ラグビー 日本対カザフスタン

ラグビーの日本対カザフスタン戦を見てきました。チケットはなんと無料。カザフスタンでラグビーなんて聞いたことが無かったので、多分カザフスタンではす んごくマイナーなスポーツなのだと思いますが、予想よりも沢山の人が見に来ていて、メインスタンドが8割くらい埋まってました。（写真に映ってるバックスタンド側の観客はカザフ軍人）
　日本人は、20人くらい来ていたでしょうか？　この試合のためにアスタナから駆けつけた人もいました。Tさんが日の丸とか、応援グッズを色々持ってきてくださったので、応援にも熱が入りました。

　時間通り、3時にキックオフ。カザフスタンチームはロシア人が8人も入っているという話で、フォワードの体格も良いのでこれは大変そう～と思ったけれど、スクラム は完全に日本の方が強くて、ラインアウトはフィフティでした。バックスはパス回しとかの精度が全然違いましたが、タッチキックは双方ノータッチに なることが多かったですね。

　結果的には82対6。日本が12トライ11ゴール、カザフスタンはペナルティキック2回で6点。もうちょっとスピーディな試合展開だったらもっと面白かったと思うのですが、レフェリーがクイックスタートを許さないので、何度もやり直しをする場面もありました。

　カザフスタンチームの良かったところは、反則が予想より少なかったこと。日本チームの攻撃時間が長くて、ミスが出てもおかしくないのに、ライン際で の反則が少なくて、その点ではとても良いチームだと思います。バックスのパス回しでのミスが無 かったら、2トライくらいは取れていたかも。


ノーサイドの後に、挨拶に来てくれました

　残念なのは、選手ではなくて、観客。前半だけ見て帰ってしまった人がとても多かったこと。確かに点差が42対0と開いてしまっていたのですが、カザフスタンも結構いい試合をしていたと思うん ですけどね。とりあえず無料だし、見にきたけど勝てそうにないし、ルールも良く分からないしって感じだったのでしょうか？ 一応ニュースでもほんのちょっと映りましたが、日本がトライした場面は全く放映されず、試合結果もちゃんと言わなかったっぽい。まあ、そんなものですね。

コクトベ散策

                  　　Grillのテラスから見た山々

お天気が良いので、コクトベに行って来ました。
山の上は思ったほど涼しくはなくて、歩くと汗ばむくらい。それでも、木陰を通り抜ける風は気持ち良くて、のんびり散歩＆ランチを楽しみました。

　 コクトベは一般車両は入れないので、ロープウェイか専用バスで行きます。ただ、ロープウェイ乗り場とバスの乗り場は離れているのが面倒です。週末だと人が 多すぎるくらいいて、ロープウェイに乗るのに30分以上並んだりもしますが、平日は空いていて、かといって人が皆無というわけでもなくて良い感じです。
　今日はドスティック通りのバス停から99番バスで終点まで行き、コクトベ行きの専用バス（200テンゲ）に乗り換えて、ほんの5分程度で到着しました。別ルートだと95番でも専用バス乗り場まで行けます。
　 本当は前日に雨が降ると、スモッグも消えて街が良く見えるのではないかと思うのですが、雨は3日前だったので、やっぱり霞んでいました。でも、食事をして いたら風が強くなってきたせいか、クリアに見えるようになってきました。街中にいると、どんどん霞がかかってくるような気がしていたのですが、風のあると きはスモッグも濃くなったり薄くなったりしているんですね。

　排気ガスから逃れて山の上でお食事するのって、とっても良い感じです。コク トベは思いっきり観光地なのですが、結構シャシリクが美味しいレストランがあります。すごい巨大なシャシリクなので、日本人的には二人で1本でも良い位の サイズです。羊は2種類あって、鳥・豚・レバー・馬があります。馬のシャシリクがあるところは珍しくて、お店の人にも勧められたのですが何となく避け、羊 と鳥とレバーにしました。

