今日もカザフで元気ゲンキ!

カザフスタンのアルマティに住んでいた2006~2009年の記録です。

旅行10日目

2007-08-26 22:44:14 | 海外(カザフスタン以外)


 朝から良い天気。マッターホルンも良く見えます。ツキは我にあり。ということで、ゴルナーグラード鉄道で登ります。日本人のグループツアーも大勢。もうまわり中日本語だらけで、どこに来たんだろうという感じです。
 鉄道を登るほどにマッターホルンを回りこんでいくので、段々と見える姿が変わっていくのも面白いところです。そして、あっと思ったときには見えなくなってしまったのですが、一瞬だけ草原を走っているアルプスマーモットの姿も見かけました。大きいネズミみたいな、尻尾の無い小さいビーバーみたいなって感じでしたが、結局マーモットを見たのはこの一瞬だけ。その割には街中には沢山ぬいぐるみとかを見かけました。

 終点のゴルナーグラードで降りると、すぐに記念撮影のためのセントバーナードがいます。こんなに間近にセントバーナードを見たのは初めてでしたが、よく見るとあんまり可愛くないんですね。特に目が怖い。

ゴルナグラード駅

 
  展望台に登ると、眩しいほどに光るゴルナー氷河と、遠くにそびえるマッターホルンとがとっても印象的でした。そして、駅に戻って、一駅だけ乗車して、ローテンボーデンからリッフェルベルグまで軽いハイキング。ここのルートは、マッターホルンを正面に見ながら、途中リッフェルゼーという2つの小さな湖っていうか池でしょうっていうところで、湖面に写る逆さマッターホルンを楽しめるということで、日本人グループツアーもよく歩くところです。



 

 最初のところは、風で湖面が揺れるので、落ち着くのを待っていたのですがやっぱり難しい。2つ目ではよりハッキリ撮れました。



  しばらく歩くと、またカウベルの音。ダンナがヤギを発見したのですが、それはトレイルから外れて、もう一つとなりの丘の上。なので、近づくには一度谷間に下りてまた登らなきゃなのですが、それほどの高低差と距離じゃないし、ここで行かなければ絶対後悔するでしょうと嫌がるダンナを説き伏せ、ヤギめがけて突進。 ここで見たヤギが衝撃的でした。頭からお腹までがこげ茶色、お腹から下は白という2色のヤギ。アニメのアルプスの少女ハイジでしか見たことの無い、幻の配色のヤギを目の当たりにしてしまいました。本当にいたんですねえ。てっきりアニメだからだと思っていました。


 トレイルから見たときは3,4頭って思ったんですが、30頭くらいいて、のんびり寝そべっていたり、草を食んでいたり。マッターホルンをバックに写真を撮ろうと回り込んだら、うまく立ち上がってくれたので、いい感じで写真が撮れました。よしよしと元のトレイルに戻って行こうとしたら、なんとヤギがみんな追いかけてくる。出遅れたヤギなんて、走って追いかけて来るのです。そしてそこに現れたのが、日本人グループツアー御一行様。「ヤギだ、ヤギだ~」の大歓声で、トレイルまで移動してきたヤギを激写していました。キミタチ、私たちに感謝しなさいね。って感じです。そんな団体様と、さらに私たちを追いかけてこようとするヤギを尻目にさっさと逃げてきました。


 そして、リッフェルベルクの駅に到着。山岳ホテルもありますが、セルフ方式のカフェもあるので、ここでマッターホルンを見ながらビールを一杯。これが旅の醍醐味? リッフェルベルクからさらに歩いてツェルマットまで歩いて降りることももちろん可能なのですが、ここから先はちょっと足場の悪いところもあるので、トレッキングシューズじゃない私たちには荷が重そうと鉄道で降りてきました。

 にしても、ここのルートは本当に気持ちが良いです。ツェルマットの街は人が多くて、物価も高くてイマイチですけど、ここにはまた来たいなあって思います。
 夕方まで、また街をブラブラ。バーがあったので、ビールを一杯飲んでからホテルに戻り、ホテルのレストランで食事しました。美味しいけど高かった。コストパフォーマンスとしては、いま一つってとこでしょうか。





 



  




<8月26日の移動>
 9:12 ツェルマット 発
 9:54 ゴルナグラード着

10:19 ゴルナグラード発
10:26 ローテンボーデン着
     ↓ 徒歩
12:10 リッフェルベルク発
12:39 ツェルマット着

宿泊: ALPENHOF
 
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旅行9日目

2007-08-25 22:43:23 | 海外(カザフスタン以外)

 アイガー


 本日も快晴。今日はツェルマットまで移動します。
 ツェルマットは、結構悩んだ末に行くことにした街です。というのは、どうしても見てみたいマッターホルンがあるから行きたい。でも鉄道だと結構遠くて、乗り換えも多い。物価も高くてホテル代が高い。それだけかけるなら、ベルナーオーバーランドでもう少しゆっくりする方が良いんじゃないかというのと、折角スイスまで来たのだから、やっぱり見たいところは見ておこうか、というところで悩んでいたのです。一箇所にいた方が、お天気が悪い日があっても、回復したらという余裕が出来るんですよね。おまけに、ツェルマットまで行くと、ドイツまで戻るのに、途中もう1泊しないと日程が厳しくなってしまうので、他の町を3日分削った日程となる訳です。でも、やっぱり行きたいところには行っておこうということで、ツェルマットに2泊となりました。

