たくまし可愛いい、ロボの戦い

乳がんと戦う、ロボの戦闘日記。
戦闘を離れた日常もつづってます。
コメント・ツッコミお気軽に!

戦いを暖かく迎えることができた。

2004-10-31 | 闘病日記
二人で本屋に行って、いろいろ調べてみた。
こどもはどうやら産めそう。
仕事を辞める事になるかどうかは、進行状態と、胸を残すかどうかの
手術の方法などにより退院後の治療によるから今は判らない。
彼とは”シコリ”を見つけるちょっと前から、
春になったら一緒に暮らそうと話していた。
状況は少し変わるけど、目的の貯金もできなくなるけど、
でも、仕事辞めたら一緒に住ませて。と伝えた。
転がり込むからね!と言ったら、狭いから引越しだね、みたいな話になった。
ほんとうれしい。
もしかしたら彼にも迷いがあるかもしれない。
彼だって不安を抱いているだろう。
でも私を落ち着かせる言葉をかけてくれる。
ありがたい。
でもこども産めなかったらそれもできなくなる

”乳がんの可能性を高めるいくつかの悪条件”みたいのを読んだら、
年齢的にあてはまらないもの以外、ほとんどの条件が該当してた・・すごい。
でもその中の半分は生理的な現象だったり、とにかく自分ではどうこうできないもの。
他には、脂肪分が好き、コーヒーが好き、とか。超好き。

家に帰って、ネットでまた勉強。
こどもは・・ホルモン療法?卵巣摘出?とか、なにやら治療方法によっては
やっぱり産めないみたい。
どのような手術・その後の治療を行うか、主治医と話さないことにはなんとも
言えないんだ。
一進一退。

ロボ、がんを認識

2004-10-30 | 闘病日記
今日はCT。時間に少し遅れて受付の人に注意を受けた。
そうだよね、ギュウギュウに更にねじ込んでるんだから。
てか私、なんか検査センターの時はもう安心余裕、時間なんか関係ねーよ!
ってな状態ですって感じだったけど、・・あれ余裕とか関係ないね。
どっちでも遅刻はするのね。

造影薬ってのを投与してのCTは初めてなんだけど、
打ってすぐ体中が熱くなった!すぐ!
てか体中より前に、一番にパンツの部分が熱くなって(笑)、
漏らしてる!?と思って焦った!!でも大丈夫だったみたい。
結果、余裕。

家に帰って、ネットで調べてみることにした。
とにかく衝撃を受けることが多く書いてあった。
おっぱいは再建できる、やっぱそうか!ウレシー!
こどもはできない、
抗がん剤を使用する、
脱毛。
えー えー
そ いうことか・・。

がん なんだ。

あるブログの人も、こどもができないことに悲しんでいるようだった。
でもまだ私は「抗がん剤」って言葉にすらびっくりしてる。
抗がん剤って、抗がん剤って・・・・
ん?抗がん剤って何だ?

副作用で髪の毛とか抜けるってのは知ってる。
全身とかに転移してたりするのを潰すために使うんでしょ?
乳がんでも手術しても抗がん剤っているの?
なんなのなんなの?

そんでやっとこどもの件。
こどもができないって、それはこまる。
できないと、きっと彼とも別れがきちゃう。
ひとりぼっちでおっぱいなくて、あ、おっぱいは再建できて、
で抗がん剤とかあって、髪の毛抜けて、仕事は復帰できなくて、
仕事辞めないといけないのかな?
やー辞めなくてよくてもそもそも仕事出来ないかも。
そんで?一人で?

