bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

お詫び文

2006-11-30 15:43:41 | 日常について
今日のManegerial communicationでは、詫び状の書き方を皆で習いました。
というとちょっと大げさですが、要はTPOによって文体を変える必要がある、
という話です。

日本語ならお詫び文は腐るほど書いたのですが、
英語となるとこれまた感覚が異なります。

どこまでDirectに書いて、どこまでIndirectに書くか。

その感覚をつかむのに苦労しています。
あまりIndirectにしてしまうと、言語明瞭、意味不明ということになってしまいますし、
Direct過ぎると、Offensiveになってしまいます。

まあ基本は世界どこでも一緒だと思うのですが
(誠意をもって対応する、ということですね)
どこまで過ちを認めるか。どこまで踏み込んで言い訳をするか。

そういった感覚がまだよく分かりません。

今日のテーマでは、発注ミスをして迷惑をかけた得意先に対する文章を書く、というものでした。

クラスメイト同士で添削したのですが、
クラスメイトはまず「I am sorry」というより「I've heard that...」と第三者的な書き方をしていました。

それって日本語だと、自社のミスなのに「こんなことがあったようで・・・」と
他人行儀でかなり感じ悪いですよね。

でも「悪いのは発注者で、会社や自分では無い」というようなスタンスなわけです。

うーん。。。

これを容認していくと、彼らにナメられることになるかもしれないし。
かといってそれを指摘すると、彼らは「??」な感じでしょうし。

こんな感覚を身に着けることも勉強ですね。

Pricing Model - i-Pod

2006-11-29 15:29:49 | 日常について
現在Manegerial Economicsの授業では、Pricingの理論をやっているのですが、
例として取り上げられたのが、i-podのi-tunesのモデルでした。

要はi-tunesはそこでダウンロードした曲はi-podでしか聴けない仕組みになっているので、
i-podとi-tunesのpricingはお互いに独立していない、
というような話でした。

こうして改めて考えてみると、
経済学というのも面白い学問だな、と思い始めました。
勿論世の中の全てを数式で表すことはできないのですが、
なかなか面白いメカニズムを推測するな、と。

昔から経済学は大嫌いだったのですが、(なのにMBAを取りにきてますが)
ちょっと見方が変わってきました。

あまり突っ込まれると不勉強がバレてしまうので、
詳しく知りたい方は、教授のブログをどうぞ。

喜劇?

2006-11-28 15:34:30 | 日常について
今日の統計学の授業では、Regression(回帰分析)を学び始めました。

例題が販売量と価格の過去のデータを使ったものだったのですが、
教授がX軸に価格、Y軸に販売量を書いてデータをプロットした図を黒板に書きながら、
「経済学の教授(prof.Hansen・副学長です)はいっつも販売量(Q)をX軸に書くんだけど、
 販売量はdependantなValueだから、Y軸に書くべきなんだよな。
 いつも口論が絶えないよ・・・」なんて冗談を言っていると、

「ちょっと待った!」と裏口からTuckの名物教授、Prof.Argentiが登場!!
学生が「??」となっているのをよそに、彼の解釈による講義が!
彼はCorporate Communicationの教授だったのですが、
「こういうグラフは右上がりでないといけないよ。
 だから、Priceは右から左に価格が増加していくように軸を設定しなければ」
なんて言いながら、統計学の教授の書いたグラフを描き直すではありませんか!

いったいどうなっているの?と思っているうちに、
今度は先ほど統計学の教授が口論している、といっていた
当の本人・prof.Hansenまで登場!!

そして、彼はまたペンを取ると
「だからX軸にQ(販売量or生産量)が来て、Y軸にはPriceなんだって!」
とまた描き直します。

黒板の前には3人の教授が集まって、喧々諤々。

そして大爆笑の渦と大喝采の拍手の中で2人の教授は退場したのでした。

・・・休み明け最初の授業だったのですが、
こんな面白いショートコントを提供してくれた教授たちは素晴らしいです!
Tuckの副学長までそんなことをしてくれちゃうなんて、思ってもみませんでした。

僕らは違うセクション(クラス)がその後同じ授業を2限目に受けたそうですが、
彼らも同じ構成のコントを披露してもらったそうです。

教授たちも貴重な時間を削って、わざわざ5分の出演のために教室に来るなんて!