 これでツェルマットへ

  グリンデルワルドからツェルマットに行くには、乗り換えも沢山。そして人も大勢。ブリッグでも席が取れないかと思うほどの人が乗っていました。やっぱり観光シーズンなんですね。ずっと谷あいの川沿いを走っていくと、家の屋根が薄い石の家が増えてきます。このあたりの岩は、雲母のように薄く剥がれる岩だから、それを利用しているんでしょうね。結構新しそうな家も屋根は石で、なんだか素朴でよい感じです。眺めていると、白い頂が見えてきて、時々、氷河も見られるようになります。



 ぐんぐん登って、どんどん気温が下がってきて、ツェルマットに到着するとかなり涼しい。けれど、日差しがきついので、サングラス必須という感じです。

  駅に届いていた荷物をピックアップして、駅前の広場に行くと、ちょうど宿泊するホテルの電気自動車が来たので、乗せてもらってとっても楽にホテルに到着しました。 ホテルの部屋は、この旅行中一番変わっていて、部屋の中の半分が板張りの床で、そこにバスタブがあります。トイレとシャワーはすりガラスの仕切りの中。人影が見えて落ち着かない。この部屋は改装したばかりで、これから全ての部屋をこういうふうにするんだと説明されましたが、う~ん、70歳とかの夫婦もこんな部屋に泊まるんだろうか。そのうち経営悪化しそうな、度肝を抜かれるレイアウトです。あまりのオドロキで、写真も撮り忘れました。

 気を取り直して散歩に出かけて、遅くなったお昼を駅前のイタリアンで食べました。ピザも店で焼いていて、クリスピーで美味しい。その後はまたブラブラ。にしても凄い数の旅行客が歩いています。アルマティから来た私たちにとっては、人が多すぎる。でも、メインロードを外れると、急に人が少なくなります。町のテニスコートでは3面分を使って、サッカーのゲームをやっていました。多分エントリーされたチームを適当に対戦させているのでしょうが、大人チーム対子供チームとかもやっていて、大人は容赦ないし、とんでもないゲームを繰り広げていました。

 その横に洗濯屋さん発見。ネットで調べてはいたのですが、だいぶ前の情報だったのでまだあるかと心配していたのですが、大丈夫でした。ここはコインランドリーじゃないので、すべてお任せで2時間で終わらせてくれます。時間が有効に使えるので、とても助かります。

夜ご飯はダンナの希望でチーズフォンデュ。本当にパンとチーズだけでさすがに食べきれず。せめて茹でたジャガイモとかニンジンがあれば良かったのに。残すのが嫌いなダンナは、「ハイジはこんなチーズと黒パンだけだったんだ」と、しきりにぼやいていましたが、二人でチーズ500gを食べるのはどうかと思う・・・
チーズフォンデュは、エメンタールの他、数種類のチーズにキルシュを入れて溶かしているとの話でした。

 
    前菜(一人前)          チーズフォンデュ

  <8月25日の移動>
10:05 グリンデルワルド発
10:56 インターラーケン・オスト発
11:38 シュピーツ発
13:05 ブリッグ発
14:24 ツェルマット着

宿泊: ALPENHOF 
 

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旅行8日目

2007-08-24 22:48:31 | 海外(カザフスタン以外)



 今日はいざ、スイスのハイライト、ユングフラウヨッホに登ります。そして、グリンデルワルドに泊まるので、邪魔な荷物は明日行くツェルマットに先に送ったので、リュック1つで移動です。スイスの何が嬉しいって、この荷物輸送システムですね。今回の2週間の旅行でドイツともう1カ国を決めるときの決め手がこのシステム。身軽に動けるのが何よりです。



 今日は、昨日よりもさらにお天気が良くて、朝から快晴。またラウターブルンネンまで降りて、クライネシャイデックまでの鉄道は、とっても景色も良くて楽しめました。そして次にユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホまで登ります。お天気が良いとあって、ユングフラウ鉄道も満員。
 向かい合わせに座ったベルギー人の50歳くらいの女性は一人旅で、私が持っていたニコンのD80Sに興味を惹かれたようだったので、軽いモデルですよと言うと、知ってる。と自分のD80を見せてくれました。通路を挟んだ向こうにもD80を持っている人がいて、やっぱりニコンがベストかなと言うと、キャノンも良いわよと、本当によく知っている様子でした。
 彼女は今回ここに来るのは2度目で、トレッキングが主な目的なのだけど、家族は歩くのが嫌だからと一緒に来なかったので、一人で来たんだと言います。確かに写真を撮りながらだと、他の人とペースが合わないので、こういうところなら他の観光客も多いから心配ないし、一人旅っていうのもいいかもと、目からウロコでした。
 こちらも負けじと?、カザフスタンから来たという話をして、ちょうど持っていたチャリンキャニオンの写真を見せたら、とっても驚いてカザフスタンについて色々聞かれました。まだ、観光客に対するインフラが整っていないという話をすると、病院はどうかというので、やっぱりまだ遅れていると話すと、それだと行けないわねと言っていました。確かに、山歩きが好きな彼女にとっては、怪我をしたときに安心して行ける病院が無いとチャレンジは難しいのでしょう。ユングフラウ鉄道は殆どがアイガーの山の中を通るトンネルを走るので、景色を見ることもなく、そんな会話に終始していました。

 掘りも掘ったり山の中

 アイガーの壁から外を見る

 ユングフラウヨッホに登ると、室内の展望台もあれば、屋外にも出られて、一通りまわるだけでも1時間以上かかります。



お天気が良かったので、雪原に出て、目に付いたのがチロリエンヌというアトラクション。でも、乗り場まで登る体力が無いので、ダンナ一人をいかせて、私は下で写真を撮ってました。値段が高いですけど、すんごい気持ち良かったらしいです。





 
 オレはやるぜ!