絶望。

こどもできなくても結婚はできるかもしれない。
でもこどものいない家庭なんて今は暗くしか考えられない。
おっぱいが無いことは人生においてそんなに・・とか言うけど、
こどもだって一人でもいれば、このこがいるから・・とか思えるかもしれないけど
そう、そもそも他のHPの体験談は既に結婚してこどものいる人ばっかり。
早すぎるよ。
若すぎるでしょう?乳がん界では。なんつーのニュースター?違うか

彼にどう話そう。こどもができないこと。
私泣いちゃうかも。いや泣いてもいいんだろうけど、
泣いてしまったら、彼も別れとかを切り出しづらくなる。
泣いたらまるですがり付いているみたいになっちゃう。


夜、彼には泣なかないで切り出せました。
別れを切り出すより残酷だったかも。
彼は、まだ決まったわけじゃない。
もしこどもが産めないとしても、もしかしたら方法があるかもしれない。
卵子を摘出するとか、しておくとか?
まだ結果を出すのは早いというのと、いろいろ調べないとって言ってくれた。
そりゃすぐ別れるとかどうとか言うような、そんな冷たい人な訳ないんだけど、
良かった。ホッとした。未来がひらけた。
私には一緒に悩んでくれ、落ち着かせてくれる人がいる。

他の患者さんは、そんな状況ばかりじゃないだろう。
きっともっと絶望だ。

タマゴもお願いします

2004-10-29 | 闘病日記
徹夜明け、今日は吉牛食べちゃおう!
そんで夕方まで仮眠。
そんで夜から冬の賞与査定。
今日も皆に厳しいこと言う。やさしい事も言ってるつもり。
みんなのビジョンに添えたらいいな。
みんなの課題も、私の課題もいっぱいあるなぁ。
やる気はあるんだけど、時間があれば出来るんだけど、
出来るのかな私?

大きな一日

2004-10-28 | 闘病日記
今日は大きな病院で更なる検査。
予約の時にすごい混むからそのつもりでって聞かされてたけど、ほんとすごい待った。
大きな病院嫌ーい!だって病人が多いから。
私はそんなに病気じゃないやい!そんなに辛くないもんね!とか思う。
すごい長い時間待たされて、結局そこらで売ってるような薬をもらって・・
薬屋行きゃあいーじゃん!てな感じ。そりゃ診察が大事なんだろうけど。
でも今日はおとなしく受けますよ、診察ね。
長い時間だって待つもんね。
あっち行かされ、こっち行かされ、んで戻って来て?ハイハイ。
早く病気を知りたいよ。

ところがそんなホイホイっとした、簡単な一日じゃなかった。

まず触診。先生の歯切れが悪い。先生、お顔がすぐれません。
痛むのは良性によくみられるケースなんだけど、
くぼみがあるのは悪性の特徴とか。
でもケースによるから、まだ良性の可能性も・・とかなんとか。
それでレントゲン(たぶんこれがマンモグラフ)。
おっぱいを技術のバンリキみたいのでギュウギュウにはさむんだけど
私のB~Cカップのおっぱいが、厚さ2cm位にペチャンコに!マジ痛いんですけど。
胸の小さい人が「小さいものを無理やりはさむから痛い!」って書いてたけど
中くらいもかなりのもんでしたよ。
長女でシッカリ者であまり泣き言を語らないつもりの私だけど
(そりゃここではちょっと違うけど)
とにかく顔に出ちゃうのを抑えきれない。
口に出しても仕方のない「痛い・・」の一言が出ちゃう。
縦に2cm、こんどは横に、次は反対の胸、今度は局所。
でも頑張ったよ。
だって看護婦さんも大変そうだった。
挟んでから撮影のところへ移動するのに走ってた。ありがとう。

つぎに超音波。先日のと同じだけど、斜めから少ーし画面が見えた。
でも何が何だか解らないけど。
何度も何度も行き来させ、首やわきの下も取った。
先生、いいもの取れましたか?
超音波は先日もやったし、痛くないから余裕。

そして再度診察室へ。
あんなに痛い思いしたレントゲンには何も写っていなかったみたい。
「もう一回」って言わないで言わないで言わないで・・・言われませんでした。
だけど超音波にはしっかり・・良くない形の影が写っておりました。
良性のはまるい形らしいんだけど、悪性のはトゲトゲしてて、
そのトゲトゲしてるのが筋肉や皮膚をひっぱってくぼみができるんだって。
確かに私、くぼみが出来てるし、超音波の写真もトゲトゲしてる。
ご両親は近くにお住まいですか?なんて話もされました。
おいおい両親って言葉がでてきたよ。

