今日もカザフで元気ゲンキ!

カザフスタンのアルマティに住んでいた2006~2009年の記録です。

ハン!

2009-10-21 20:06:25 | アルマティ動物園
 多摩動物公園を10月16日に出発したハンですが、無事にアルマティ動物園に到着しました。現在、検疫のため非公開となっていますが、とても元気で、食欲旺盛。モリモリ食べているとのことです。

 公開は1ヵ月後とのことなので私はハンには会えませんが、マイヤの分も元気に長生きして欲しいと思います。
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マイヤ、アラタウの彼方へ

2009-10-21 02:57:33 | アルマティ動物園


 9月27日(日)、アルマティ動物園にマイヤに会いに行きました。実は、8月中にも一度出かけようと思ったのですが、マイヤが不調のため非公開になっているとのことで、会えずじまいでした。夏が苦手なマイヤは、夏場の昼間は外に出ていないことが多く、9月に入って涼しくなったので、16時ごろならと思い出かけたのです。

 行ってみると、マイヤは外にはいなくて、しかも小屋の出入り口が閉められていました。まだ体調が悪いのかと思い、翌日、日本大使館に電話をして、事情を確認してもらいました。貰った回答は、「担当者が不在で直接話せなかったけれど、他の人から先週マイヤは亡くなったと言われた。」というもので、大使館では日を改めてアルマティ動物園長にアポイントを取り、詳しい話を聞いて教えてくれました。

 マイヤは、9月19日午後4時ごろ、肺炎で亡くなったそうです。
 動物園でマイヤの不調に気づいたのは、マイヤが7月に新放飼場に移動した直後で、マイヤは動きが鈍くだるそうで、息苦しそうな様子だったのだそうです。そこで、7月7日にレントゲン検査を行い、肺炎を起こしていることが分かりました。そのため、獣医大学から専門家を呼び寄せ、投薬などの治療を続けていましたが、その甲斐なく死去したとのことです。動物園では検死解剖を行い、マイヤの片肺が壊死していたことが確認されました。

  動物園園長はマイヤの死についての説明の後、このように話していたそうです。
 日本から寄贈を受けた大切な動物を死亡させてしまうという最悪の事態に至り、非常に大きな衝撃を受けています。まずは、日本の皆さんに心からお詫びを申し上げます。日本でマイヤはとても人気があったことも知っていますし、当園の他の動物にも増して目をかけて大切にしてきたつもりです。にもかかわらず、マイヤの異変にもっと早く気づけなかったことは、悔やんでも悔やみきれません。マイヤの治療には全力を尽くしたことを理解いただきたいと思います。
 この件のために日本との友好関係を悪化させてしまうのではないかと心配しています。今後、動物の飼育方法や患畜の治療方法について、レベルの高い日本の動物園及び獣医からも助言が受けられるようなシステムを作りたいので、是非とも日本側の協力をお願いします。

  なお、動物園ではマイヤの頭蓋骨と毛皮を保存しており、いずれは剥製にし、動物園内に建設予定の博物館に展示することを考えているそうです。ただ、そうした扱いが日本の皆さんの感情を害するのではないかと心配していたそうです。大使館員の方は、剥製を作ることに関しては、賛否両論があるかもしれませんが、日本でも南極調査から生還したタロとジロという犬を剥製にして展示している例がありますと伝えたということです。

  アルマティ動物園の園長は、新たにハンを迎えるため、9月に多摩動物公園を訪問する予定がありました。けれど、マイヤの病気のためにアルマティを離れず、日本には訪問できないまま、10月1日に退職されました。園長は68歳で、カザフスタンの一般的な定年退職の年齢よりも5年も長く在職していて、この退職はもともと予定されていたそうです。
 今回、園長は大使館側の訪問がちょうど退職日であるにも関わらずアポイントを了承し、自ら事情を説明したそうですが、涙を流しながら話していたそうです。大使館側も園長の退職については知らされていなくて、本来なら大変な仕事を勤め上げ、気持ちよく退職すべき日にこのような辛い話をさせてしまい、申し訳なかったと言っていました。

  私がこの会見の内容について教えてもらったのは、会見日の夕方でした。今までブログに記載しなかったのは、私自身がどうしてもこの事実を受け止めることができず、辛くて書き綴ることができなかったためです。
 アルマティを離れる1週間前となって、私のブログをご覧頂いている方からハンの日本出発について連絡を頂いたこともあり、皆さんにお伝えしなければとようやく決心を固めましたが、やはり書くのはとても辛いことでした。
理由はともあれ、ご報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