 帰りはクライネシャイデックでお昼ご飯。ダンナは昨日の私のシカがもっと食べたかったらしく、シカを注文。私は、イノシシのソーセージとかの盛り合わせでした。
 レストランの周りには、ヤギやら牛やらが自由気ままに草を食んでいて、とっても穏やか、のんびりした風景。もうそれだけで気が休まります。



 
    イノシシの燻製           シカの煮込み

 それからまた、登山鉄道でグリンデルワルドへ。ホテルは駅のすぐそばですが、とっても急な坂道を登らないといけません。



 リュックを置いて、街の散策。そこでダンナが見てしまったのは腕時計。スイスといえば有名なのは腕時計なので、気に入ったのがあれば買いたいなあなんて言っていたのですが、本当に買うとは思わなかった・・・日本人の店員さんがいたのもありますが、凄い値段のものが並ぶなか、ちょっと値段が安くて、趣味に走った時計があって、ショーケースの中で妙に浮いていたのですが、腕にはめたら気に入ったらしく店に入って20分たらずでお買い上げ。ダンナの買い物に付き合うのは、結構心臓ドキドキものです。



  夕食は、ホテルで。食べているときに、ものすごい綺麗な夕焼けになってきたので、行儀は悪いですが、中座して部屋に戻って写真を撮りました。でも、三脚なしだったのとすでに酔っていたのとでブレブレ。残念。

  

 

 夜、バーで飲もうかと散歩に出かけましたが、イマイチそそられるお店が無かったので、そのまま帰ってきました。アイガーの中を通るユングフラウ鉄道の窓の明かり(元々は掘った岩を捨てる穴)がよく見えて、また改めて、よくあんなところを掘ろうと考えたものだなあと、スイス人の凄さを実感しました。

<8月24日の移動>
07:52 ミューレン発
08:20 ラウターブルンネン発
09:15 クライネシャイデック発
10:17 ユングフラウ着
12:15 ユングフラウ発
13:05 クライネシャイデック着
14:48 クライネシャイデック発
15:28 グリンデルワルド着

宿泊: Hotel Alpina
 ここのホテルは、日本語フォントが使えるパソコンでネットを見られました。
 
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旅行7日目

2007-08-23 22:08:27 | 海外(カザフスタン以外)


 念じれば通じるもので、朝起きたら段々と雲が切れて、晴れ間がのぞいて来ました。昨日見られなかったユングフラウもどんどん見えるようになってきたので、これは出かけないと、とシルトホルンに登りました。

 子猫2匹

 シルトホルンは、ミューレンからさらにロープウェイ2つを乗り継いで行きます。昔々、映画の007の舞台となった360度回転するレストランが有名らしく、みやげ物店でも007グッズが沢山。でもその映画って1969年のなんですよ。約40年前の映画のグッズを買う人がいるのか?






 ま、それはさておき、眺めはとっても良いのですが、すんごく寒い。あんまり長居は出来ませんでした。その後、本当はロープウェイの乗り継ぎのビルクからミューレンまで歩いて降りても良いかと思っていたのですが、雲がかかっているので断念。まっすぐミューレンまで降りてきて、ロープウェイ乗り場のすぐ脇のホテルのレストランでお昼ご飯にしました。眺めの良いテラスでの食事は最高です。ちょっと眩しいなあと思っていたら、お店の人がすぐにシェードをちょうど良いくらいに出してくれて、あまりのサービスの良さに感激してしまいました。さすが、観光の国ですね。カザフスタンとは全く違います。

山を眺めながらランチ

  
                川カマスのから揚げ

カモシカの煮込み

  お昼を食べた後は、ラウターブルンネンまで降りて、滝を見てこようと山岳鉄道の駅まで行ったら、なんと窓口がお昼休みでチケットが買えない。すごいふざけた駅です。しかも自動販売機も無くて、チケットが買えない。仕方が無いので、もう一度ロープウェイまで戻って、ロープウェイで降りて、バスで行くことにしました。


 こちらの窓口はちゃんとやっていて、「ロープウェイで降りた後、バスでラウターブルンネンまで行って、またミューレンまで戻りたい」って言ったら、全部のチケットをまとめて作ってくれました。おまけに、バスはちゃんとロープウェイと接続するように運行していたので、とっても乗り継ぎよく移動できてしまいました。



 滝の終わり


 バスで途中下車して、トリュンメルバッハの滝を見学。岩の壁の隙間を削りながら流れ落ちる、すさまじい水量の滝です。とちゅうまでケーブルカーで登って、その後は滝の脇の壁沿いや、くりぬいた通路の階段を登ります。ここを見るために、ちゃんとレインコートも用意していたのですが、濡れるのと、ビニールで蒸されて汗をかくのと同じくらいだったかな? レインコートの第一目的はカメラが濡れないためなので、必須でしたが。ちょうど1時間で次のバスが来るので、案外時間のかかるこの滝の見学は、時間をちょっと気にしておけば、ぴったりおさまります。