コクトベ・サラダ

レバーソテー


シャシリク（手前から鳥・レバー・羊）
このお皿は横が30cmはありますよ～巨大肉！

ブラウニー

アップルなんとか

ティラミス

　食べてると、猫が二匹寄ってきました。そっくりな柄で、しかもとっても仲良し。デザートのクリームをちょっとあげたら、安心したようでテーブルの下に陣 取られちゃいました。小柄の子はどっかに行ったかと思うと戻ってきて、べったり甘えてるので、最初は親子かと思ったけど、良く見たら両方オスでした・・・ 兄弟かなあ？

　帰りはコクトベから歩いて降りてきました。観光客用のマイクロバスしか走らない道路なので、安心して歩けます。コクトベ山頂のバス停から下のバス停まで25分。途中で立ち止まって景色を眺めたりしなければ、20分で降りてこられるかも。
　そこからまた歩いて、車の殆ど通らない川沿いの道を散策しながら家に戻りました。こんな散歩に良い道があったなんて知らなかったなあ～

　大きい道路に出たら、日差しがきつくて、帽子を持ってこれば良かったと後悔。すっかり夏のような気温になっているアルマティです。

ラグビー 日本対カザフスタン戦があります

気づいたら、日本はGWだったんですよね～
アルマティは、5月1日が民族同調記念日で、3日まで休みのところも多くて、4日の日曜日が振替で仕事日だった模様です。折角だから4連休にすれば良いのに～とみんな思っているはずなんですけど、どうして休みにしないんでしょうね？
しかもこの日曜日を何曜日の振替にするのかっていう問題がまたある訳です。学生や学校関係者だと曜日によって時間割が違うから面倒そうですね。
ということで、日曜日はテニスも無かったのでした。やっと復帰したのに出来なかったのが残念。

そして、また5月9日が戦勝記念日で祝日です。この日が近くなると、元軍人さんらしき年配の人が、胸に色とりどりのバッチをつけて歩いていたりします。

その翌日の5月10日（土）に、日本対カザフスタンのラグビーの試合があります。

日時：２００８年５月１０日（土）　１５：００キック・オフ
場所：中央スタジアム（アルマティ：アバイ通り４８）

　サッカーはともかく、ラグビーをやる人がカザフスタンにいたんだなあ～というのが正直なところですが、今回の試合をきっかけにラグビー好きな日本人がかなりいることが判明しました。実は私もその一人だったりします。学生の頃は、秩父宮とか、都内の大学とかによく見に行っていたのですが、知っている選手はみんな引退しているので、今回の顔ぶれが楽しみでもあります。
　日本代表メンバーはすでに5日にアルマティ入りしてます。多分、日中にスタジアムで最終調整をしてるのではないでしょうか？
　

レストラン「アラシャー」

　　　　　　　　　　          立派な門をくぐると中庭がまた素敵

ここのところ日毎に天気が変わり、昨日は暑くて半袖でも良かったのに、今日は上着が無いと寒いくらい、なんて感じです。今年は4月17日に雪が降って積もったりもしたのですが、雨季らしい雨季ではなくて雨が降り続くのも1日程度なので、過ごしやすい春になっています。

表題のレストラン「アラシャー」は、何故か寒い時期にしか行ったことが無くて、今年こそ夏に行きたい店の一つです。というのは、この店では夜の9時からショーがあってウズベクの舞踊を見られるのですが、夏だけ外でそのショーがあって、綱渡りとかもあるというのです。でも、9月に行ったときは既に室内だったので、7～8月だけなのかもしれません。よく出張者を連れて行くお店だということなので、男性はご存知の方が多いかも。

カズイ（馬の腸詰）とサラダ

熱々だと嬉しいリピョーシカ

ここの店は、ハン（中世蒙古系諸民族の君主に与えられた称号）の宮殿をイメージして作られた建物で、店内には鳥かごがかけてあって時折鳴き声が響きます。
料理はウズベキスタン料理とカザフスタン料理ですが、シャシリクの味も良いですし、値段も思ったよりも安いのです。建物が豪華でショーまであってこの値段なら満足できるのではないでしょうか？
ちなみに店名の「アラシャー」は、布製の絨毯の意味だそうです。


