ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

ザ・ビートルズ50周年記念

2012年10月09日 | ザ・ビートルズ
 先日の2012年10月5日は、ビートルズのファーストシングル盤Love Me Do が発売されてからの50周年記念日であった。以前にキャピトル盤LPの紹介をしたが、やはり私もビートルズは大好きで、遅ればせながら、CDやLP以外のビートルズ関連グッズとして我が家に残されているものを調べてみた。ここ数年、転勤で引っ越しが多かったため、開かずの段ボール箱をかき回すはめになってしまったが…。

①70年に集英社から発行されたギター・ファン向けの雑誌「ヤングセンス」の付録についてきたビートルズ楽曲大全集。一応全曲が収録されておりビートルズの曲を知る楽譜として、ずっと私の手元にあったもの。背表紙が取れ、ところどころ分断されているが欠損ページはない。ずっとこれを見ながら曲を弾いてきたので、一番思い出深い一品である。当時EP盤Let It Be とLP盤Hey Jude が新譜として紹介されている。雑誌本体にも238曲の楽譜が紹介されているが、付録付きで300円であった。


②左の冊子は72年に札幌で開催されたビートルズ展のパンフレット。その展示会に出向いたことは覚えているのだが、内容までは記憶がない。残念!③右は中学生時代に札幌のレコード店で配布していたビートルズ・ディスコグラフィ。これを手がかりにレコード購入を検討したものだが、予算の関係でままならず。結局この小冊子を見て満足するということになり、大変ありがたい存在であった。

④左の2冊はビートルズ詩集1&2。メロディに合わせて日本語で歌うことができるという趣旨で翻訳された歌詞が集められた詩集。例えば、Yesterday は「イエスタディ ただひとり静かに きのうの悲しみの こころをいやしたい… 」。羽切美代子・訳、親書館。各450円。71&72年発行。⑤右は「音楽の手帖」ビートルズ 81年5月 青土社 980円。300ページ以上に渡る全ページがすべてビートルズに関する記事。村上龍、坂本龍一、谷川俊太郎などの対話、林光、泉谷しげる、三枝成章、井上陽水など著名人らのエッセイ、若干の写真、年譜、ディスコグラフィなどなど、読み応え満載の一冊。大澤正佳氏のエッセイがある、この方は大学のときに習った教授で、ジョイスの専門家。今気がついた…。

⑥The COMPLETE BEATLES Recordings Sessions 30歳の時、初めてロンドンへ旅行。その時の最大の目的はアビー・ロードの横断歩道を渡ること。それは実現したが、その時歩道に面して建っているEMIスタジオも当時は玄関前まで入ることができた。その建物を囲む白い門壁には世界各国から来た様々な人達のメッセージが書かれていたので、ファンが考えることは万国共通皆同じ、と実感した次第である。で、この本はその時にロンドンのヴァージン・メガ・ストアにて購入したもの。当然英語版であるが、後に日本語訳版も出版されている。全レコーディング・セッションが記録として紹介されている。気になる曲について読む程度だったがEMI アビー・ロード・スタジオ内での写真も多く、資料としては貴重なものだろう。とにかく大きく重たい本なので持って帰ってくるのが大変だった。ロンドン旅行の良い記念でもある。

 その他、ハンター・ディビス著の「ビートルズ伝」も高額だったが何とか購入し、大変興味深く読んだ。当時この手の本は少なかったと思われるが、残念ながらいつの間にか行方不明となり、現在は手元にない。「さよならビートルズ」という写真集もあったはずだが、どこに行ったものか…。
 こうして、彼らが解散した頃に私は中学生だったことを思い出している。


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