 ということで、またバスに乗って、ラウターブルンネンに行きます。このバスのルートは、ずっと谷間を走るのでユングフラウは見えませんが、その代わり両脇の崖を落ちるいくつもの滝を見ながら、とてものどかな牧草地の中の道を走るので、とても良いルートでもありました。
 ラウターブルンネンからは昨日と同じルートでミューレンに戻りますが、昨日と違ってユングフラウも見えて、とても気持ちの良い風を楽しみながらになりました。


ラウターブルンネンからのロープウェイは結構怖い

 こちらはケーブルカー。かなり揺れます。

 ミューレンに戻って、ちょっと疲れてはいたけれど、やっぱりアルメントフーベルに登ろうと、ケーブルカーで4分。昨日のカウベルの牛さんと対面したいなあと思ったのですが、既にケーブルカーの線路の横にはいなくて残念でした。でも、ケーブルカーで登った上にみんないたのです。今日は暖かいから、登ってきたのでしょうか? ともかく会えて良かった。

   
 その後は、ケーブルカーを使わずに、30分かけて歩いてミューレンまで降りてきました。段々雲が多くなってきてしまったのが残念でしたが、途中からトレイルが砂利道ですべって歩きにくくて下ばっかり向いて歩いてしまうので、立ち止まって景色を見て、また歩いてという感じ。


なんとか転ばずに戻ってきました。



 夕食は、昼間に見つけていたレストランで、ダンナはヤギ料理、私はハンティングで捕ってきたシカの料理を食べました。今まで、ヤギは臭いと思っていたのに、このヤギは臭くなくて美味しかったです。ヤギを見直しました。シカは日本でも好きで良く食べていたのですが、もう格段の美味しさ。味が濃くて、本当に心からご馳走様って感じです。



  


  

<8月23日の移動>
09:55 ミューレン発
10:12 シルトホルン着
 (見学)
10:48 シルトホルン発
11:05 ミューレン着 
 (昼食)
13:10 ミューレン発
13:27 シルトホルンバーン発
13:32 トゥリュンメルバッハ着
 (トゥリュンメルバッハの滝見学)
14:32 トゥリュンメルバッハ発
14:47 ラウターブルンネン発
15:07 ミューレン着
 (休憩)
16:00 ミューレン発
16:04 アンメルトフーベル着
  (ハイキング)
17:00 ミューレン着

宿泊:Anfi Palace Hotel

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旅行6日目

2007-08-22 22:55:19 | 海外(カザフスタン以外)


 もうちょっと遅い時間に出られれば良かったのですが、今日はスイスまで行くのでミュンヘン7:12発の電車に乗りました。
 ダンナは食堂車でご飯が食べられると大喜び。乗ったらすぐに、そわそわしてるので、車掌さんが来るまで待って、食堂車に行きました。

    
  スイスの車両でした         1等だけど古い

    
  食堂車はピカピカ          スイスのビール

   
 念願?のパスタ           ウサギの煮込み

 客車はあまり新しい感じじゃなかったのですが、食堂車はとっても綺麗。そして、ダンナが食堂車で食べたいものは、スパゲッティ・ミートソース。子供の頃、列車で北海道の親戚の家に行くときにいつも食べていたのが未だに忘れられないらしい。
 とにかく舞い上がっているので、好きなものを注文して貰いました。

   
  新型2階建て             2階の1等席

  そして、チューリッヒ中央駅に時間通りに到着。ここで、半額パスと今日の目的地ミューレンまでの乗車券を購入しないとならないのです。窓口が混んでいたら、乗り遅れるかもと心配していたのですが、たまたま人が全然いなくて、5分で済んでしまいました。でもそのあとで結構人が来たので、本当にきわどいタイミング。日本と違って、窓口で30分以上かかる人もいるので、油断ならないのです。ここから、ルッツェルンまで行き、そこからゴールデンパスラインに乗り換えです。

       

 一等席

 食堂車は制覇したいらしい

 ゴールデンパスラインの指定席も予約していたのですが、結局車両はガラガラで、どこでもどうぞ状態でした。なので、あちこち移動して、車窓の景色を撮り放題。といきたいところですが、ここでもダンナが食堂車に行きたいというので、昼ごはんを食べに食堂車へ。

 ミュンヘンからチューリッヒまでの列車とメニューが同じだったので、別のメニューを頼んでみました。それにしても、日本だと食堂車ってとっても人気があるのに、いつもガラガラです。確かに値段は割高ですけど、かなり美味しいですし、暖かいものを食べられるので、持ち込んだものを座席で食べるよりは食堂車の方が良いですね。