ラグマンは小ぶりで汁ダク系

ちょこっとだけムービーも撮ってありました。見たい方はこちらからどうぞ。

猫でもパスポート

　パスポート用の写真を撮らないといけないのです。と言っても、人間用ではなくて、ナースチャの写真です。

　ナースチャが日本に行くときのために、まずやらなきゃいけないのがマイクロチップの挿入です。日本だと動物病院に行けばどこでもやってもらえると思うのですが、日本と違ってカザフスタンではライセンス制になっているものがすごく多くて、動物のマイクロチップの挿入も決められた動物病院でしかできません。
　なので、いつも行っている動物病院で教えてもらい、その病院に問い合わせをしたら、マイクロチップの挿入は3千テンゲで、マイクロチップは日本でも扱いのあるものと同じタイプのものだけど、それを動物病院で購入するとなんと1万2千テンゲだというんです。マイクロチップには国コードが入っているので、カザフで購入しなきゃいけないと。
　でも、日本でマイクロチップを購入したら10分の1の値段で買えるんですよね。おまけに、カザフスタンは相手の言うことを鵜呑みには出来ない国です。ということで、関係の役所に確認したら、案の定国外で購入したものでもOKということなので、一時帰国のときに調達しました。

　で、4月初旬に日本に入国する際に必要な書類のロシア語併記版を作成して、病院に行ったのですが、ここで問題になったのがパスポート。ナースチャを飼い始めた時に動物病院でパスポートを作成したのですが、それはカザフスタン国内用のパスポートであって、国外に出るときはまた別のパスポートが必要なのだというのです。なぜに国内用でパスポートというのかは不明ですが。
　ということで、国際パスポート？を作りました。ちなみにパスポート作成料は2千テンゲです。このパスポートは写真を貼る必要があって、それは飼い主が撮って貼るのだそうです。顔だけの写真でもいいし、全身の写真でも良いという、結構いい加減なものなのですが、とにかく写真を撮らなきゃいけません。

　でも、黒猫ってとっても写真を撮るのが難しいのです。普通に撮ると、目以外は真っ黒のシルエット状態になっちゃう。なので、次に動物病院に連れて行く一ヶ月間の間に沢山写真を撮ってプリントしてみて、なるべく可愛い写真を使いましょうということになったのです。
　猫の写真を撮る場合、犬でもそうですけど、特に猫は夜写真を撮る方が瞳孔が開いて可愛く見えますね。でも、日本のように蛍光灯が無くてオレンジ色のランプばかりのカザフスタンのアパートでは、どうしても明るさが足りなくて、ぶれてしまうのです。とにかく撮り溜めた写真から選ぶしかないんですが・・・
　で、せっかく沢山撮ったので、たまにはナースチャの写真も載せようかと。ということでナースチャ・コレクションです。


 どこまで開くか限界に挑戦？


　　昼の顔は怖すぎる


　リーさんの店で買ったきなこもち
　中にあんこが入ってました。


　これならパスポートに使えるかも？

ナースチャの動画を見たいならこちらから！

アルマティでYOSAKOIソーラン

　5月1日は、カザフスタンではメーデーではなくて民族同調記念日という祝日です。どういう意味合いの日なのかは、聞いたことが無いのでしりません。。。
　アルマティでは祝日には、どこかで必ずイベントがあるのですが、今日はドスティック×アバイの共和国宮殿前に立派なステージが作られ、そこで日本人2名 を含む12人のチームで、YOSAKOIソーランを披露しました。YOSAKOIチーム以外はみんなプロだという話でしたけど、他のチームに引けをとらな い立派なステージでしたよ。

YOSAKOIの次に登場したウズベクの踊り。頭の上には５個くらい重ねた器を載せていて、しかも器に水も入っているのでした。

　　　　　　　これは、アルメニアと言っていた気がする・・・
　　　　　　　ハンガリーのダンスと似ていました。

　　　　　　　　　　　ステージの両脇には、出待ちの人たちのテントが。

ADSLになって、インターネットの接続時間を気にしないで良くなったので、YouTubeに動画をアップしました。デジカメのムービーなので、画像が悪くて出演者の顔までは見えませんが。。。興味のある方はこちらからどうぞ。