bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

HIV

2006-07-22 08:39:52 | 日常について
今日は13時からのHarvard教授による講義が教授の体調不良のため、
急遽キャンセルに。
その代わり15時から別の方のお話を伺いました。

HIVの研究と政策との関係についての話でしたが、
なかなか面白かったです。

<知らなかった事実>
・アメリカのHIV患者のうち、60%がAfricanAmerican。(2005年)
 うち、2005年に新たに感染した患者の80%がAfricanAmericanの女性。
 また、AfricanAmericanの24歳~35歳の人々の死亡原因の第一位がAIDS。
 (HIV感染⇒AIDS発症は違う症状です。念のため。
  ちなみに、チンパンジーはHIVには感染するけど、AIDSは発症しないそうです。)

・インドでは、HIVがタブー視され、政策的に全く無視されていた状況が続いたため、
 最初に患者が発見された1987年約20年の2006年現在で、今2~4百万人のHIV感染者
 がいる、と推計されている。
 また、この感染率・感染パターンをそのまま放置すると、
 2015年には、インドの患者は4千万人になる、と推測されている。

・ボツワナやナイジェリアでは、15歳以下の3分の1の子供たちがHIV感染者。

うーん、日本では何故かある時期を境にパッタリとマスコミからエイズ報道が消えましたね。

でも、日本でも感染者は確実に増えているはず!
何か手を打たなければいけないのではないでしょうか?

※写真は、部屋から外の夕立を撮影したものです。
 一日雨、ということは少ないのですが、朝と晩はかなりの確率で降ってますね。
 こちらは雷が結構すごいですね~
 さっき一発落ちました。。。

図書館

2006-07-21 08:29:06 | 日常について
図書館です。
まるでどこかの博物館のようです。

「Widener Library」と名前がついているので、
恐らくはWidenerさんが寄付したんでしょうね。。。(不確かです)

中もかなりキレイで、まさに「権威」というか「荘厳」という言葉がぴったりです。

出口では、文書を持ち出していないか、手荷物検査もあります!
(入り口では無いんですが)

ここはエアコン効いているし、22時まで開いているので
今後はちょくちょく立ち寄って勉強しようかと思っています。

Jackie Old Coyote

2006-07-20 08:39:47 | 日常について
今日は普段の授業に追加して、18時半から2時間ほど、
Jackie Old Coyoteさんの講義を聴いてきました。

彼女は数少ないNative Americanの一人で、
今はHUNAPの客員教授をされている方です。

若いことはモデルとして活躍し、映画も数本出ているとか。
最近では「ラストサムライ」にもNative American役で少し出演しているそうです。
(関係無いですけど、ジョニー・デップもNative American出身なんですよね。)

今は良いオバサン(失礼!)といった感じの方でしたが、
はっきりとした英語で丁寧にプレゼンしていただきました。

内容は、Native Americanの自治権についてのお話。

アメリカにおけるNativeAmerican(昔は単純にIndianと呼ばれていましたね)の問題は、
なかなか微妙な問題を孕んでいるらしく、
今回のSummerではあらゆる角度から、イヤというほど彼らについて学びました。

さて、アメリカにはNativeAmericanとして、連邦政府が認定している数はどれくらいいるでしょうか?


・・・なんと、現在で563種族!
それぞれが独自の文化・言語・自主統治権をもって、機能しているそうです。
それぞれの種族で神聖な土地・儀式・習慣に基づいて生活しています。
とはいえ、絶対数でいえば人口の1%にも満たない数であり、
なかなか政治的な支援を得られにくい状況にあります。

NativeAmericanは、他の人種問題とは異なり、
もともとイギリスからの移民が彼らを排斥したという過去があるだけに、
(Native Americanとしては、
 「排斥されたのではなく、国家と国家としての対等な条約に基づいて
  我々の支配していた土地を渡し、特権保護の権利を得たのだ」という考えだそうですが)
税制上の優遇措置や、カジノの開催権利など、様々な保護政策をうけています。

ただ、長年アメリカ政府の「保護」政策という看板による「隔離政策」で
近代化に追いつかず、圧倒的な貧困に苦しんでいるのが実態だとか。

日本にいると、人種問題というもの自体をあまり意識する機会がありませんが、
やはり様々な人種が入り混じっている国だけに、
抱える問題は様々ですね~

John F. Kennedy Presidential Library And Museum

2006-07-19 10:45:00 | 日常について
今日は午前中にちょっとした郊外にある
(マサチューセッツ大学の真横)
JFK Libraryに社会科見学。

一応教室集合だったのですが、
勝手に現地に車で集合していたり、
教室から現地までも結構バラバラ。
それでも「OK」なのがアメリカなんだな、と実感。
まあ、合理的っちゃあ合理的ですからね。