ブリエンツ湖


 ルッツエルンからインターラーケン・オストは、いくつもの湖を見ながら走るコースなので、車窓の景色に飽きることなく眺めていました。
 インターラーケン・オストに到着して、また乗り換えてラウターブルンネン。そこからロープウェイで崖を登り、ミューレン山岳鉄道で終点のミューレンまで。
 標高が高くなるに連れて、寒くなって曇が多くなってきて、ユングフラウの山々は全く見えません。スイスまで来て、景色が楽しめないと楽しみ半減どころか8割減。全然山が見えないのはとっても残念ですが、まあここら辺でのんびりしようかと気分を変えました。
 散歩に出かけると、どこからかカウベルが聞こえるなあと思ったら、アルメントフーベルに登るケーブルカーの線路の脇に、牛が10頭くらいいました。カウベルはなんとも、のどかな音色で気持ちをほぐしてくれます。それぞれ、微妙に音が違うのがまた良いですね。 ミューレンは日帰りで来る人は多いのですが、宿泊客は少なめで、何よりも車が走っていない村なので、のんびりするには最適かなと選んだところなのですが、驚くべきは日本のテレビがちゃんと見られることです。さすが、日本人観光客の多いスイス。アルマティでは日本センターに行ったときくらいしか見られないので、久しぶりにガッテンとか、バラエティを見て大笑いしました。
 夕食はホテルのレストランで。たまたま、ビュッフェスタイルの日で、外で色々バーベキューで焼いていたりして、またまた食べすぎ。。。
 カウベルの音は、夜中も時折聞こえてきました。夏なので、牛は一日中放牧地にいるようです。

<8月22日の移動>
07:12 ミュンヘン発 EC196
12:35 チューリヒ発 IR2335
13:55 ルツェルン発 IR2226(Golden pass line)
15:50 インターラーケン・オスト発
16:17 ラウターブルンネン発
16:37 ミューレン着

宿泊:Anfi Palace Hotel

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旅行5日目

2007-08-21 20:54:27 | 海外(カザフスタン以外)

           

    ヴァイセス・ブロイハウス

    


 今日は何よりも朝からヴァイスビア(小麦のビール)とヴァイスヴルスト(白ソーセージ)。午前中しか食べられないヴァイスヴルストを味わいに出かけたのですが、1軒目のヴァイセス・ブロイハウスがあまりに美味しくて、もう1軒ツム・フランツィスカーナーへ行ってしまいました。ツムの方が塩が多くて、2件目としてはぴったり。
 写真の白ソーセージはヴァイセス・ブロイハウスので、2本で1人前なので、これは2人前です。ツム・フランツィスカーナーの方は、1本単位での注文できます。

    
    2件目の ツム・フランツィスカーナー

 今まで食べていた白ソーセージは、色が白いソーセージであって、白ソーセージとは別物でしたね。ドイツ語でヴァイスヴルストといいますが、ふわっふわで口の中で溶けて無くなるような軽い食感です。これを食べなきゃ、ミュンヘンに来た価値が無いというもの。
 そしてそのあとは洗濯が最優先。ミュンヘンには中央駅近くにちゃんとコインランドリーがあって、結構沢山の外国人が使っています。朝からビールで酔っ払ってしまったので、休憩もかねてちょうど良く洗濯できました。
 そして、洗濯が終わった後で、昼ごはんはアルテス・ハッカーハウス。ここで、バイエルン名物のシュヴァイネハクセ(豚のすね肉に肉汁とビールをかけながら焼いた料理)を食べたダンナは、この後毎日、「また食べたい~」とうなっております。



  
 歴史のあるハッカー・プショール直営店の中庭

  

  
 ニュルンベルガーとシュヴァイネハクセ


食後にレジデンツの見学。すんごい豪華な宮殿ですが、ここには住みたくないなあ、という印象の建物でした。豪華すぎる、きらびやか過ぎるという感じ。昨日のノイシュバンシュタイン城の方がずっと趣味が良いです。そして、夜ご飯。またもや昨日と同じケーファに行ってしまいました。今度はちゃんとメトロで。

  


  


  
ダンナのメインはハト  

  

食べてばっかりだ・・・

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旅行4日目

2007-08-20 20:53:35 | 海外(カザフスタン以外)


天気が悪くて、不穏な感じ


 ネットで予約をしていたので、朝からノイシュバンシュタイン城へ出発。10時35分からのツアーだったのですが、フュッセンからのバスの便が思ったよりも少なくて、遅刻するよりはと、8時過ぎのバスに乗ったので、とっても早くに到着してしまいました。

ホーエンシュヴァンガウ城と馬車


 チケットセンターからノイシュバンシュタイン城までのルートは3つ。徒歩で40分か、馬車で15分プラス徒歩5分か、シャトルバス5分プラス徒歩15分。選んだルートは、シャトルバス。なぜなら、降りてすぐのマリエン橋からお城を眺め、そこから15分歩いてお城まで行くのが一番良いルートだからです。折角馬車でお城の近くまで行っても、そこからマリエン橋までは登り道なので、とっても大変。天気が良くないので、折角の湖も映えなくて残念。橋はものすごい高いところにかかっていて、観覧車にも乗れないOさんは絶対に踏み込めない場所だなあなんて、余計なお世話なことを考えちゃいました。


 途中、わき道があったので、もしかしたらと思ったら、案の定マリエン橋の下に出られるトレイルでした。マリエン橋の高さが実感できる場所です。


 そんな寄り道をしていてもまだ集合時間にならないので、ちょっと下ってお茶をしている間に雨が降ってきました。結局、早く出てきたので、雨が降らないうちに写真が撮れたので、ラッキーでした。

