たくまし可愛いい、ロボの戦い

乳がんと戦う、ロボの戦闘日記。
戦闘を離れた日常もつづってます。
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医者の説明

2006-09-21 | カテゴリなし
検査結果を聞く当日、私は仕事を早退して向かいました。
母と私と弟の3人で臨みました。
待合室では弟はバイトだの友達だの、どうでもいい話を続けてるばかり。
私の癌の告知の後も弟はこんな調子だったので解ってはいたけど、
ホントに、ズレてんだかズラしてんだか‥
絶対、大きくズレてるんだと思います。


先生に呼ばれ、聞かされた検査結果は以下のようなものでした。

CTによるとかなり大きい腫瘍が見られる。
胸から液体が出てくるという症状通り、腫瘍は皮膚に食いついている。
先日採取した細胞は良性との結果が出たが、病状を考えると悪性の可能性が高く
単に“取得した細胞にはたまたま悪性の細胞が含まれなかった”
と考えるのが妥当と思われる。

たとえ良性であっても放置できる病状ではないこと、
中途半端にメスを入れると癌細胞が活性化する恐れがあることから
病側の胸は全摘出する手術を行う。
通常は全摘出の場合、縫合する皮膚が足りないためお尻等から移植するが
幸い皮膚が多い(太っている)ため、足りるのではないかと考えている。


患者さんや家族にあわせて、かみ砕いた説明や冗談も交えつつ
30分くらいかけてそんな内容を聞きました。


私の時と似ている。
症状こそ全く違うけど私も癌ではないかもしれない
採ってみたら違ったよ、だったらいいなと思い続け‥

結局、癌だったんだよね。

いや、違ったらいいなとは思ってなかったかもしれません。
だって先生が「癌細胞は採取されなかったので癌とは診断できないが、
その他の結果を見ると癌だ。」と言っていたから。
だから癌じゃない可能性もあるようだけど、やっぱり癌なんだな
もう逃げ道はないんだな
っていう気持ちまで、私の時と似ている。


先生からの説明が終わると、手術までの間にまだ必要な検査や採血の日程を決めました。

まず採血して、24時間尿を貯めて、その間にも採血して、麻酔の先生の話を聞いて
心電図とって、肺の検査をして、何日からは飲食禁で‥

病院勤めだから早く入院するより仕事で病院に来ているときに
仕事の合間に検査をしちゃった方が楽だろう、
そんな医者と母の考えが全く裏目に出て、入院前はハードスケジュールとなりました。
とくに面倒なのは“尿を貯める”というところで、私の時はなかったのですが
24時間のうちに出た全ての尿を、指定の容器に貯めて提出するのです。
その間は何をしててもいいので、買い物へ行っても、外食に出ても自由ですが
尿だけは、漏れなく容器に貯めなくてはならないのです。
そんなんじゃ外出なんてできませんよね。
しかも母は日勤だの夜勤だのと仕事が入っているのです。
想像してみて下さい。

“職場で尿を貯める”

そこはキッパリ分けたいところです。。


なんとか合間を縫って全て条件を満たすスケジュールをたてたけど
次は素直に、早めに入院してください、母さん。


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2 コメント

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そうかぁ… (kimo)
2006-09-21 16:16:13
やっぱり癌だったんだね…

症状が出てたんだから、

もっと早く病院に行ってれば…って

考えちゃうけど、

おかんの性格上は無理かぁ~



娘の後にすぐ母って、

本当さぁ、神様はいるんか?

とか思っちゃうよね。



何気にあたしも人ごとじゃないからなぁ…

考えさせられるよ(汗)
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それが! (ロボ)
2006-10-03 13:10:31
癌ではなかったのです

9/25日時点(手術後、2週間)で判明!

病気を知ったときは「神様・・」と思ったけど

癌じゃないとわかったら「ご先祖様・・」て感じ。

心配してくれてありがとうね!!!
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