施設自体はかなりこじんまりとしていて、
まあ見るべきもの、というのも特に無し。
情報としてもWebにある情報の方が詳しいほど。

JFKを愛するアメリカ国民にとっては、
彼の時代を思い起こさせる品々やJFKの残した軌跡が辿れるので、
まあ面白いかもしれませんが、いわゆる「学術的価値」という観点で期待をしていると
ちょっと違うかも。
「Library」とありますが、むしろ後方にある「Museum」の方が近いと思います。

一番良いのは、この博物館が建てられている場所が海沿いなので、
博物館からボストンの海が一望できること。
海の向こうにはダウンタウンが見えて、これはキレイです。

さあ、これから見学の内容をまとめて明日のプレゼンの準備です。
(といっても、ここの資料ではかなり内容が薄いので、他にも調べなければ・・・)

今日もまた布団で寝られないかも・・・

なんだかボストンに来ても会社時代とあまり変わらない生活な気もしてきました。
(筋トレとプール/ランニングは違いますが。。。)

教会

2006-07-18 10:33:48 | 日常について
Harvardの校内には、教会もあります。
日曜の11時くらいからは毎週ミサも開かれています。

こうしてみると、ひとつひとつの建物がちゃんと絵になるほど
キレイに設計・維持されていますね~

さすがです。
平日・休日に関わらず毎日のように大量のツアー客が押し寄せては
校内を歩き回っています。
僕の母校の中をツアーで歩く、なんて考えられないな。。。
しかも説明員はどうみても夏休み中の学生。
観光客としても、現役ハーバード生から直接説明をうけて、
校内を回るというのはなかなか良い経験なのかもしれません。

そこら辺も学校ブランドをうまく利用したビジネスをしているなぁ、
と感心します。

しかも、こういう建物にもふとすると寄付した方の名前がついているんですが、
こんなにでっかい建物をポンと寄付してしまうなんて。。。

僕が今住んでいる寮も内装というか部屋は監獄ですが、
外見と中庭はなかなかキレイです。

今度また写真でお伝えします。

海へ!

2006-07-17 08:31:24 | 日常について
今日はタイ人学生達と日本人学生でボストン郊外の海へ出かけてきました!

ボストンから車で1時間半ちょっとのRockport Harbor。
名前の通り基本的にはHarborで、そんなに広いビーチではありませんが、
地元の人たちでにぎわっているビーチです。

かるく水遊びをした後に、荷物を置いて(貴重品は勿論もっていきましたが)ランチへ。
二日連続のロブスターを堪能。
海岸で食べるロブスターはまた格別ですね。
こちらは安い(一匹食べて$12)しね!

そしてあまーいアイスクリームもデザートで食べた後、
再びビーチに戻ってみると・・・

無い!ビーチが無い!

なんとランチの間に潮が満ちてきて、
僕らの荷物の置いていた部分はすでに海底に!!!

やばい!全部流された!!!


と思ったら、近くの方が「それだよ」と指差すと、
何と波打ち際ギリギリに僕らの荷物が。

何と親切にも3回も潮が満ちてくるのにあわせて荷物を移動していただいたそうです。

助かりました~。

しかし、潮の満ちるのってそんなに早いんですね~

1時間くらいで20mくらいあったビーチが跡形も無くなってました。

その後、ちょっと泳いで15時くらいに帰路へ。
今は背中が真っ赤に腫れてます。

そして、当然宿題はこれから。

先生に真っ赤な顔で「宿題できませんでした」と言ったら怒るだろうな~

ロブスター

2006-07-16 08:19:22 | 日常について
今日は受験時代の仲間が日本から合流したので、
老舗のUnion Oyster Houseでお食事。

待っている時に見たお客さんの食べていたJumboサイズは生憎売り切れとのことだったので、
ミドルサイズのものをシェア。

こっちで食べるのは2回目でしたが、
この店には醤油があったので、通常の付け合せで出てくる溶かしバターと
あわせていただきました。

うん!やっぱり日本人には醤油が一番ですね。
美味しゅうございました。
まあ、味は伊勢海老に似ていると言えますかね。
こちらは単に塩茹でしたものがボン!と来るので、
市場で安く買って家で調理した方が色々味は楽しめるのかもしれません。

しかし、日本人が何でも醤油つけて食べたがるのって、
例えばアメリカ人が何でもケチャップつけて食べたがるようなものなんでしょうかね。
醤油は生まれながらに食べているものなので、
やっぱり口に合うんでしょうね。。。

