まだ名前も分かりませんが。。。
ようやく咳もおさまってきたので、マイヤに会いに行ってきました。今年のアルマティはとっても暖かくて日中の最高気温がプラス4度とかあります。なのでアルマティの街中は結構雪も解けているのですが、ゴーリキー・パークの中は沢山雪が残っていて、ここがセントラルから歩いて10分程度の場所とは思えないほど体感温度も低いです。
11月に行ったときは開園直後の10時だったのですが、今日は11時半過ぎだったせいかマイヤは声をかけても全然反応が無いので、シベリアタイガーとかを見に行ってまたマイヤのところに戻って来たとき、隣の折の前の雪かきがしてあるのを不審に思ってよく見るといたんです。マイヤよりもふた周りくらい大きいユキヒョウが。
名前も素性も全くわからない彼ですが、寝場所で毛づくろいをしたりしてはいるものの、そこから降りてくる気配は無し。それでもこちらを気にしているのが分かります。結構愛嬌のある顔立ち? 新しい畜舎が出来てから来ると聞いて、いつになるか分からないから初めてのシーズンは棒に振るかもと思っていたのですが、やっぱり繁殖は大きい目標なんでしょうね。ちゃんと待機できる時期に来たようです。
やっぱり、オスっぽいですね。
そしてちょっと起きたらしいマイヤの様子を見てみると、やっぱり隣を気にしているそぶりを見せます。でも、相手の寝場所には衝立があるので、そこにいるとマイヤのところからは全く見えないのです。下に下りてくれれば、1.5mほどの通路を隔ててご対面できるのですけど、双方寝場所から動く気配は見せてくれませんでした。
とりあえず、ここから動けないみたいです。上を取りたい?
マイヤと声をかけたら、尻尾の先を振って答えてくれました。つぶやくような小さい声でもちゃんと聞こえているんですね。でも、今は人間には構っていられないかも。
ここから隣の様子を伺ってみたりはしてますが。
マイヤと彼の寝場所の位置は太い柱一つ分ずれていて、彼の方が手前にあるので、より大きく感じます。全く手入れをしないまま受け入れたようで、寝台も重みでたわんでいるのがちょっとかわいそうです。底が抜けないうちにお引越しだと良いのですが。彼の方もマイヤの方と同じく、隣の小さい放蓄場にも自由に行けるようになっているので、結構広いスペースを使っています。
真ん中の通路を挟んで両側の屋根があるところに寝場所があります。
通路の左が彼で、右がマイヤ
この二つの柵を越えるのはいつになるのか・・・
まだマイヤの様子を見る限り、シーズンも迎えていないし、お互いの様子見をしているような感じなので、これから頻繁に様子を見に行かなければいけないなあと思いました。今日は動物園の人を捕まえられなかったので、彼についての詳細は後日お知らせします。せめて名前と出身地と年齢くらいは知りたいですよね。