中庭から


 ノイシュバンシュタイン城の見学は、日本語の場合はオーディオガイドと聞いていたのですが、日本人ツアーの人達と若干の個人旅行者が一緒だったので、見学の部屋ごとに日本語で説明が流れるようになっていました。ついでに?ロシア語のオーディオセットを持ったファミリーが一緒でした。見学はお城の4階5階だけです。だから、最初に一気に4階まで上るんですが、子供がロシア語で「まだ階段登るの~」と文句を言ってたのがおかしかった~
 ここのお城は、本当に綺麗で、中は木がふんだんに使われているので落ち着きもあって、でも、良く見るとものすごく細かい細工とかがあって、ゆっくりじっくり見られたら最高なんですが、グループ単位で移動しなければいけないので、せきたてられるような見学なのがとっても残念。
 バス停までの帰り道も雨だったので帰りは馬車で降りてきました。馬車は降りるのは半額なので、お得です。でもかなり馬臭い。ちょうどお昼時のせいなのか、途中でお馬さんの交代があったりしてそれも面白かったですね。チケットセンターまで降りてきたら、センターは予約無しの人で長蛇の列でした。朝、予約券をチケットに交換したときは全然並んでいなかったので、朝早く来るか、ネットで予約するのが良さそうです。
 バス停に行くと、ちょうどすぐにバスが来たので、いい感じでヒュッセンに戻って、ミュンヘン行きの電車に乗れました。そして順調にミュンヘンに到着。

 本当はミュンヘンに3泊したかったのですが、他の都合もあって2泊になったので、実質1日ちょっとしかありません。町をぶらぶらしたあとで、夕食に向かうと、予定していたお店がまたもや夏休み。ダンナは朝も昼も抜いていたので、とにかく空腹で不機嫌で、明日行く予定にしていたケーファという、町の中心から離れたレストランまでひたすら歩かされました・・・ミュンヘンはメトロもあるのに。。。


 ケーファは、1階はお惣菜とかパンとかが売っているお店になっていて、2階がレストランになっています。洗練された料理で、いくつもある個室もそれぞれの内装に特徴があって、サービスもとても良いお店でした。

  
前菜:マグロ             前菜:フォアグラ

  
スペシャルメニューの魚      サーブされた魚

  
デザート:桃のコンポート他    デザート:レモンのブリュレ他

<8月20日の移動>
08:03 ヒュッセン発
08:20 城のふもとに到着

12:20 城のふもと発
13:06 ヒュッセン発 RE32611
15:07 ミュンヘン着

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旅行3日目

2007-08-19 22:41:53 | 海外(カザフスタン以外)

プレーンライン


 3日目、もちろん二日酔い。
 でもローテンブルグで観光客を気にせずに写真を撮りたかったら、朝日と競争するくらいの気持ちでいかないといけません。天気が良かったので、6時半から散歩しながら写真を撮りました。

段差のある城壁もある


 この散歩が良かったらしく、お酒は抜けましたが、やっぱり寒いくらいに涼しかったので、長袖は必須です。早起きの甲斐があって、プレーンラインというこの街で必須の撮影ポイントもゆっくり独り占めできました。

        
     マルクス塔           


  朝ごはんを食べて、またひたすら電車の旅。今日は明日のノイシュバンシュタイン城に備えてその近くのヒュッセンという町のホテルヒルシュに泊まりました。
 車で来たなら、世界遺産に登録されたヴィース教会も行ってみたかったのですが、バスが1日3便ということで断念。でも、たまたま街でフェスティバルをやっていて、屋台が出ていたり、椅子とテーブルが並んでいたりするので、屋台で買ったビールとソーセージをはさんだパンでお昼ご飯。

フェスティバルをやっていたライヒェン通り

    
                        犬は噴水の水を飲む

 ヒュッセンはバイエルン地方になるので、ビールはミュンヘンと同じくごっつい1リットルのジョッキです。ここでもアジア系の人は通り過ぎる人がちらほらいるだけなので、飲み食いしていると目立つらしい。近くの席にいた2組の老夫婦らしき人たちと目が合ったので、にっこり笑ってお互いにカンパーイ。バイエルンの人たちって、やっぱり明るくて気さくな人が多いです。
 この1リットルのジョッキ、私は両手でそれぞれ1杯ずつ持って席まで持ってきたのですが、ミュンヘンのオクトーバーフェストのときは、若い女の人が片手に6杯とか持つんですよね。半分くらい飲んだところで2つのグラスを片手で持ち上げてみたらぎりぎりの重さだったので、2杯でも片手じゃ持ちきれないねえ。なんて話していたら、さっき乾杯した人たちが、話している内容が分かったらしく、メチャメチャ大笑いしてました。ドイツ語は全然分からないけど、とにかく通じるものです。

窓以外は全部絵です。


 酔った勢いでヒュッセン城に見物に出かけ、出てきたところに物凄い土砂降り。普段、旅行のときって雨が殆ど降らないので、油断してました。上着をかぶりながら、ホテルまでダッシュ。さっきビールを飲んでいた通りでは、閉まっているお店の軒下でまだジョッキを持って飲んでいる人が沢山。さすがビールの国の人ですね。


 夜は宿泊したホテルのレストランで、昨日に引き続きプフィッファリンゲのポタージュとかを堪能しましたが、昨日の夜も殆ど野菜無しだったので、とにかく野菜が食べたくて、サラダ~って感じ。

     
  まずはビール         キノコのポタージュスープ

    
   ダンナのタルタル              巨大サラダ

    
    メインの魚料理            ダンナはポーク

メインは美味しいけど多かった。ダンナのを少し貰うくらいでも良かったかも。
 ドイツの朝ごはんはハムとソーセージとフルーツって感じなので、意識しないと野菜が食べられない感じです。とにかく、毎日沢山飲んで食べてます。


