たくまし可愛いい、ロボの戦い

乳がんと戦う、ロボの戦闘日記。
戦闘を離れた日常もつづってます。
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卑しさポイ

2005-03-05 | カテゴリなし
昨日も忙しい1日だったけど、今日も一日中動いてた。
低反発マクラをオークションで一個600円で落としたんだけど
住所が古い住所のままで、代引指定の場合は転送できないと言われ・・
送付元(オークション元)に返送し、新しい住所に再配送すると2000円かかるとか
配送センターに取りにくるなら大丈夫とか
配送センター間のみでの移送ならできるとかできないとか
朝から電話 and 電話の嵐。
結局、代引の場合は配送センター間の移送も出来ず
午後イチで旧居の近くの配送センターまで取りに行ってきた。


私にとっては気持ちよさが残ったので正直に話してしまおうか。

そういや敷金の戻りが一ヶ月半も経つのにまだ入金されてないなぁ~と思い出した。
旧居の不動産屋はいつも適当で連絡がなかなか来なかったりして
その適当さが良い時もあるんだけど、敷金の戻り金ともなると待ち遠しい訳で
ここから不動産屋も近い事だし、まったく!と思って催促の電話してみると
これが痛い事になっていた。

私はバイクの駐車場の代金を、ずーーーーっと踏み倒していた。
2年間くらい。
駐車場の代金は家賃と一緒ではなくて、大家さんに直接持っていかなきゃならなくて
それがどうにも面倒臭くて、そう初回から月末を過ぎてしまって、
お金はあったけど顔を出しづらくなってしまって、一度も払いに行かなかった。
大人なのにね。
それから大家さんと顔合わす事はあっても、どちらも触れないどころか
「週末はバイクでどこへ行ってたの?」とか普通に声をかけてくれる。
この関係、この状態は何なんだろう??と思っていた。
払わなくてもいいのかな?という気持ちが確実に出来ていた。

引越しに際して大家さんに挨拶に行こうと思っていたんだけど
手土産を近所で買う訳にいかないか・・とか思ってどんどん大家さんが遠くなるのね。
結局挨拶もできないまま引越しをしてしまった。

不動産屋は、駐車場の代金全てを敷金から相殺し、更に不足分は勘弁してもらう
私へは「触らぬ神にたたりなし」でこのまま黙ってようと思っていた、と言った。
あの大家さん、いまさら全額払えって言っているのか・・という驚きも受けたけど
「黙っていようと思った」という表現に引っかかりを感じて
もし不動産屋と大家さんとの間で「全額とは言わないけど」って話が出ていたら、
不動産屋は私に返金する事なく、また適当にやられちゃうんだわ。
不動産屋にまかせず自分でちゃんと挨拶にいけば、減額してくれるかも・・という
打算が沸いてきた。
それから言い訳をずっと考えていた。


近所で手土産を買って大家さんちに向かうと不在で、
これでは手土産の行き場もないのでしばらく公園のベンチに座り時間を潰した。
手土産を買ってなかったら帰っていたかも。良かった。
そしてその間に考えが改まった。

迷惑をかけたのに優しく接してくれた人に、卑しい気持ちを持つのはやめよう。
言い訳とか、自分を大きく見せるのはやめて、
小さくてどうしようもない自分のままで謝ろう。
「純、あやまっちゃおう」あれと似てる。
結局、残念な事にいつも顔をあわせていた大家さんには会えず、
2世帯で住んでる娘さんに事情を話し、謝罪の言葉と、手土産と、
敷金からはみ出す分も支払うという事を伝えてもらうようお願いした。
こんな頭だから帽子を外せないのが申し訳なかった。

帰りに不動産屋に寄って、不足分の代金を預けて
大家さんから領収証をもらったら私に送付してもらえるようお願いした。

申し訳なさは残るけど、家路をたどる私の足取りは堂々としていたはず。
ちょっと自分を救えた、かな?

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