会場の川崎クラブチッタは600席ほどの小さなホール。だからどの席もアーティストが比較的よく見える。ただ、客席は椅子を並べているだけなのでどうしても前の人の頭が少し邪魔になる。もう少し段差があるとなお良いと感じた。
会場内ではハケット先生関係グッズがいろいろ販売されていたが、私の目を引いたのはSQUACKETTのシングル・レコード(写真)。A面がSEA OF SMILES(SINGLE EDIT)、B面がPERFECT LOVE SONGでどちらもアルバム収録曲だ。これが何と300円だと言う。即購入。事後確認したら¥1200の上に¥700の値札が貼られていたので、これはお買い得だったようだ。
来ている人たちを密かに観察すると昔からのジェネシス・ファンなのだろう、年齢層は結構高め(含自分)。そして男子お一人様で来ている人が多かったようだ。
さて、1日目のライブがいよいよ始まった。恐らくYouTubeなどでは映像が既にアップされているのだろうが、私はあえてチェックせずに何の予備知識もなく臨んだ。
まずバンドメンバーは、
Steve Hackett: guitar and vocals, Roger King: keyboards, Gary O'Toole: drums and vocals, Lee Pomeroy: bass guitar and vocals, Rob Townsend: brass, woodwind, keyboard and vocals, Nad Sylvan: vocalsの6人。Roger, Gary, Robの3名はハケットバンドのレギュラーメンバー、ベースの Lee(現 It Bites)とヴォーカルの Nad はアルバム Genesis Revisited II に参加している。
ステージにバンドメンバーが現れ、会場は即座にヒートアップし拍手の嵐。そして1曲目は何とWatcher Of The Skies。全くの予想外。何せ Revisited II には未収録の曲だ。そして曲終了時の盛大な拍手。それはスティーブに対する歓迎の気持ちを表すかのようにややしばらく続いた。ハケット先生もうれしそうに何度も頭を下げ、そして「アリガト!」と日本語で返す。最初から大盛り上がりである。そんな感じのスタートだった。
ところで、ハケット先生の持つギターはゴールド・トップのレス・ポールだ!と思いきや、アームがついているし、ナットで弦が固定されているタイプなので、これはやはりフェルナンデスのサスティナー付きギターではないかと想像する。従来はブラックだったのだが、ジェネシス時代を思わせるゴールドのものを新調したのかもしれない、などと思いながら公式HPをチェックすると次のような記載があった。
Fernandes Les Paul Gold - Very similar to the black model. Steve: "This runs the black Burney a close second. Another great guitar."(これもブラック・バーニーに次ぐ、とっても良いギターだ。)
すなわちこちらのギターも彼のお気に入りなのである。彼は意外にもピックを使わず常に手弾きによる演奏だった。ちなみに Blood on the Rooftops でのナイロンクラシカル・ギターは間違いなくKヤイリのCE1、そしてSupper’s Ready 冒頭で弾いた12弦ギターはご自慢のZemaitisで、さすがに素晴らしい音だった。(12弦アコギを弾いたのはこの曲のみ。Musical BoxやEntangledではディレイをかましたエレキを演奏していた。)また、ベースのLeeもリッケンバッカー・ベースや12弦とベースのダブルネック、6弦ギター(サウスポーの彼は普通のギターを逆に持ちそのまま弾いていた?)、そしてペダルベース(Roland Midi Bassらしい)などを自在に操り大活躍である。それにしても久しぶりに床が揺れる重低音の響きを体で感じた(UK初来日時以来)。
公式HPで他の公演をチェックするとロンドン、ハマ-スミスでの公演には、ジョン・ウエットン、ニック・カーショウなどもゲスト参加したそうだ。また、ステージ後方にスクリーンが設置され映像が映されている画像も見られたが、日本には持ち込まれなかったようで残念。(以下次回へ)
会場内ではハケット先生関係グッズがいろいろ販売されていたが、私の目を引いたのはSQUACKETTのシングル・レコード(写真)。A面がSEA OF SMILES(SINGLE EDIT)、B面がPERFECT LOVE SONGでどちらもアルバム収録曲だ。これが何と300円だと言う。即購入。事後確認したら¥1200の上に¥700の値札が貼られていたので、これはお買い得だったようだ。
来ている人たちを密かに観察すると昔からのジェネシス・ファンなのだろう、年齢層は結構高め(含自分)。そして男子お一人様で来ている人が多かったようだ。
さて、1日目のライブがいよいよ始まった。恐らくYouTubeなどでは映像が既にアップされているのだろうが、私はあえてチェックせずに何の予備知識もなく臨んだ。
まずバンドメンバーは、
Steve Hackett: guitar and vocals, Roger King: keyboards, Gary O'Toole: drums and vocals, Lee Pomeroy: bass guitar and vocals, Rob Townsend: brass, woodwind, keyboard and vocals, Nad Sylvan: vocalsの6人。Roger, Gary, Robの3名はハケットバンドのレギュラーメンバー、ベースの Lee(現 It Bites)とヴォーカルの Nad はアルバム Genesis Revisited II に参加している。
ステージにバンドメンバーが現れ、会場は即座にヒートアップし拍手の嵐。そして1曲目は何とWatcher Of The Skies。全くの予想外。何せ Revisited II には未収録の曲だ。そして曲終了時の盛大な拍手。それはスティーブに対する歓迎の気持ちを表すかのようにややしばらく続いた。ハケット先生もうれしそうに何度も頭を下げ、そして「アリガト!」と日本語で返す。最初から大盛り上がりである。そんな感じのスタートだった。
ところで、ハケット先生の持つギターはゴールド・トップのレス・ポールだ!と思いきや、アームがついているし、ナットで弦が固定されているタイプなので、これはやはりフェルナンデスのサスティナー付きギターではないかと想像する。従来はブラックだったのだが、ジェネシス時代を思わせるゴールドのものを新調したのかもしれない、などと思いながら公式HPをチェックすると次のような記載があった。
Fernandes Les Paul Gold - Very similar to the black model. Steve: "This runs the black Burney a close second. Another great guitar."(これもブラック・バーニーに次ぐ、とっても良いギターだ。)
すなわちこちらのギターも彼のお気に入りなのである。彼は意外にもピックを使わず常に手弾きによる演奏だった。ちなみに Blood on the Rooftops でのナイロンクラシカル・ギターは間違いなくKヤイリのCE1、そしてSupper’s Ready 冒頭で弾いた12弦ギターはご自慢のZemaitisで、さすがに素晴らしい音だった。(12弦アコギを弾いたのはこの曲のみ。Musical BoxやEntangledではディレイをかましたエレキを演奏していた。)また、ベースのLeeもリッケンバッカー・ベースや12弦とベースのダブルネック、6弦ギター(サウスポーの彼は普通のギターを逆に持ちそのまま弾いていた?)、そしてペダルベース(Roland Midi Bassらしい)などを自在に操り大活躍である。それにしても久しぶりに床が揺れる重低音の響きを体で感じた(UK初来日時以来)。
公式HPで他の公演をチェックするとロンドン、ハマ-スミスでの公演には、ジョン・ウエットン、ニック・カーショウなどもゲスト参加したそうだ。また、ステージ後方にスクリーンが設置され映像が映されている画像も見られたが、日本には持ち込まれなかったようで残念。(以下次回へ)