  以下は今回の件で私が考えたことです。
 日本から外国に動物を寄贈するというのは、とても意義のあることだと思います。
 でも、寄贈するにあたっては、どのような考えかたをしているのでしょうか。私は日本の動物園が寄贈のためにどのような基準を設けているかを知りませんが、もしかして、単に相手の希望があり、日本側でも問題がないから提供するというだけなのでしょうか。
  カザフスタンのアルマティ市のようにインターネットも普及し、インフラの整備が進んでいるように見える都市でも、医療レベルは日本よりもはるかに低く、エイズの院内感染なども報告されるほど衛生観念がいきわたっていません。治療の際に医者は手袋をしますが、患者が変わるたびに取り替えたりはしません。医者自身が感染から身を守るための手段でしかないのです。救急病院を見た人は、野戦病院さながらだったと話していました。
 人間のための病院でもそうですから、動物病院も推して知るべし。一般の動物病院では、手術を行う設備も無く、不妊手術すらしません。注射器にしてもディスポの在庫があれば使うけれど、切らしていれば使いまわしです。
 ですから、アルマティ動物園の設備、特にバックヤードや治療のための設備は日本の動物園で働く人から見たら、おそらく驚くほど整備されていないのではないでしょうか。
 寄贈にあたっては、事前調査を行って相手先の動物園の現状を知り、寄贈後もコンタクトを取り、時には適切なアドバイスを提供する。場合によっては飼育員や獣医を派遣するなどのアフターケアも含めての寄贈であるべきだと思います。


 今、マイヤは父親シンギズのふるさとのアラタウに戻り、また新たな誕生を迎えようとしている。

 そう願ってやみません。

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マイヤのお披露目会

2009-07-09 22:10:22 | アルマティ動物園


式典のところには大きな掲示が

 マイヤの新放飼場ができて、お引越しが済んでいたものの、まだ設備が整わなくて工事が続行していて、本日ようやくお披露目会となりました。


掲示板の横には日本のマイヤファンからのメッセージが

掲示板に書かれている文章の内容は下記の通りです。
2色2枚ずつ貼られていますが、左側がカザフ語、右側がロシア語です。

<青い紙の内容>
 カザフスタン共和国と日本の間の友好の印として、2000年にH.A.ナザルバーエフ大統領が日本国民にユキヒョウのチンギズを贈り、東京の多摩動物公園に渡されました。
 東京の動物園は2007年にチンギズの子供のユキヒョウのマイヤが私たちに贈られました。

<緑の紙の内容>
 ユキヒョウは長い尻尾のある、強くて、ずんぐりした、密生したまだらの毛皮の猫です。アルプス及び亜高山帯の岩石の多い峡谷、岩場、氷河の消えるあたりなどの高山に住んでいます。
 
一年間殆ど単独で生活するユキヒョウは、早春の繁殖シーズンにパートナーに出会い、3ヶ月後の春の終わりごろに岩石の中の巣で、盲目の56匹の子供(普通23匹)を産みます。
 
ユキヒョウの平均寿命はおおよそ15年。基本的に夕暮れには活動します。有蹄類以外に、ウサギ、きじ科の一、マーモット、?(鳥の一種)を食べています。
 
力、しなやかさ、神秘的さのお陰でずっと古代伝説の動物になっており、現在カザフスタンの国家シンボルです。(著者注:アルマティ市のシンボルマークにも使われています)
 
ユキヒョウは非常に珍しい動物であり、レッドデータブックに絶滅危惧種として掲載されています。



アルマティ動物園のマイヤ



こちら、アルトス君

  動物園に入って、階段を登ったところにある掲示板のある広場に式典会場が作られ、動物園長の挨拶、在カザフスタン日本国大使の挨拶、動物園関係のお役所の挨拶と続き、動物園から日本の来賓へ記念品が渡されました。


報道陣に囲まれています

 その後、日本国大使のインタビューがあり、ひと段落してから新放飼場へ向かいました。 マイヤとアルトスはそれぞれのプライベート放飼場にいて、共有する広いエリアはまだ使用していません。それでも、共有エリアとプライベートエリアにそれそれ高い位置にベッドができていました。いずれはプライベートエリアは、全面屋根をつけるそうです。そうすれば直射日光を防げるし、冬には雪があまり積もらないで済むとのことでしたが、結構広いエリアなので、雪下ろしは大変な気がします。


