車検

今日はHanoverまで日帰りで戻って、車の車検を通してきました。
所要時間40分、費用34ドル。
日本に比べると格段に安くて早いです。

まあ、それでも大半の車は問題無く走っているわけで・・・

そこら辺は、日本とアメリカの「コスト」と「リスク」の考え方の違いを感じます。

今、ちょっとTuckの事前予習のテキストを読んでいるのですが、
「The Economic way of thinking」というところで、
関連した話題を見つけました。

要は人はどのようにして、コストを算出して、それに見合うbenefitを考えるのか。
価格とリスクについて、「完全にリスクの無い車」は素晴らしいけど、
コストが高すぎて、消費者は選択しない。
「ほどほどに安全」で、「納得できる価格」のものを選ぶものだ、
ということです。

この「ほどほどに安全」の基準が日本とアメリカでは異なるんだろうな、と。
特に政府からの「必須費用」としてかかる費用への考え方が違うと思います。

こちらの国は、特に最近は「小さな政府」という意識も強いので、
強制車検はなるべく軽減して、それでは不安だ！という人は
独自にメンテナンスをする、という考え方なのでしょう。
だから、車検も必要最低限で「これ以上安いと（検査項目が少ない／ゆるい）、
不安だ」という下限に設定しているのかもしれません。

強制保険は無いけど、任意保険は結構かかりますからね～

僕は年間700ドルちょっとかけることにしました。
うーん、まあ車中心の生活になることを考えると必要経費だと思います。