ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

今、KIRINJIの音楽が好き(その1)

2018年09月24日 | ミュージック
 いつぞやのテレビ番組「クリスマスの約束」で、小田和正がキリンジの「エイリアンズ」という曲にはまってしまって、と紹介しながらJUJUや松たか子と一緒に歌ったことがあった。何かもの悲しくも良い歌だなあと思ったかすかな記憶がある。それ以降聴く機会のないキリンジだったのだが、、、、。

      
 ジャパニーズ・ロックバンドとしてのKIRINJI、そのニュー・アルバム(といっても今年6月のリリースでしたが)「愛をあるだけ、すべて」がとっても良い。当初は中の1曲「AIの逃避行」のPVを動画サイトで見て、その映像の作りも良かったが、何と言っても曲が素晴らしかった。独特のコード進行がとてもクールで、ゲスト参加のCharisma.comによるラップもこの雰囲気にとても合っている。また、昨年末にバンドを脱退したコトリンゴさんのハイトーン・ヴォイスもミックスされていて言うことなしの傑作である。

  私がKIRINJIを聴き始めたのは昨年のこと。前作「ネオ」の1曲目The Great Journey feat.RHYMESTERが車を運転中のFM ラジオでかかり、あまり好きではないラップ・ミュージックなのに曲全体がメロディアスで惹きつけられた。よく聴くとエレキギターのカッティングもカッコイイ。一発で気に入った。家に戻り放送局のHPで曲を確認してKIRINJIだとわかった。後日別途大好きなアーティストであるコトリンゴが歌う美しい曲をラジオのオンエアーで聴き、それがKIRINJIの「恋の気配」だったことに驚いた。私はコトリンゴさんがKIRINJIに参加しているとは知らなかったのである。そうした経緯で「ネオ」は必聴のアルバムとなった。購入してみると、さらに別の女声ヴォイスが聞こえる。一昨年サッポロ・ギター・フェスタに登場し、DEEP PURPLEのBURNの完全コピーを披露したギタリスト弓木英梨乃嬢である。ほとんど予備知識のないKIRINJIがどんどん私の中で大きくなっていった。(続く)

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