今日もカザフで元気ゲンキ!

カザフスタンのアルマティに住んでいた2006~2009年の記録です。

イタリアン 「ダ・レノ」 ←閉店しました

2008-04-30 22:29:26 | アルマティのグルメ


某T山さんからダンナが紹介して貰ったイタリアンが、とっても美味しいお店で驚きでした。
 日曜日のテニス後にも行ったのですが、今日はクッキーと行ってきました。不思議なことに、日曜日の夜はフロア担当はオトコの人ばかりだったのに、水曜日の夜は女の人ばかり。でもみんなとってもサービスが良い。お店が(もちろんトイレも)綺麗で、広々としていて、テーブル間も適度にスペースがあるのでとても良いです。



 メニューはロシア語と英語の併記なので、とっても分かりやすいです。ついでに、ビジネスランチ800テンゲもありました。ということで、日曜日と水曜日の2回分のメニューのご紹介。前菜とサラダ以外はそれぞれのお皿に盛ってくれるというサービスの良さがアルマティとしては凄いところですが、そうするとうまく写真が撮れない・・・


パルマハム 1600テンゲ メロンも下に隠れていて、そのメロンとの相性がばっちり


シーザーサラダは、レタスが少なくて、チキンが多目なのがちょっと残念でした。


お店の名前レノという名前のサラダ。とっても綺麗で、ドレッシングもシンプルで美味しいです。



reno
ピザはどちらもパルマハムの乗ったものですが、お店の名前のレノというピザは、モッツアレラチーズとマッシュルームで、パルマハムも火が通っていないピザなので、こちらの方が良いかも?


これはカルボナーラ。アルマティとしては合格点。ペペロンチーノはガーリックと鷹の爪が程よく効いていて、美味しかったです。アマトリチャーナはベーコンのせいか、かなり塩きつめでした。


キノコのリゾットはちょっと塩がきつめでしたけど、これもかなりいい感じでした。


メインは取り分けられてしまったのですが、これはビールのグリルです。




そしてデザートにティラミスとパンナコッタ。ティラミスはかなりお酒も効いているので大人の味。パンナコッタもとっても美味しいです。他にもチョコレートパイとか、アイスクリームとかがあります。

ハウスワインはトスカーナのワインで、これもとっても美味しいです。ボトルで注文するよりは、グラスで注文する方がお得。というのは、グラスは150mlで870テンゲ、ボトルは750mlで4200テンゲ位なのですが、グラスは絶対300cc近く注いでくれてるのです。


場所は、セーフーリナ通りとカズベク・ビ通りの交差点角。カズベク・ビ通りがちょうど行き止まりになっていて道幅も広いので、車も停めやすいです。

店名:Da Reno 住所:セーフーリナ531 TEL:272-0901

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オドロキの新事実 -パスポート不携帯の罰則金について-

2008-04-28 21:22:12 | アルマティ生活
先日のブログにも書きましたが、最近のアルマティでは路上で警察官にパスポートの提示を求められるようになっています。不携帯だったある人は、最初1万8千テンゲを要求されて、値切り交渉をした上で5千テンゲを支払ったそうです。
そしてまた先週末に別の人がそういう目にあって、1万テンゲも支払えと言われたそうです。ただ、上記の通り値段交渉が可能という形で、警察官は自分の取り分も要求するので、実際にはパスポート不携帯の場合の罰則金はいくらなのか?という疑問が持ち上がっていたのです。
そこで大使館側から警察に問い合わせをしてもらい、その回答をもらったのですが。

なんと!

パスポート不携帯の場合の罰則金というのは存在しない。のだそうです。

法律上、カザフスタンでは外国人はパスポートを携帯する義務があります。不法入国や不法滞在ではないという証明になる訳だからですね。でも万が一不携帯でも、警察官に保管場所まで同行してもらって、見せればよろしい。ということなのですね。

結局、罰金を払えと言うのは、完全なるゆすり・たかりな訳です。ハッキリ言えば、警察という権力を使った強盗です。本当にカザフスタンの警察は信用できない、というか、誰よりも警察官が信用できないのですよね。
 