この夜は土曜の夜でもあったので、
その後寮の学生達と合流してさらに飲みに行っちゃいました。

宿題は・・・先送り、ということで。。。

プロテインⅡ

2006-07-15 08:05:22 | 日常について
先日買ったプロテインが10日くらいでなくなってしまったので、
また買いました。。。

今度はHarvardの中に専門店があるという情報を仕入れて早速向かうと、
店の中はプロテインだらけ!!
と、いうか栄養剤がプロテインに限らずたくさん売っている専門店でした。
(薬局とは違います。あくまで栄養補助食品だと思います。
 マルチビタミンとか、葉酸とか、Q10とかの類です。)

アメリカ人はコーラとハンバーガーばかり食べながら、
栄養はビタミン剤で補っていたりする、不思議な人たちです。
ちゃんと野菜とか食べればいいのに・・・
寮の食堂でみる外人の学生の食生活を見ていると、
ホントに炭水化物ばかりで心配になっちゃいます。
(ホットケーキにたっぷりシロップ&じゃがいものソテー とかね)

無茶苦茶マッチョな店員に
「筋肉を増やすのに効果的なプロテインはどれ?」とオススメを聞いて、
「オレもボディビルを始めたときには、これを使ったんだよ。
 タンパク質も分解されて吸収しやすくなっているし、純度も高く、
 砂糖も抑えてあるから、これが最適さ!」
と多少マニアックな会話の後、強く勧められたものを購入。

一日スプーン2杯~3杯を2回以上飲むと効果的だとか。
え~、こちらのスプーンは一さじ20gくらいあって、
日本のスプーン(通常7g)の3杯分は既に一杯であるんですけど。。。
こちらのスプーンで3杯入れると、コップの半分以上が粉で埋まり、
ホットケーキのタネみたいなドロドロの半固形物を
飲むというよりは食べる感じになります。

でも、プロテインを飲み始めてベンチプレスも伸びてきたし、
ちょっとまた頑張ってみようかなぁ。。。

River Thieves

2006-07-14 19:58:24 | 日常について
River Thievesという本が課題図書になってます。。。
今日の授業から始まるので、それまでに読んでおけ、ということだったのですが
現在でまだ60P・・・
あと250Pくらいあります。

まあ、今日はOverviewということで先生が概略を話すかんじになりそうですが、
週末には読まなければいけません。

うーん。。。

毎日宿題に追われて読むヒマが無いんですよね~(言い訳)

日曜は海に行くから、明日気合を入れて読むか!
(既に本日は計算に入ってません。だって金曜だし・・・)

The End of Business Schools?

2006-07-13 20:30:49 | 日常について
今日の授業の宿題で読まされたのが、
The End of Business Schools?

15Pくらいのボリュームですが、読み始めたのが3時半からで、
途中に30分の休憩を挟んで7時までかかっちゃいました。
うーん、まだまだです。

内容は、というと
「ビジネススクールに行っても、将来の給料や出世には全く関係が無い!」
という説を、様々な調査結果から導いています。
(ちなみに、あくまで「MBAで得られる知識がどの程度役に立つのか」
 という観点に限定しており、そこでの経験値やネットワークのもたらす
 メリットについては、この論文では触れていません)

たしかに、一時期のMBAブームで受験者・MBAプログラムともに増えたので、
大量のMBA保有者を生み出すこととなり、結果として全体的に質を下げたという
ことかもしれません。

ただ、TOP校であってもあてはまるのでは、と推測される点はいくつか指摘されていました。
例えば、
・理論は学んでも、実践の場で学ぶ経験を得られないため、
 実務への応用が利かない/CaseMethodはあくまでCaseである。
・本当の会社のマネジメントで必要になるリーダーシップというものは、
 なかなか教えられるものではない。(だからこそ高い価値を産む)
などです。

私もまだ実際に学び始めているわけではありませんが、
確かに「知識」といった側面からだけ考えると、
何も2年間という時間とお金を投資するのには割りが合わないかもしれません。

ただ、「経験」という側面からすると
●2年間、集中して勉強する環境を得られる
●世界中の人々との交流の場を持つことができる
●さまざまな業界とのネットワークを作ることができる
といったメリットはあるかと思います。

そして、何といってもMBAがどれだけ自分に価値を与えるか、は
その学生次第だと思っています。
日本の大学時代のように、単純に単位を取ることが目的の勉強では、
この論文の言うとおり、何も得られないかもしれません。

自ら貪欲に突っ込んで、吸収していくことで、
MBAを価値あるものにできるのだと思います。

某大学の卒業生の方に言われたのですが、「やりたいことは全部やった方がいいよ」
とおっしゃっていました。
僕も2年間が終わった時には、「もう、全部やりきった!」と言えるように、
勉強も、友達づくりも、筋トレも、ラグビーも、旅行も、全部全力で頑張ろうと思います!