普段はここまで入れませんが、こんな近くに人がいても動かないマイヤ


大きいカメラが怖いのか、機嫌はあまりよろしく無かったです


プライベートエリアの後ろの通路から。左の柵の向こうには沢山の人


黒いテレビカメラが一杯

 マイヤとアルトス君にはそれぞれお気に入りの場所があって、マイヤのお気に入りは、共有スペースと通路にはさまれる角。共有エリアの部分、プライベートエリアの手前までしか見学客の通路は無いので、見学者に一番近い場所でもあります。今回は特別にスタッフオンリーの通路まで入れるようにしていたので、マイヤとは柵をはさんですぐの場所で沢山の報道陣がカメラを向けていていました。それでもマイヤはそこからは動かずにいて、柵に近づきすぎると寝そべったまま威嚇してました。

  アルトス君のお気に入りは小屋の屋根の上。報道陣が近くにいる間はずっと寝そべったままだったので、カメラマンもフェンスによじ登っての撮影。みんなが離れたとたん、お座りして「やっ遠くに行ったか~」という感じでこちらを見ていました。


アルトス君は屋根の上


アルトス君を撮影すべく頑張るカメラマン


脚立が無くても柵がある

 マイヤとアルトス君ですが、マイヤがまだまだアルトス君を気にして近づこうとしないらしいです。確かにマイヤのお気に入りの場所というのは、小屋の上にいるアルトス君からは一番遠い場所でもあるので、同居はまだまだ先かなあという感じがします。

  それにしても、今回のお披露目会でラッキーだったのは、お天気があまり良くなくて気温が低かったこと。お天気が良いとマイヤは日中はずっと小屋の中に入ったままになってしまうのです。昨日は物凄い暑さでマイヤはずっと小屋の中だったそうですが、今日は涼しかったのが幸いしてしっかりお披露目できました。マイヤが日本とカザフスタンの友好の架け橋となって、さらに子供に恵まれれば良いですね。

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マイヤ、いよいよお引越しですよ!

2009-05-28 13:22:37 | アルマティ動物園

去年、日本からアルマティ動物園に贈られたニホンザルが産んだ赤ちゃんです。
4月に生まれたのですが、お母さんに育児放棄されてしまったので、飼育員さんに育てられています。まだ非公開ですが、特別に見せていただきました。飼育員さんが柵に置いたら、ピヤーと泣き出して、飼育員さんにしがみついていました。

アルマティを離れたりしていたので、更新できずにいました。が、その間にアルマティあっという間に夏になってしまいました。アルマティの小学生は夏休みが始まっています。

今回、アルマティ動物園の園長さんやユキヒョウの担当者と会って園内を案内して貰うということになり、色々と情報を仕入れることができました。
いよいよ、来週にマイヤとアルトス君はお引越しです。


このベッドもあと数日

今日のマイヤはベッドから遠い檻の中をウロウロずっと歩き回っていて、ベッドのある檻の入り口で立ち止まって、中の様子をうかがいます。これはアルトス君も起きているのだなあと思って見に行くと、マイヤの檻に一番近い柵の前をこちらもずっと行ったり来たり、してました。それが気になって戻れなかったんですね。結構マイヤは引っ込み思案?と思っていたら、マイヤもアルトス君に一番近い柵の前(ベッドの下)を行ったり来たり。最小距離が取れるようになったんだなあと感激してたら、二人ともそれぞれベッドに登って横になってしまいました。
今日はどこかの小学校の遠足だったらしく、沢山の子供が動物園に来ていました。他にも家族連れが沢山。とっても賑やかでした。案内をしている先生が、マイヤの前で、「これがユキヒョウですよ。アルマティ市のシンボルの動物がこれです。」と説明していました。


アルトス君は初めてのアルマティの夏を迎えました。夏ばてしないように頑張って~

それにしても、二人とも暑そうです。それもそのはず、午前11時だというのに30度を越える陽気ですから。それでも、マイヤはさすがに2度目の夏なので、まだ余裕がありそうですが、アルトス君は結構しんどそう。