 実際、カザフ人も車を停められてお金をせびられるのは同様にやられていて、そういうせびり事件(にもなりませんが、多すぎて)に関する新聞記事も出ていたりするそうです。

 こういうことがあったときに、どういう対抗手段を講じれば良いのか?
例えば、警察に電話をして、今道端で警察官からこう言われているけど、それは本当に払う必要があるのかを確認すると言ったら? とか、警察署に行ってから払うと言ったら?
その警察官はどう返答するんでしょうね?
考えるのは簡単なのですが、これをロシア語で説明して解決しなければいけないとなると、カナリ面倒です。
とりあえずは、外国人が関係しやすいケースについて、その罰則金額と、違法な金額を要求されたときの対処法を大使館で取りまとめて調べて貰えるように依頼して、後日またレポートしたいと思います。
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ようやくADSL

2008-04-22 12:28:15 | アルマティ生活
アルマティでは、なかなかうまくいかないのがインターネット。プロバイダは大家が申し込まないといけないので、動いてくれない大家だったりすると、大変な手間になります。うちの大家も自分の仕事が忙しくて殆どアルマティにいないので、リクエストしてもなかなか進まなかったりするんですが、今回のADSLへの変更は、なんとか1ヶ月で解決しました。

 今回、MegalineというカザフテレコムのADSLに変更したのですが、日本に比べてとっても種類が多いというか、複雑怪奇なプランになってます。
 というのは、接続時間単位でのプランではなく、ダウンロードのスピードごとのプランで料金設定があって、よく見ればアップロードのスピードはどのプランでも同じなのです。それとは別に使い放題のプランもあるのですが、これは双方向とも126kbと遅い。っていうか、最高でもダウンロードが512kbってどういうこと?って感じです。どこがMegaなんだか。。。
 で、その料金にはそれぞれ、無料の上限があるのですが、それもやっぱりデータ量での計算なのです。日本だと携帯電話と同じやりかたですね。まあ、これのほうが、ダウンロードのスピードにはムラがあるアルマティらしくて、納得が行く方式のような気はします。
 
 そして、ADSLを始めるにあたって、ちゃんとパソコンを設定する人が家まで必ず来るんです。でも、もちろん時間通りには来ないのがカザフスタン。「明日行きます」と言われても、結局その時間に来ないから電話するとまた「明日行きます」と言われる。これがスタンダードなのですが、今回はちょっと違いました。
 12時ごろに男の人の声で電話があって、名前を名乗らないので「誰ですか?」って聞いたのにそれには答えず、「パパかママに代わって」と言われてしまいました。拙いロシア語なので、すっかり子供扱い。でもそれになんて答えたらいいかが分からず、そのままオフ。(これがカザフスタンのスタンダード)
 その後、しばらくしてダンナから電話があり、大家から今日の3時から4時の間にMegalineの設定に人が来るって伝言が来たのです。それでようやくさっきのはその連絡だったのだと判明しました。ただ、大家はモスクワに出張中で立ち会えないというので、私一人で対応するということになりました。
 インターネットの設定くらいは自分で出来ますけど、ロシア語しか話さない人が来て日本語のパソコンの設定をするのには、やっぱりロシア語での専門用語のやり取りがあるので、すんごい面倒なのです。しかもさっきの電話の人でしょ~と思うと気が重かったのですが、待っていてもやっぱり時間には来ない。ので、5時過ぎに大家に連絡したところ、即またMegalineの担当者から電話があり、あと30分で着くと言いつつ結局1時間後に来ました。
 
 そして、さてここからだ~と身構えていたのですが、来てくれた人がXPに慣れていたようで案外簡単に設定をしてくれました。しかも拍子抜けするくらい親切な人で、書類のサインの下に携帯電話の番号を書き、ちゃんと自分の名前をブロック体で書いてくれました。
 実はこれがすごく重要なことなのです。こちらの人は書くときは基本的に筆記体です。でも、筆記体って知っていても読めないんですよ~自分で書いた筆記体ですら読めないことがあるくらいだから、他人が書いた筆記体なんて、しかもサインはまず無理。それをちゃんと言わなくても書いてくれる人って本当に珍しいです。まあ、Megalineは基本料金が4000テンゲ以上するので、外国人が住む家に設定に行くことが多いために、分かっているのかもしれませんが。

 なにはともあれ、今までよりも早くなったので良かったです。あとは、ちゃんと繋がることを祈るばかり・・・
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コーヒー風呂?