<8月19日の移動 >

09:06 ローテンブルグ発 RB35254
09:25 シュタイナ発 RB34809
10:35 トレヒリンゲン発 RE4139
11:28 アウグスブルグ発 RE32634
13:57 フュッセン着

宿泊:ホテル ヒルシュ

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旅行2日目

2007-08-18 21:05:34 | 海外(カザフスタン以外)


 今日はフランクフルトから特急に乗り、途中ヴルツブルグでローカル線に乗り換えて、さらにもう一回乗り換えてローテンブルグまで移動しました。

 今回、鉄道の旅になったきっかけの街がここ。中世の城壁に囲まれた古い町並みを見てみたいから、その名も有名なロマンチック街道を行き、ノイシュバンシュタイン城に行くというルートを考えたのです。その場合、個人旅行の場合は、フランクフルトからロマンチック街道を走るヨーロッパバスに乗るというのが有名なルートになるのですが、よくよくスケジュールを見てみると、色々な街に停車するものの、長くても30分とかで、ほとんどトイレ休憩みたいなもの。なので、街をのんびり歩くような時間は無いんですね。しかも、フランクフルトを朝の8時出発で、フュッセンにはよるの7時過ぎに到着ということで、一日中ひたすらバスに乗るだけになってしまいます。なので、小さい街を見るのは諦めて、鉄道でさっさと移動して、その分をいくつかの街でのんびりしようということにしたのです。

 ICE 1等車


 もちろん荷物を抱えての鉄道の旅は結構大変なのですが、一等は大体ガラガラで、6人用コンパートメントを2人でゆっくり使うことが出来るので、乗ってる間は全然問題ありませんでした。2等は結構乗客がいましたので、席を確保して荷物の場所を考えて、というわずらわしさを考えると、やっぱり1等で正解。  この日、実はフランクフルトで別な電車に乗りそうでした・・・時間に余裕をもって駅に行ったので、これだと思った列車が乗るはずの1本前の特急だったのです。とっても綺麗な新型のICEで、喜び勇んで乗った後、ダンナが列車番号が違うことに気づいて、慌てて発車直前に飛び降りて事なきを得ました。ローカル駅ならともかく、フランクフルトの朝は、本当に沢山の本数の列車が来るので、油断は禁物です。
 ドイツの特急の場合、駅のホームに列車の編成が張り出してあるので、Aあたりとか大体の場所で待つことが出来ます。おまけに、どこの駅に何時に着いて何時に発車かとか、乗り継ぎの列車案内とか、駅のサービス内容とかが書いてあるパンフレットがあるので、とっても便利です。日本の新幹線にもこういうのが付いているといいですねえ。

 ローカル線 1等車

ローテンブルグ行き 2等のみ
でも、最新型車両で、一番居住性が良かった



 最後に乗り換えたローカル線は、ローテンブルグへ行くためのローカル線で、途中の駅(2駅だけ)で下車する場合はボタンを押してください。ということになっていました。


レーダー門


 ローテンブルグの駅は街の城壁の外なので、5分ほど歩かなければいけません。おまけに城壁内はでこぼこの石畳なので、スーツケースを引っ張るのがとっても大変。駅前にも城壁のすぐ外にもホテルはあるので、城壁内にこだわらないなら外でも良いかもという感じです。

 1536年に建てた家がホテル


 泊まったのはHotel Spitzwegというところで、ここも駅から行った場合は城壁をくぐってわりとすぐのホテルです。オーナーはとっても親切な白いひげのおじさんで、レストランは無いのですが、朝食ルームがあって、朝ごはんも焼きたてのパンと美味しいハムとかチーズとかフルーツとか、とってもサービス満点で、おまけに値段も安いホテルでした。

 ローテンブルグの街は、日本人の観光客も多いですが、日本人以外の観光客もものすごく多い。やっぱりそれだけ素敵な街だからということだと思います。

   店内

 お昼ごはんはグロッケというワイン屋さん併設のお店。この地方の名産のフランケンワインを5種類試飲できるというセットが3種類あったので、私はトロッケン(辛口)、ダンナはスペシャルのセットにしました。スペシャルの5種類のうち2種類はデザートワインでした。味がだんだん濃厚になるから、小さい番号順に飲みなさいとのことでしたが、トロッケンの最後のとスペシャルの最初のが同じワインでした。料理も美味しかったのですが、やっぱりワインがあまりに美味しかったので購入。でもちょっと失敗したかも。フランケンワインのボトルって、ものすごくガラスが厚くて重いんです。結局このあと2週間、重いのを我慢して持って歩いたわけです。

 グラスの下に番号がある

 

  
                  ロールキャベツがめちゃうまでした。

 昼ごはんの後は、街をブラブラ。中世犯罪博物館で拷問の道具を見たりもしました。市庁舎の塔に登ろうと言ったら、連日は嫌だとダンナに拒否されました・・・
 ダンナがちょっと昼寝している間に、また写真を撮ったり、土産物屋さんを冷やかしたり。でも、この先を考えると、買い物は出来なくて、やっぱりこの街は、旅行の最後の方が良かったなあと後悔。



