rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

5月が近づいて、メーデーの花すずらんが咲く準備をしている。

2011-04-27 23:06:13 | 植物たち
小さい人が、ブランコを作ったから見て欲しいと呼びに来た。
姫紗羅の木(土地に合ったのか、巨木と化している)に、ビニールのロープを渡して作ったものだった。
こんな土埃の舞う風の強い日に、何をしているのかと思えば、ロープを結ぶの大変だったろうに。
おや、待てよ、姫紗羅の木の根元にはすずらんが植わっているはず(もはや自生の域に)。
小さい人の足元を見ると、すずらんの葉が踏まれていた。
きっと、素敵なアイディアを思いついて、実行しようと、木ばかり見ていたに違いない。
仕方がないから、すずらんがあることを示して、注意を促した。

すずらんといえば、5月1日のメーデーに、大切な人にすずらんの花を贈り1年間の幸運を祈る風習が、フランスにある。
5月1日には、いたるところに即席すずらんスタンドが出来て、すずらんを小ぶりな花束にして売っていた。
甘い香りを漂わせる小さい小花をぶら下げたすずらんの花は、爽やかな5月の空気に彩を添えてくれる。
すずらんが咲いたなら、お気に入りのアクアブルー色のガラスの小さな花瓶に飾ろう。
キッチンの北側の窓辺がいい、料理をしているときに目を楽しませ、芳しい香気で癒してくれるだろうから。