Tuckの良さをまた実感したのでした。


質問

2006-11-27 15:17:53 | 日常について
今日(月曜)、学校のランチで一緒になった学生にいきなり質問されました。
「日本は自殺率が異様に高いが、どうしてだ?
 他の自殺率の高い国はアルコールに依るものが多いと思うんだが、
 日本は違うだろ?
 説明してくれ」と。

うーん。。。
これまで殆ど考えたことが無かったので、うまく即答できませんでした。

その後考えたのですが、
・日本では、仕事>家庭 という価値観を持った人が多いと推測される。
・家庭を顧みずにがむしゃらに働いてきた人が会社から首を切られることという状況が近年発生してきた
・それまで会社に忠誠を誓って働いてきた人にとって、会社を辞めることは生きがいを失うことに等しい。
・さらに、中高年者にとって日本での再雇用の壁は高く、本人の望むような待遇での再就職はかなり厳しい。

・こういった要因が自殺を促進するのではないか?

・なお、自殺者の半数以上を40代以上の男性が占めている。(17,196人/32,552人 H18年6月発表 警察庁統計資料より)
・さらに、約半数の15,409人が無職である。


また、
・日本では、なんらかの宗教を信仰している人が少なく、
 自殺=地獄に落ちる といった観念が薄いので、自殺への制御が弱い

といった理由も考えられます。

単純な生活苦から(貧しくて生きていけない)、というよりも
倒産・失業といった、これまでの自分の存在意義を否定されてしまい、人生に絶望したという
自殺が多いように思うのです。
貧困にあえぐ国の人は、死のうとするより必死に生きようとする気がして。。。

どなたかお考えをお聞かせください。

休みを終えて

2006-11-26 15:36:32 | 日常について
やっぱり太りました。
休み中は本当に何をする気力も無く、
食べては寝る生活だっただけに、当然の結果といえます。

フライドポテトも残さず食べちゃったしな~・・・

と、いうわけで恒例のダイエットをまた始めたいと思います。

目標は180Lbくらい、かな?

休日もろもろ・・・

2006-11-25 14:42:00 | 日常について

<その1>
こちらに来てから、ようやくゆっくりとした時間が取れたので、
日本から持ってきていた本を数冊一気に読みました。
その中で面白かったのが、ヒルズ黙示録
朝日新聞の記者が書いた、今年3月時点までの話をまとめた本です。
この後村上さんの逮捕なども起こるわけなんですが、
結構話がリアルです。

これも勿論、ある観点からの物語なんでしょうが、
ライブドアだけでなく、かなり色々な方面から事実を検証しています。

そして、投資銀行もたくさん。。。
ビジネススクールに入って、初めて色々な投資銀行の名前を耳にしたのですが、
こういうところで動いていたんだ、と勉強になりました。

読み終わって何気なく日本のニュースを見ると、
ライブドア役員5人辞任
何だか時の移ろい・諸行無常を感じます。

<その2>
日本でセッティングしていたロケーションフリーがついにアクセス成功!
実家にセットしたベースステーションから、日本の番組をネットで経由でこちらで見ることができるようになりました!
(セットしてくれた親父に感謝!)

久しぶりに見る日本の番組。。。感動です。

僕が見るより妻のため、という意味合いが強いのですが、
これで浦島太郎にならなくて済むかな?
と、いうよりこちらのTVを見て英語の勉強をしろ!という話もありますが・・・

それにしても何だか日本のTV番組を見るとホッとしますね。

<その3>
今日Walmartで初めて新しいiPod Shuffleを見ました。定価の$79でした。
小さいですね~
ランニングにはピッタリのサイズですね!
こちらでは、本当にみんなランニングしているので、これは流行ると思います。

ちなみに、ベビーカーを押しながら走っている人もたくさん見かけます。
この寒い日でも。。。
こうやって幼児の頃からランニングが刷り込まれていくのかもしれませんね?