2008-04-11 22:45:41 | アルマティ生活
 暖房が入るとき、そして切れるとき、給湯がストップするのは年中行事として慣れてきた今日この頃ですが、この春は給湯ストップは9日の夜から10日の夕方までの丸1日で解消しました。

 ストップする日や日数はアパートによってまちまちで、この時期に冷たい水でシャワーを浴びて、風邪をひく人も多いのですが、なにより困るのは給湯再開後の水質の悪さです。メッキされていない、しばらく使われなかった水道管はあっというまに錆びるらしく、再開後はさびで茶色いお湯が出ます。ひどい場合はこれが数日続くのです。特に再開直後にお湯を使おうとするとかなり濃い茶色いお湯が出るので、その時間は使わないで済むならお湯は出さずにいる方が無難です。

 ところが、今回は給湯再開後はそれほどひどくなかったのに、お昼頃物凄い茶色いお湯になりました。。。気づかずに湯船にお湯を張っていたので、見に行ってびっくり。ナースチャも覗き込むほどのコーヒー色のお湯が出てました。。。それがこれ。



  もちろん、このお湯に入れるわけは無いのですぐに流しましたけど、流した後にも茶色い砂が溜まってました。この後はこんなお湯は出なかったので、間が悪かっただけなのでしょうけど、こんなにひどいお湯はさすがに初めて見たので、思わず記念写真を撮ってしまいました。

 そして、こんなお湯の出た後には、蛇口のゴミ取りも外して洗わないと、水が通らなくて水量が減ってしまいます。日本でもこれは付いていますが、外すなんてことが無いから、存在を知らない人もいるかも? 日本でも外してみると、案外大きい砂粒が詰まっていたりしますよ。
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聖火リレー

2008-04-02 22:32:04 | アルマティ生活
今日はオリンピックの聖火リレーがあるということで、学校は全部お休み。ただ、情報が錯綜していて、12時開始ではあるけれど、その前にセレモニーがあるのか、12時からセレモニーなのかが分からず、結局12時前にサトパエバ通りとフルマノバ通りの交差点に陣取りました。


白い服の人は、コスプレではなくて、有名人らしい?

聖火リレーが通る通りには、赤い上着と帽子を着用したミリタリーの人たちが2mおき位に立っています。 到着したときにもすでに物凄い人が集まってきていたのですが、時間を追うごとにどんどん膨れ上がり、アルマティにもこんなに人が沢山いたんだなあと、最初 はノンキに構えて待っていました。にしても、この交差点には大きなオーロラビジョンがあるんですけど、そこでライブ放送を流したりはしないんですね。なの で、全く状況が分からないまま待たされていました。


なぜかラクダ達もご出勤


 サーカスっぽくなってきた・・・



カザフスタンならではの騎馬の聖火リレーもあり
白いウェアの人が聖火を持つ人です

 でも、待てども待てども一向に道路は封鎖されず、いつもよりもずっと少ないものの車は走っているし、カザフ時間にやられた~と思いつつ頑張って立っていたら、1時半頃やっぱり来ました。ものすごい迫力のおばちゃんが。

  40歳後半くらいの女性で、学校の生徒に前に立たせなさいと主張する学校の先生らしき人です。学校の生徒と言っても、中学生以上の学年で、中には 170cm位の背丈の個も混ざっています。私たちはロシア語が分からない振りをして頑張って立っていたのですが、ぐいぐい押してくるし、挙句の果てにはわ ざと背の高い生徒ばかり呼び出して私たちの立たせます。そして、絶対やるだろうと思ったとおり、その生徒達の間に自分も入って、一番良いポジションを確 保。やっぱりなあ。

 で、結局場所取り競争に負けてしまったので、空いているところに移動して待っていたのですが、何故か周りの沢山の人 たちが移動を始めました。ふと見ると、さっきまではダメと言っていた道の反対側も解放したらしく、そちらにさっきの先生と生徒達も移って行ったんです。 まったく、さっきの場所取り合戦はナンだったんだ~という感じです。

 そして待つこと2時間半以上。どうにもお腹も空いたし、疲れたし、 諦めましょうとコースを逆送しながら帰り始めました。歩道は物凄い人数の待っている人人人。みんないい加減待ちくたびれてダレてます。家に一番近い場所ま で来てもまだ来ないので、Tさんとも別れて帰ろうと、道の反対側にわたったところで、ようやく来ました。先頭はスポンサーの車が3台。


