今日もカザフで元気ゲンキ!

カザフスタンのアルマティに住んでいた2006~2009年の記録です。

マイヤのお披露目会

2009-07-09 22:10:22 | アルマティ動物園


式典のところには大きな掲示が

 マイヤの新放飼場ができて、お引越しが済んでいたものの、まだ設備が整わなくて工事が続行していて、本日ようやくお披露目会となりました。


掲示板の横には日本のマイヤファンからのメッセージが

掲示板に書かれている文章の内容は下記の通りです。
2色2枚ずつ貼られていますが、左側がカザフ語、右側がロシア語です。

<青い紙の内容>
 カザフスタン共和国と日本の間の友好の印として、2000年にH.A.ナザルバーエフ大統領が日本国民にユキヒョウのチンギズを贈り、東京の多摩動物公園に渡されました。
 東京の動物園は2007年にチンギズの子供のユキヒョウのマイヤが私たちに贈られました。

<緑の紙の内容>
 ユキヒョウは長い尻尾のある、強くて、ずんぐりした、密生したまだらの毛皮の猫です。アルプス及び亜高山帯の岩石の多い峡谷、岩場、氷河の消えるあたりなどの高山に住んでいます。
 
一年間殆ど単独で生活するユキヒョウは、早春の繁殖シーズンにパートナーに出会い、3ヶ月後の春の終わりごろに岩石の中の巣で、盲目の56匹の子供(普通23匹)を産みます。
 
ユキヒョウの平均寿命はおおよそ15年。基本的に夕暮れには活動します。有蹄類以外に、ウサギ、きじ科の一、マーモット、?(鳥の一種)を食べています。
 
力、しなやかさ、神秘的さのお陰でずっと古代伝説の動物になっており、現在カザフスタンの国家シンボルです。(著者注:アルマティ市のシンボルマークにも使われています)
 
ユキヒョウは非常に珍しい動物であり、レッドデータブックに絶滅危惧種として掲載されています。



アルマティ動物園のマイヤ



こちら、アルトス君

  動物園に入って、階段を登ったところにある掲示板のある広場に式典会場が作られ、動物園長の挨拶、在カザフスタン日本国大使の挨拶、動物園関係のお役所の挨拶と続き、動物園から日本の来賓へ記念品が渡されました。


報道陣に囲まれています

 その後、日本国大使のインタビューがあり、ひと段落してから新放飼場へ向かいました。 マイヤとアルトスはそれぞれのプライベート放飼場にいて、共有する広いエリアはまだ使用していません。それでも、共有エリアとプライベートエリアにそれそれ高い位置にベッドができていました。いずれはプライベートエリアは、全面屋根をつけるそうです。そうすれば直射日光を防げるし、冬には雪があまり積もらないで済むとのことでしたが、結構広いエリアなので、雪下ろしは大変な気がします。


普段はここまで入れませんが、こんな近くに人がいても動かないマイヤ


大きいカメラが怖いのか、機嫌はあまりよろしく無かったです


プライベートエリアの後ろの通路から。左の柵の向こうには沢山の人


黒いテレビカメラが一杯

 マイヤとアルトス君にはそれぞれお気に入りの場所があって、マイヤのお気に入りは、共有スペースと通路にはさまれる角。共有エリアの部分、プライベートエリアの手前までしか見学客の通路は無いので、見学者に一番近い場所でもあります。今回は特別にスタッフオンリーの通路まで入れるようにしていたので、マイヤとは柵をはさんですぐの場所で沢山の報道陣がカメラを向けていていました。それでもマイヤはそこからは動かずにいて、柵に近づきすぎると寝そべったまま威嚇してました。

  アルトス君のお気に入りは小屋の屋根の上。報道陣が近くにいる間はずっと寝そべったままだったので、カメラマンもフェンスによじ登っての撮影。みんなが離れたとたん、お座りして「やっ遠くに行ったか~」という感じでこちらを見ていました。


アルトス君は屋根の上


アルトス君を撮影すべく頑張るカメラマン


脚立が無くても柵がある

 マイヤとアルトス君ですが、マイヤがまだまだアルトス君を気にして近づこうとしないらしいです。確かにマイヤのお気に入りの場所というのは、小屋の上にいるアルトス君からは一番遠い場所でもあるので、同居はまだまだ先かなあという感じがします。

  それにしても、今回のお披露目会でラッキーだったのは、お天気があまり良くなくて気温が低かったこと。お天気が良いとマイヤは日中はずっと小屋の中に入ったままになってしまうのです。昨日は物凄い暑さでマイヤはずっと小屋の中だったそうですが、今日は涼しかったのが幸いしてしっかりお披露目できました。マイヤが日本とカザフスタンの友好の架け橋となって、さらに子供に恵まれれば良いですね。

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4 コメント

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嬉しいお知らせ感謝! (G-Z)
2009-07-12 00:54:17
ご無沙汰しております。
とうとうマイヤとアルトスの新居が完成したようで、本当に嬉しいお知らせをありがとうございました。

早く新しい運動場に慣れて、繁殖に繋がる事ができたらいいなと思います。
マイヤは十分にカザフスタンと日本の懸け橋になっていますね。

日本でも、札幌の円山と、多摩でユキヒョウの赤ちゃんが生まれました。
今年も大忙しになりそうです・・・。
ようやく (ろこ)
2009-07-13 20:49:32
G-Zさん:
予定よりもだいぶ遅れましたが、本格的な暑さを迎える前に出来上がって良かったです。

今、日本に帰国中です。
今週は円山に行きます。多摩は来週です。
ハンが行きます! (G-Z)
2009-09-17 19:00:42
ろこさん、ご無沙汰しております。
お元気でしょうか?

本日、東京都の広報に、昨年生まれたハンが、アルマティ動物園へ行く事になったと発表がありました。

マイヤとアルトスのほか、ハンのお嫁さんが来るのかな? と期待しております。
ちょっと寂しいですが、元気に暮らしてほしいと思っております。

とうとう! (ろこ)
2009-09-25 20:56:04
G-Zさん、コメントありがとうございます。

とうとう日本でも発表になったんですね。実は、アルマティではこのマイヤのお披露目会のときに、すでに発表されていたのですが、日本ではまだのようでしたので控えておりました。

調べてみたら、10月15日に日本を出発予定とのことですね。
実は、私は10月27日にアルマティを離れ日本に戻るので、ハンにこちらで会えるかどうか微妙なところです。
ハンのお嫁さんはオランダから来ます。時期はハンの到着とはずれますが、どちらのカップルも仲良くなって欲しいですね。

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