二人が寝てしまってから、園長さん登場。アルトス君のことは聞くタイミングが無かったのですが、マイヤとシンギスについては色々確認ができました。

まず、シンギスですが、どういう経緯でアルマティ動物園に来ることになったのかをお聞きしました。たまたま人里に下りてきたところを捕まったのか、動物園のために山に捕まえに行ったのか。そして、アルマティ動物園でシンギズの子供が生まれたのかどうか。
実はシンギズは、キルギスの大統領からカザフスタン大統領に贈られたのだそうです。そしてアルマティ動物園にいるときに1度、2匹の子供が生まれました。ただ、2匹とも弱くて、すぐに死んでしまったのだそうです。その後、ナザルバーエフ大統領が日本に行くときに、日本にプレゼントされたという訳です。
この話を聞いて、プレゼントの横流しだなあと日本人的に驚いたのですが、それだけ日本との関係を重く見ていたということですね。おまけにシンギズにとっては、日本で沢山の子供が出来て、ハッピーだったのではないでしょうか。
動物園の方に今年はシンギズの子供が生まれたのかと質問されたので、今年は子供は生まれていないけど、孫が2匹生まれた(アクバルの子)と話したら、とても喜んでいました。

次にマイヤ。食事で食べているのは、馬肉、牛肉、あと山羊の一種?のお肉だそうで、羊は食べていないそうです。中でも馬肉が好物とか。多摩にいた頃から食べているそうですから、やっぱり味覚も変わっていないんですね。子供の頃から馬肉が好きだったと聞いていますと話したら、なるほど~と納得されていました。最近は昼間は寝ている時間が長くて、夜には活発に遊んでいるそうです。今のところ、夏ばてしているようにも、夏痩せしているようにも見えないですし、とっても元気そうです。

そして、今後のユキヒョウ飼育計画についてですが、まだ増やす予定で、次もオスのユキヒョウが来ることになったとの話です。マイヤは逆ハーレム状態?

さて、お引越しの件ですが、来週に新しい放飼場に移動します。この放飼場は、マイヤがアルマティ動物園に来ることが決まってすぐに計画が立てられ、ようやくできあがるということです。場所の選定の際は園内で夏に一番涼しい場所ということを第一に考えたそうです。この場所は塀の裏に川が流れていて、車の通る通りからは遠くて、空気が綺麗で排気ガスの影響も少ない場所ということです。ついでに、事務所からも近いと。確かに、この放飼場の場所は、今の場所よりも涼しいんです。どれだけ、ユキヒョウに力を入れているかが分かりますね。

そしてその大きさといったら。
共有エリアだけでもサッカーのグラウンドくらいあります!
長いほうが80mくらい、短いほうが40mくらいあります。また、下の写真のように手前側は短い方も50mくらいはある感じです。
仔ユキヒョウが登れるような木も何本も植えられ(というか、残され?)、爪とぎしたり、乗ったり出来る大木が置かれています。
ただ、今までのように高い位置で寝られる台が無いのはどうなのかな、って感じです。
園長は多摩動物公園に行ったこともあるそうなので、おいおい充実させていくかもしれませんが。


①草が茂っていて、イマイチ分かりにくいですが・・・


②爪とぎしたり、登ったりする巨大な木があります


③個別のエリア。子供が出来たときなど、分けるときは閉められるとのこと

長いほうは80mくらい、短いほうが40mくらいでしょうか。
そして、それと別に今までと同じ位の広さの個別の放飼場が3つあります。
さらに、非公開部分となる小屋の中も見せていただいたのですが、2部屋に分かれていて、外から入ったところが2畳くらいで奥(人間からすると手前の部屋)が4畳かもうちょっとあるくらいの広さです。広いほうには床から80cmくらいの高さにベッドが作られていました。コンクリート製のそっけない建物ですが、壁が厚くて中はとっても涼しいのです。真夏の昼間は外に出てこなくなるかも。


写真が分かりにくいと思うので、放飼場見取り図と撮影位置です。

にしても、巨大です。小さいユキヒョウがどこにいるか、見つけるのも、撮影も大変かも・・・

今回、案内について回っていたので、なかなか写真を撮る時間も無かったので、お引越しを見計らって、放飼場ももうちょっとちゃんと撮ってこようと思います。


今の時期の動物園は親子が沢山

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昨日の続き

2009-04-25 22:34:01 | アルマティ動物園


誰の足でしょう?