         スポンサーの1台のSAMSUNG

 そのあと、パトカーと白バイ(アルマティにもいたんですね~バイクがちっちゃいけど)2台が先導してきて、 バスから次に走る人を道路に下ろして、置き去りにして進んでいきました。しばらく待つと、ようやく本体が。道の反対側にいて、リレーが通らない反対車線は 道路を封鎖していなかったのですが、結局通りがかった車もみんな停まって見てるので、中央分離帯まで渡って間近でトーチリレーを見てきました。

 50番目の人にトーチリレー


 前にはこんなに迫ってカメラが・・・

 そして、また後から走り終わった人のバスが来て、ようやく通り過ぎて行きました。

 結局うちの近くを通り過ぎたのが3時半。いい加減疲れた~と家に帰ったのですが、実は今日は学生バレエコンクールの一次予選もあって、ロシアに留学している14歳と15歳の日本人も出場するというので、そこにも行ってきました。
  前半50人くらいは1分半の持ち時間のクラシック部門。休憩を挟んで後半15人位は民族舞踊で、民族舞踊の方が活き活きしていて自信を持って踊っている感 じでした。日本人の子の順番は15番と16番というので、急いで向かったんですが、まだ聖火リレーの影響でバスはぐるぐる回り道をさせられるし、会場のバ レエ学校は見つからないしで、3人位に尋ねながらなんとか到着したら、もう18番の演技でした。残念。明後日は二次ということなので、今度は間違いなく時 間までに行こうと思います。
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春満開

2008-04-01 20:52:32 | アルマティ生活
休暇帰国で日本に帰っていたあいだに、アルマティはすっかり暖かくなっていました。そして戻ってからもぐんぐん気温が上がり、あっという間に花が満開で、1年で一番良い季節になりました。

無事にアルマティに到着したものの、大問題が! ネットに繋がらない!!!
本日ようやく復活・・・というか、緊急手段でインターネットカードなるものを購入して、アクセスに成功しました~~~英語の説明があって良かったぁ。。。

アルマティにいない間に、色々と事件があったのを耳にしました。
まずは空き巣事件。出勤時間と帰宅時間をしっかり調べられていたらしく、かなりの長時間、室内にいたようで金庫までこじ開けてあったそうです。盗まれたのは現金と貴金属類だそうです。不幸中の幸いだったのは空き巣で済んだことで、アルマティの場合はもし犯人と鉢合わせしていたらあっさり殺されてる確率が高いという話です。仕事をしている人は、どうしても決まった時間に出入りすることになるわけですが、近年はアルマティで日本人が空き巣に入られたというのは聞いたことが無かったので、やはり最近は物騒になってきているのだなあと実感させられました。

 次に、パスポート事件。アルマティでは街を歩いていても警察官にパスポートを見せろと言われることはなかったのですが、それがここのところ頻発しているそうです。中には、不携帯だったから18,000テンゲ払えと言われた人がいるそうです。幸い値切ったら5,000テンゲにしてくれたそうですが、これって日本円にしたら4500円くらいになる高い金額です。おそらく、最近の近隣外国人労働者の犯罪が増加していて、年末に日雇い労働者の一斉摘発があったので、変な知恵をつけた警察官が小遣い稼ぎにやっていることだと思いますが、現在のところ男性が一人で歩いている場合の確率が高そうです。
 ちなみにカザフスタンでは外国人はパスポート携帯が必須で、コピーでは対抗できないそうです。バザールやツム、バスの中など、スリの多いところではパスポートを盗まれないように注意してください。

 さらに、パスポートは持っていたのに、深夜に酒酔い状態で歩いていたからと警官にお金を取られたという話もあります。実際に、泥酔して道を歩いてはいけないという法律があるそうなので、たいして酔っ払っていなくても、そうやってお金をせびる警官が多いんです。これももちろん、切符を切られるのではなく、その場で交渉次第の金額を払うことになります。余計ないちゃもんをつけられるのが嫌だったら、家の前までタクシーで帰ったほうが無難だそうです。そのタクシーも結局は白タクだし、事件も多いので、結構怖いんですけどね。

ということで、急激に景気が下降ラインになっているアルマティは、生活も厳しくなってきています。毎日スモッグがひどいのは変わらず、おまけに物価は高いままで三重苦の生活です。
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