興味の向きにはご参加されてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 


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