わんこと一緒♪ マールママ日記

愛しいシェルティ2匹と暮らすマールママの記憶と記録のためのページ

セカンドオピニオン

2007年11月16日 | 病気・健康
「一人で行くから、いい」と言われ私は今まで夫の病院での診察に付いていったことがありません。夫は行動力も決断力も私よりあるし頼っていましたから。
少なくとも一年前までは。。

   

ひとりで告知も受け、おろおろする私に心配かけまいと平静を装い冗談をいいながら「俺は気持ちで病気には絶対負けない!」と強気でいました。

先生と相談し自分で決めたという治療法に私も何の疑念も持たず始めた薬物療法。
3ヶ月目ごろから、様々な副作用がでてきました。
医師から聞いていた副作用とは違う症状。だんだんひどくなりいろいろ調べてそのような副作用がでることもあることがわかりました。

副作用の出方は個人差があるので一概にどうのということはできませんが、その後の通院でも夫の先生への質問の仕方が悪いのか先生の言葉足らずなのか帰ってきてから私の質問への答えも今ひとつ納得がいきません。

治療の途中で父の他界や後始末・・至急を要する容態の変化というほどのものでもなかったこともあり、気が付けば9ヶ月も経っていました。

    

あれから・・・夫はめっぽう気が弱く、体力も落ち疲れやすく。。とにかく眠い。
睡眠が十分取れると言うことは免疫力のうえでも大切なことだから良しとして、好きなゴルフに行っても筋力の低下で飛距離が落ちたと元気がない。何よりも関節痛、筋肉のこわばり、異常な発汗が辛いと言う。
気持ちが優しくなったのもよいことだけど、薬の力で男性ホルモンを抑えるということは様々な弊害をもたらし、この後何年もこの治療を続けられないし効かなくなることもわかった。

幾度となくセカンドオピニオンを勧めていた私。
前回の診察の時「そのことを担当の先生に話して紹介状を出してくれると思ったけど会計のとき出ていないことに気がついた」と帰ってきた。
もう~・・頼りないおっとー・・
妻はいつしか母と化して「健康診断にいったら泌尿器科にも寄って先生に話してもらってきてっ!!」

   

そんな訳で、今度からは私も付いていくことに。 
早速、紹介状を持って一緒に行って来ました。

そこの泌尿器科は、腹腔鏡手術では全国でもトップレベルのスタッフが揃っていると以前テレビで偶然見ていた病院。
セカンドオピニオンについては、これまでかかっていた病院の先生も快く勧めてくださったそうだ。

診察してくださったのは科長先生。
優しく丁寧にわかりやすく説明してくださりエコーの検査で前立腺が大きくなっていると腹腔鏡手術はできないが大丈夫だとのこと。

夫はさっそく先生にお願いしたいと依頼しました。
手術の予約は年内はいっぱいで、本人も寒い時期を避けて3月ぐらいにやりたいとの希望。それまで内服薬を続けていくことに。これまでの検査の結果等、前の病院から取り寄せてくださるとのことで転院もスムーズに運びました。

むだな時間を費やしたのでは・・との私の言葉に夫は、あの時点で手術を決断するまでにはなれかったし、これまで辛い思いをしたからこそ手術を受ける気持ちになったのだと。
何より「良い先生だったよなぁ~あの先生なら安心してすべてを任せられると思った。なんだか病気が治ったような気分だよ♪」と明るい表情

「きょう二人で行ってよかったなぁ」と。
もうどちらも互いに支えあわないと、心もとない二人です。