Thanksgiving

2006-11-24 09:46:36 | 日常について
今日はThanksgiving。
学生達はみんな実家に帰っています。

街のお店も殆どお休みで、感覚的にはお正月休みのようです。
その代わり、お正月は4日から授業があり、
実家に帰って親と過ごす期間はこの季節のようです。

また、International Studentに対しては、
学校の教員などが家に招いてThanksgivingの習慣を体験させる、
というプログラムもあります。

今回はちょっと魁がまだ小さくて迷惑をかけそうだったので、遠慮したのですが
日本人学生の何人かはHostFamilyにお世話になったみたいです。

こちらではこの日にTurkeyを食べるんですが、店にはTurkeyの丸ごとがどーんと並んでいます。
普通の4人家族でこれ食べるんでしょうか??
この日のために犠牲になったTurkeyの数を思わず考えてしまいました。。。
(何だかコンサルのケース面接のようですね)

そうでなくても普通に肉の塊が10kg単位くらいで売っているこの国。
そりゃあ、みんなでかくなりますね。

日本食

2006-11-23 09:39:43 | 日常について
ここHanoverでも、結構日本食にありつけます。
特にWestLebanonにあるKOTO(湖都)は結構いけます。

オーナーは日本が好きなアメリカ人、
オペレーションは中国人という典型的な日系レストランです。

こちらの日本料理屋では、一つの店で
寿司、うどん、そば、鉄板焼き、天ぷら などが全て用意されています。
寿司カウンターもあるんですが、中国人が見よう見まねでやっている感じ。
でもサーモンの寿司などは結構Goodです。

写真はPhoenix Roll。
ボストンで食べたAlligatorRollに似ていますが、
海老の天ぷらとアボガドを巻いて、外にアナゴが巻いてあります。
これがかなり美味しいです!
油っこいといえば油っこいですが、天ぷらのカリカリがアクセントになっていい感じです。

日本ではこんなお寿司、お目にかかりませんが、
これなら日本でも通用するのでは?と思ったり。

ところで、このKOTOには、「HIBACHI:火鉢」メニューがあるんですが、
要は鉄板焼き。
ところが、どうもアメリカらしく、鉄板焼きをするコックがショーをするんです。
へらをクルクル回してみたり、炎を出してみたり。
おまけに、焼いた肉をへらで飛ばして客に食べさせるパフォーマンスもあります。
つまり、客は口を開けて肉をキャッチするわけなんですが、
もちろん毎回成功するわけではありません。
そうなると、受け損なった肉は座席の周りに。。。
アメリカ人は「Oh!」なんて言って喜んでいるんですけど。。。

これはとても日本では受け入れられないですね。


同期??

2006-11-22 10:54:22 | 日常について
先日日本にいる父が
岩瀬さんの記事を送ってくれました。
(リンクは記事本体ではないので悪しからず。
 岩瀬さんのブログの関連記事です)

どうも大学の学部の一つ後輩にあたる方のようですが、
(会社入社は同期入社。。。僕にとっては大学は5年制だったので。。。)
在学中に司法試験に合格しながらその道には進まず、
HBSを成績優秀者として卒業し、その後投資会社からベンチャー立ち上げにと大活躍。
彼のHBS在学中のブログも本になったようです。

彼のブログは時々読ませていただきましたが、
その豊富な知識・洞察力にはいつも感心していました。

僕はまだまだ未熟で、業界についての知識も薄ければ、専門性も低いです。
仕事において「プロフェッショナル」になるにはどうするべきか。
留学する前後からよく考えて積極的に本を読み出したのですが、
この試験休みにでもまた本を読み漁って見識を深めようと思います。

・・・まあ、成績優秀者で卒業する見込みは無いのですが・・・

Test

2006-11-21 20:36:44 | 日常について
先日期末テストが終わったと思っていたら、
今週は月・火と中間テストです。

科目はStatsとCapital Market。
Statsでは統計の基礎ということで、標準偏差だとかConfidence Intervalなど。
Capital MarketではBondとStockについてです。

どちらもBackGroundの無い僕には「??」な科目ではありますが、
比較的数字で答えが出るので、なんとなく分かりやすい気がします。
(今学期は比較的Quantitativeな科目が多くなっています。)

今学期(FallB)は4科目のうち2科目しか中間が無いので、
前回よりはまあ楽といえば楽です。
その代わり、期末一発勝負だと、前回のLeadership Organizationのような
救済/挽回措置が無いので、それはそれで不安です。

とりあえず、また呼び出されないようにしなければ・・・