でもまだ良性の可能性もあるとかで、
今度はシコリに直接針をを刺して、シコリの細胞を抽出するという検査。
また超音波でシコリを画面に映しながら。
今度は私も良く見えた。
もう形も教えてもらったから、どれかも判る。
手に刺す注射って、細い血管に指すからゆっくり丁寧に両手でやるでしょう?
さすが相手が数センチのシコリともなるともー違うのね。
では刺しますよ~ブスッ!!って感じ。片手で、包丁みたく下手に握ってズブッ!みたいな。
実際どう握ってたかまでは見てないけど、殺されるのかと思ったよ。本能で恐怖を感じました。
超音波の画面には刺さっているのも良く見えた・・。
そして痛い!また顔に出た!もう嫌、ほんと嫌だ!!
痛くしないで。

そして最後に血液検査。
今まで献血や毎年の健康診断での採血、痔の入院での採血や点滴、インフルエンザ?
いっぱい刺されてきたけど、過去最短の針挿入!
気持ちを整えたり覚悟する間もなく、座ってゴム巻いてちょっと腕拭いたらもう針刺さってた。
更に次から次へと試験管を、そう7本くらい採血した。
スゴッ!っと思ってみた看護婦さんの手はすごく荒れてた。
ゴムに触って、消毒して、針刺して、次々と試験管を取り替えて、最後にテープ張って、
って作業をこうもテンポ良く毎日やってたら、こうなっちゃうのかな。
ちょっと悲しくなった。

最後の最後に耳に針をさして血を出し、その血が何分で止まるかの検査。
チクッと刺した後、先生がタイムウォッチ持って、ガーゼでたまに耳を拭きながらたってる。
1~2分位かな?OKだったみたい。

さて、さっきの細胞の結果が出るまでには数日かかるんだって。
その日までにまだ検査があって、CTとMRI。
どっちも予定ギュウギュウのところを無理やりねじ込んでくれたみたい。
そのねじ込み具合から、なんか少し、読み取れる。
CTは前に受けたことがあるんだ。寝てるだけだから楽勝。
MRIは知らないけど、似たようなもんでしょ(勝手な想像)。

それよりもう、今日の時点で状況が変わった。
私は乳がんの可能性がかなり高そうだってこと。
そうか・・
頭ドロドロ の再来。
でも泣いちゃだめだ、病院だここは。
いろいろ聞かなきゃ。
入院は3週間くらい。
おっぱいはある程度残る。
ちくびは進行に寄るから微妙。
他の病院(実家の近くとか)に移ることも可能。
入院はすぐではない。
CTとMRIの日時。
次の診察の日時。
そのとき決めること。よし、残りはそのとき聞こう。

先生は結構時間をかけてくれた。
診察室から出たら、まだ待っている人がいた。
そうだよねー。
でも、次の人が待ってるから・・とかで、短く済ませたりしないんだ。
すごく時間を裂かせてしまった。
次の人、待ちくたびれて長いすに伏せってた。
この人だって病人なのに申し訳ない。

ああ・・
本当にそうなんだ・・乳がんなんだ・・
なんだか時間が出来たせいかまたドロドロしてきた・・

でも今日はダメなの、これから夜勤の仕事なの。
おっぱい残るんだー。きっとちくびも残るよね。
なくてもちくびの整形とか出来そうだしね。
さーレッツゴー

今日は夕飯にケンタッキー食べよう!
がんなら痩せるんだから我慢しなくていいじゃん。

ロボに暗雲

2004-10-23 | 闘病日記
見せられた検査結果の紙に”継続して検査が必要”みたいな事が書いてあった。
それが検査センターからの回答か・・。
もっと大きくて、専門の先生がいる病院を紹介されてしまった。
なんていうか・・えー、先生、安心してって言ってたじゃん。
まぁ、仕方ないか。その間安心できたしいいか。
最初の検診から一ヶ月。
ありゃ・・