昨日の続きなのですが、何故か画像がアップできなくなってしまって、遅くなってしまってもうしわけないです。
今日のトップはアルトス君ということで、まずそのおみ足から~
ユキヒョウって白地に黒い模様だと思うんですが、肉キュウは何故ピンクじゃなくて黒いんでしょうね?
猫だと、肉キュウの色は毛の色に左右されるんですが、ちゃんとここも黒のポイントになっているのでしょうか。

今日は暑かったせいか、アルトス君の動きにイマイチ切れがなかったです。マイヤにかまけている間にご飯も食べ終わってしまっていたかも。
ということで、とりあえず動くアルトス君を見ていただきましょう~尻尾の先をちょこっと曲げて浮かせているのがアルトス君流の歩き方です。



そして、すぐまた寝床に上がってしまいました。


大あくびの舌の形が面白いです


暑いらしくて、犬のように口を開けて荒い息をしていました。


そして、ご飯を食べ終わった後のマイヤです。


寝床に上がって、大あくび~


そして、丹念に顔を洗います。








斜め向かいの鳥の騒ぎが気になる









顔を洗い終えたら、後ろを向いて寝るようだったので、帰ろうと思って「マイヤ、ばいばい」と言ったら、なんだか慌てて降りてきました。

そして、石の上でこんな感じ













私のほうを向くと、逆光が眩しそう


マイヤも暑くてお腹を波打たせながら荒い息をしていました。
急に暑くなったから、ちょっと辛そうです。


乗っていた石から降りてクンクン


アーミーウェアの3人組がやってくると、急に険しい表情になって、飛びかかるまねをした後で、陰から様子を伺っていました。マイヤの前を離れた後も、見えなくなるまでこんな感じで警戒していました。


その後は、また石の上。寝床が直射日光で暑いのかも。

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マイヤのお食事

2009-04-24 22:13:16 | アルマティ動物園


ようやく晴れて、動物園も開園時間が夏時間になって夜8時までになりました。ということで、夕方4時ごろに動物園に到着。昨日からとっても暑くなったので、マイヤはこんな格好で寝ていました・・・
夕方は真後ろから強い西日が当たっているので、柵が白とびしてて見にくい写真が多いです。


見ていたら、コロンと横になったので、マイヤ!と声をかけてみたら、、、










起きた~と思ったら、そっぽを向いてる。



もう一度コロンと仰向けになっておきなおしてから降りてきました。



伸びをしつつ、バリバリ爪とぎ

この後、すたすた歩いて、隣の柵内の緑の扉の中に入っていきました。そして中から出てきたときに口にくわえていたのはお肉。どうやら、夕食が置いてあったようです。

それをくわえたまま、寝台まで垂直ジャンプして台の上で食べていました。






最後にはバラバラになった骨を残して降りてきて、また扉の中に入ると新しいお肉をくわえてきました。動画でどうぞ!

雪豹マイヤのお食事風景






すごい牙ですね。



3つ食べ終わったところでお食事終了。
お肉は、最初に食べていたアバラ肉の感じからして、羊だと思います。

ちょっと遠いまなざしになったところで、続きは明日~

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そして、アルトス君は

2009-03-07 22:05:14 | アルマティ動物園

マイヤと同じく、アルトス君もやっぱり起きていました。


マイヤがアルトス君から離れた方の放畜場に行った後、やおら起き上がって、衝立の上からマイヤの様子を伺い、マイヤがいないと確認してから降りてきました。
まだまだ、意識しあっているみたいです。


そして、アルトス君も、マイヤ側から離れた放畜場に入り、助走なしで軽いジャンプで2mの高さに飛び乗りました。


こんな狭い場所なんですが、簡単に飛び乗れましたね~


方向転換は柵につかまって。


方向転換成功!


そしてのび~~


また方向転換して端まで。
ここは動物園の端なので、10m位向こうに壁があって、外には狭い道路。
その向こうは普通の民家です。


降りようかと思ったけど、着地点が気に入らない様子


ぎこちなく後ろに下がります。


後ろの安全確認。


尻尾がピンと伸びて、緊張してます


下も良く確認して。


右前足から


せーの


ジャンプ!


着地成功。


満足の爪とぎ?


アルトス君、尻尾に癖があります。
力んでいないときは、先をちょこっと曲げています。


ここでもやっぱり。
ジャンプのときとかは曲がってないので、単なる癖なんでしょうね。


視線の先は、斜め向かいのチーター


カメラも気になりますか?


でもやっぱりチーターが気になる・・・


捕まえられませんが、身構えてみたりして。


緊張した後は、リラックス


う~んと、背中を伸ばします

祝日がらみの3連休の前だったので、園内はまだお客さんが殆どいなかったです。
いつになったら、お引越しでしょうね。
相変わらず、お引越し先が分かりません、、、もう少し園内の中央になって、道路から離れられればいいのですが。
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同居はまだまだ?

