今日はいざ、スイスのハイライト、ユングフラウヨッホに登ります。そして、グリンデルワルドに泊まるので、邪魔な荷物は明日行くツェルマットに先に送ったので、リュック1つで移動です。スイスの何が嬉しいって、この荷物輸送システムですね。今回の2週間の旅行でドイツともう1カ国を決めるときの決め手がこのシステム。身軽に動けるのが何よりです。
今日は、昨日よりもさらにお天気が良くて、朝から快晴。またラウターブルンネンまで降りて、クライネシャイデックまでの鉄道は、とっても景色も良くて楽しめました。そして次にユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホまで登ります。お天気が良いとあって、ユングフラウ鉄道も満員。
向かい合わせに座ったベルギー人の50歳くらいの女性は一人旅で、私が持っていたニコンのD80Sに興味を惹かれたようだったので、軽いモデルですよと言うと、知ってる。と自分のD80を見せてくれました。通路を挟んだ向こうにもD80を持っている人がいて、やっぱりニコンがベストかなと言うと、キャノンも良いわよと、本当によく知っている様子でした。
彼女は今回ここに来るのは2度目で、トレッキングが主な目的なのだけど、家族は歩くのが嫌だからと一緒に来なかったので、一人で来たんだと言います。確かに写真を撮りながらだと、他の人とペースが合わないので、こういうところなら他の観光客も多いから心配ないし、一人旅っていうのもいいかもと、目からウロコでした。
こちらも負けじと?、カザフスタンから来たという話をして、ちょうど持っていたチャリンキャニオンの写真を見せたら、とっても驚いてカザフスタンについて色々聞かれました。まだ、観光客に対するインフラが整っていないという話をすると、病院はどうかというので、やっぱりまだ遅れていると話すと、それだと行けないわねと言っていました。確かに、山歩きが好きな彼女にとっては、怪我をしたときに安心して行ける病院が無いとチャレンジは難しいのでしょう。ユングフラウ鉄道は殆どがアイガーの山の中を通るトンネルを走るので、景色を見ることもなく、そんな会話に終始していました。
掘りも掘ったり山の中
アイガーの壁から外を見る
ユングフラウヨッホに登ると、室内の展望台もあれば、屋外にも出られて、一通りまわるだけでも1時間以上かかります。
お天気が良かったので、雪原に出て、目に付いたのがチロリエンヌというアトラクション。でも、乗り場まで登る体力が無いので、ダンナ一人をいかせて、私は下で写真を撮ってました。値段が高いですけど、すんごい気持ち良かったらしいです。
オレはやるぜ!
帰りはクライネシャイデックでお昼ご飯。ダンナは昨日の私のシカがもっと食べたかったらしく、シカを注文。私は、イノシシのソーセージとかの盛り合わせでした。
レストランの周りには、ヤギやら牛やらが自由気ままに草を食んでいて、とっても穏やか、のんびりした風景。もうそれだけで気が休まります。
イノシシの燻製 シカの煮込み
それからまた、登山鉄道でグリンデルワルドへ。ホテルは駅のすぐそばですが、とっても急な坂道を登らないといけません。
リュックを置いて、街の散策。そこでダンナが見てしまったのは腕時計。スイスといえば有名なのは腕時計なので、気に入ったのがあれば買いたいなあなんて言っていたのですが、本当に買うとは思わなかった・・・日本人の店員さんがいたのもありますが、凄い値段のものが並ぶなか、ちょっと値段が安くて、趣味に走った時計があって、ショーケースの中で妙に浮いていたのですが、腕にはめたら気に入ったらしく店に入って20分たらずでお買い上げ。ダンナの買い物に付き合うのは、結構心臓ドキドキものです。
夕食は、ホテルで。食べているときに、ものすごい綺麗な夕焼けになってきたので、行儀は悪いですが、中座して部屋に戻って写真を撮りました。でも、三脚なしだったのとすでに酔っていたのとでブレブレ。残念。
夜、バーで飲もうかと散歩に出かけましたが、イマイチそそられるお店が無かったので、そのまま帰ってきました。アイガーの中を通るユングフラウ鉄道の窓の明かり(元々は掘った岩を捨てる穴)がよく見えて、また改めて、よくあんなところを掘ろうと考えたものだなあと、スイス人の凄さを実感しました。
<8月24日の移動>
07:52 ミューレン発
08:20 ラウターブルンネン発
09:15 クライネシャイデック発
10:17 ユングフラウ着
12:15 ユングフラウ発
13:05 クライネシャイデック着
14:48 クライネシャイデック発
15:28 グリンデルワルド着
宿泊: Hotel Alpina
ここのホテルは、日本語フォントが使えるパソコンでネットを見られました。