お母さんにも話しておこう。心配かけるなぁ。

続・シコリの主張

2004-10-21 | 闘病日記
今日は結構痛かった~
イヤまぁ、痛みはイテテテテ、って程度なんだけど
なんつーの?頻度が、そう頻度が。
痛むのは時々で、数分程度。
でも数時間毎にやってくる感じ。
何なんだろう。次の診察まで我慢だ。

シコリの主張

2004-10-19 | 闘病日記
今日は夜にスポクラ!
最近、日中にシコリ部分が少し傷むことがあるんだけど
スポクラ後、寝る前もちょっと痛くなった・・
まぁ、イテテテテ、って程度なんだけど。

先生お悩み?

2004-10-16 | 闘病日記
2週間後位に検査結果がもとの病院に届くっていってたのに、
2週間後ってことは実際には1週間後位には届いている(勝手な解釈)だろうに、
まだ連絡こないの~ なんて彼に話したら、
結果が悪くて言い出しづらいんじゃないの~?
それか、がんなような・・そうじゃないような・・ってまだ悩んでるんじゃないの?先生が。
だって。 もー。
ムー。

血ワキ肉踊ってますか?

2004-10-09 | 闘病日記
今日は関係ないけど社員旅行!with typhoon!
社員のほとんどが面倒くさそうだけど、私は実は好きなんだよね社員旅行。

そして今日はなんだか過去最大級の超大型、低速台風到来。
漫画で「台風ってなんかこう、血ワキ肉踊りません?」ってセリフがあったけど、
不謹慎だけどなんとなく・・
台風の後に海水浴に行くと、すっごいデカイ波がきて、よくもみくちゃになってた。
張ってあるロープに引っかかったりして本当に危険なんだけど、楽しかった。
でも親はよく許したな、あんなの。
自然と死はとなりあわせなんだよね。
台風の日に川を見に行って巻き込まれて・・ていうニュースを聞くと、
平和に犯されちゃいけないと認識させられる。
川は怖いとか、海は怖い、台風は、木登りは、ジャングルジムは、エスカレーターは・・
とか、大事なことを語ってくれる人が少なくなっている。
いや知らないだけで、居るのかもしれないけど。

旅行中止も検討されたけどでも行く先は東北、台風はまだすこし南のほう。
逃げる形で出発でした。まだ雨も降ってなくて、しかもバス移動なので楽チン。
なーんにも気づかず「露天風呂行こう!」って行ったけど、露天風呂ってさ、外だよね!そりゃそうだよね!
ビュンビュン、ゴーゴー、ガランガラン言ってる中で、
ヘヘ。入っちゃった。
んー閉鎖してないのもどうなんでしょう?でもなかなかない経験。
子供のように興奮した!
広ーい露天風呂に小さな船が1隻、もちろん飾りでつないであるんだけど
それが暴風で流されそうになってて、あれ出港しちゃうんじゃねーの!??なんつって。

それから次の日行った水族館がすごく素敵だった!
私のなかで1位、や、2位。 あ?3位?
やーもうほんと良かった!面白い!今度は彼と行きたい!
でもどうしたら行く気になってくれるだろう?
うーん・・

運転手さんスミマセン

2004-10-02 | 闘病日記
遅刻じゃーん、まいっかぁ?
なんかもうすっかり安心しきってマス。
タクシーの運転手さんに渡した、検査センターへの地図にも”10時予約”と書かれてて
「えっ!10時までに行かなきゃいけないの、コレ?」
「やー大丈夫です、それは」(←勝手な判断。)なんちって。
運転手さんのほうが焦ってた?そんな調子で超音波。
ジーパンに上半身裸で薄暗い部屋(患者が恥ずかしがらないように暗くしてるのかな?)
に入り、台に仰向けで寝て、なんだか若そうな看護婦さんにジェル&スキャナーで
ヌルヌルヌルヌルと胸を行ったり来たりされた・・
なんか、シコリ部分とちくび部分は念入りなのね(笑)。
やっぱシコリ部分は強くされると痛かった。
あーくすぐったかった。いやでも痛かった!
今日はこのあとお尻(痔)の検診!