2009-03-06 20:18:33 | アルマティ動物園

そろそろ、マイヤとアルトスは新しい畜舎に移っているはずだけど~と思いながら動物園に行ってきましたが、案の定まだお引越ししていませんでした。やっぱり予定通りにならないのがアルマティです。

今日は、開園直後の10時過ぎに動物園に到着しました。本日のマイヤは、、、


やっぱり気になるお隣さん


向きを変えたものの、片耳は隣に向いたまま


立ち上がったけど、やっぱり片耳はアルトス君方向


久しぶりに降りてくるのを見ました


一つ離れたところならちょっとリラックス?


あくびまで出たりして


木は渡してありませんが、なんと左下の丸太から、
棚の奥の壁で一度弾みをつけて飛び乗りました。
器用ですね~


ここなら、壁があるから安心?


壁の横からアルトス君を覗き見ます・・・



だって、恥ずかしいんですもの・・・って感じ?

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アルトス君

2009-02-09 15:20:21 | アルマティ動物園


マイヤは目は開いているけど、動く気なし



先週の土曜日は、ランチ前にダンナと一緒に動物園に行ってきました。
でも、二人ともとっても眠い様子。うちの黒猫ナースチャも12時ごろといったら、爆睡の時間ですからね~やっぱりユキヒョウも眠い時間なのか?


アルトス君は、名前を何回か呼んだら、いきなりがばっと起き上がりました。「呼ばれた?」って感じ。でも目が開いてない・・・邪魔してゴメンネ~~~
アルトス君は、写真で見ると結構りりしい感じですが、動きは結構愛嬌があって可愛いんです。今度は夕方に遊びに来るね~


アルトス君、ぐっすり・・・



「はっ、呼ばれた?」 でも目は殆ど開いてない・・・  


眠い~

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ユキヒョウ詳細情報

2009-02-04 22:54:01 | アルマティ動物園


やっぱり男の子でした


新しい子の確認ができました。予定通りの子が来たようです。

名前:アルトス
性別:オス
生年月日:2007年5月9日
出身:ポーランド

なんと、日本でマイヤが生まれて、たった2日後にポーランドではアルトス君が生まれていたのですね。(追加記載:アルマティ動物園からはマイヤの誕生日は5月7日と聞いたのですが、正確には5月19日でマイヤのほうが10日遅いのでした。御連絡ありがとうございました。)
残念ながら生まれた動物園の名前は聞きそびれてしまったそうです。公開開始がいつだったのかは分かりませんが、昨年11月にアルマティに到着したので、アルマティ生活はもう3ヶ月目に入っています。

そして、更なる情報ですが、2~3週間後に今よりも広くて新しい畜舎にお引越しだそうです。現在は別居してますが、お引越し以降はマイヤとアルトス君は同居とする予定です。

でも、園内のどこに新しいユキヒョウ畜舎を作っているのかが分からない。そんなに広い動物園じゃないのに・・・
ちなみにホワイトライオン、ライオン、ホワイトタイガー、ベンガルトラは、もう新しい畜舎に移っていました。夏は外で、冬はちゃんと暖房が効いている部屋での公開になっています。室内は、アクリルパネルなので、とっても近くで見られて楽しいのです。
ユキヒョウ舎も写真が撮りやすいといいなあ。。。

今日は開園直後に行ったのですが、チケット売り場で「毎日来てるの?」と聞かれてしまいました・・・しっかりチェックされていたらしい。でも、先週の金曜日に来て、今日はもう水曜日だし~~~と思いつつ、「ユキヒョウを見たいの」としっかりマイヤをアピールはしておきました。やっぱり大人一人で来るのは珍しいのかも。


また来たの?って感じ・・・

昨日、結構な量の雪が降ったので、園内はあちこちで雪かきをしていました。ユキヒョウの前もすっかり雪かきされていて歩きやすかったのですが、柵の前に雪を寄せられていて、手前の柵にすら近寄るのが難しくなってしまってました。おかげで写真にも檻がしっかり写りこんでしまってます。アルトス君はうまく撮れなかったので、トップの写真は先週のと同じです。

今日は、マイヤも一度寝台から降りてきました。降りるときは手前の細い渡してある木は使わずに太い木にダイレクト。雪が積もっているので、滑りやすいからかも。降りてもすぐに奥の隠れ場所に入って、顔だけ出して覗いてます。アルトス君に見られるのがイヤなのか???


隠れて餌を食べたりするときのために隠れられる場所があります。



視線の方向は、アルトス君。ここからじゃ全然見えないはずなんですけど。

しばらくするとまた寝台に上がって、アルトス君の様子を伺っていました。 その間、アルトス君は全く寝台から動かず。同い年なのに貫禄たっぷり?です。


マイヤはかなり気にしている様子

 

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