
タイトル詐欺になってしまうが、満開になった河津桜にメジロたちが蜜を吸いに来ていた。
私が桜の写真を撮ろうと木に近づいていくと、まずちょっと大きめの鳥が飛び立った。
その後に、メジロが数羽近くにある杉の木へと飛び移っていった。
なんとも絵になる組み合わせだったのだと惜しい気持ちになったけれど、鳥を写す機材を持っていないし、じっと待ち続ける気合も持ち合わせていないから、そもそもが過ぎた望みなのだ。
けれど、メジロを見れただけで十分ラッキーと言えよう。
きょうは、家に咲く花々の写真を撮って、「花便り」として親しい人にメールを送った。
なんとも暢気な行いだが、春の美しさを分かち合いたいだけ。
私ができる、ささやかな贈り物だから。