 夜ご飯は、ホテルのおじさんお勧めのレストランで食べました。とにかくきのこきのこ。プフィッファリンゲという今の時期のキノコのてんこ盛りで、これがまた美味しい。なめこみたいな色ですが、食感は舞茸っぽいシコシコしたキノコです。

   

 全部にプフィッファリンゲ。でも飽きない。



窓が開いて、ジョッキを上げ下げするだけ


 仕掛け時計は、最後の回が夜の10時なのですが、これがまた、どうしてあらゆるガイドブックに載ってるのか分からないくらい「あっさり」したもので、あまりのあっけなさに、また飲みに行ってしまいました。


 その名も「ツア・ヘル」、地獄亭というところですが、ここで失敗したのが、グラスワインというのが250mlもあるということ。つまりボトル3分の1ですねえ。美味しいワインでしたけど、夕食のときももちろん二人で1本飲んでいたので、もうここのワインがトドメでした。ここも地球の歩き方に載っているお店をホテルのおじさんに紹介されたのですが、そんな時間に飲みに行く日本人はいないと見えて、隣の常連らしいグループの注目の的になってました。残すのは嫌だったので、なんとか飲み干して、フラフラになりながらホテルに帰ってばったり。

8月18日の移動
08:54 フランクフルト発 ICE527
10:41 ヴルツブルグ発 RB34183
11:24 シュタイナ発 RB35259
11:49 ローテンブルグ着

宿泊:Hotel Spitzweg

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旅行1日目

2007-08-17 20:35:24 | 海外(カザフスタン以外)


 半年振りの先進国。去年とは違って、飛行機も時間通りにフランクフルトに到着しました。まずはドイツレイルパスのバリデーション。日本の会社は外国への送付はしてくれないのですが、アメリカのチケット会社は送ってくれたので無事にゲットできたのです。ドイツの鉄道の旅では、このパスがあるのと無いのとでは大違い。特に二人以上のツインパスになるとさらにお得になるし、ドイツの鉄道事情はとっても良いので、色々な街を見てみたいと思ったら、これはお得です。

   


 第一日目の今日は、レイルパスをフルに使って、まずはケルンの大聖堂を見に行きました。それにしてもまだ8月中旬だというのにドイツは涼しい。待ち行く人は、みんな長袖です。去年の9月は暑かったから、夏仕様の着替えしか持ってこなかったのになあ。駅前にそびえる大聖堂はやたら大きいというのが第一印象です。ひたすら大きい。フレームに収まりきらない。でも中に入るとステンドグラスがとっても綺麗でした。そして、ゼーゼーいいながらも塔の上まで登った後のケルシュビールは、本当に美味しかった~(ビールが本命か?)

 大聖堂傍のお店でまず一杯。そして、ちょっと離れた街中のお店でもう一杯。

 ケルシュ

 その後で、デュッセルドルフに移動。なぜデュッセルか。それは、ドイツで一番日本人が多くて、日本人には恵まれた環境の街だから。そして、めざすはアルトビアとラーメン屋です。フランクフルトにもラーメン屋はあるけれど、それはそれとして。カザフスタンに住んでいると、とにかく食べられないのがラーメンなのです。中華料理で出てくる麺料理もラグマンなので、お土産にラーメンはとっても喜ばれます。
 ところが、期待のラーメン屋さんが夏休み・・・仕方が無いので、その近所のラーメンも出すカフェでラーメン。お店で働く人も日本人。お客も日本人。かかってるBGMも日本のポップと、三拍子揃った店でした。平日のお昼時ということで、コーヒーと小さいデザートがついてました。いよいよ日本だなあという感じです。
 そしてその近所にある日本食材のお店に行ったところ、もう、あるわあるわ、なんでもあります。生鮮食品から冷凍食品から何でもあるんですねえ。しかも高くない。


 実は目指していたのはハウスの本とうふというやつで、製造中止になったという話だけど、もしかしたら在庫があったりして~という期待を胸に秘めていたのです。これがちゃんとありました。思わず大量購入しました・・・初日から恐ろしい買い物をしてしまった。
 それにしても、同じ外国とは思えない充実で、なんだかものすごい脱力感に襲われてしまった。。。やっぱりアルマティは不健康地といわれるだけあるなあと納得したのでした。

 
デュッセルひたすらレストランのストリート


 そして、気を取り直して、デュッセルドルフの飲み屋ストリートへ。凄い数の店が並ぶ中で、店頭で立ち飲みの出来るお店を選んでアルトビアを飲みました。これまたうまい。ケルシュビールもそうですが、同じ地方になるアルトビアも上面発酵のビールで、一杯が200mlのシンプルな細長いグラスで出されました。この地方では、適温で飲むためにみんなこのサイズで何杯もおかわりして飲むという感じです。大体どこも1.3ユーロ位。

 アルトビア


 夜はフランクフルトに戻り、鮨元というアラベラ・シェラトン・グランドの中にあるレストランで和食。もう言うことはありません。ドイツに住む日本人は恵まれすぎです。。。

刺身~

    神戸牛鉄板焼き


817日の移動

07:10フランクフルト空港発
07:27フランクフルト中央駅着

08:10 フランクフルト中央駅発 ICE822
09:24 ケルン着

12:11 ケルン発 ICE612
12:33 デュッセルドルフ着

16:48 デュッセルドルフ発 ICE123
18:30 フランクフルト着

宿泊:ホテル モノポール

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