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音響屋目線ブログ。

EVダイアフラム-81514XXPE

2008年05月11日 | 機材
先日、お客さんのEV/ZX-1がドックインしてきました。
高域が鳴ってないと・・・
単純にフラムの交換なんですが、いつも思うことがあります。
パーツって高っ!


up定価14,700円(税込)大きさは手のひらに乗るサイズ、
SX300と一緒のフラムです。

今回の飛ばしの原因は、パワードミキサーのHAとマスターの歪みが原因です。
出力の小さいパワードミキサーやアンプだと、音量不足であらゆる箇所(HA、EQ、フェーダー・・・)のブーストを試みるのが、機材に触れる人間の性のようですが、歪ませては駄目ですよ。
スピーカーのスペックが200wだから、それ以下のアンプなら大丈夫、絶対飛ばない!っと言うのは間違いです。
信号が歪んでは、絶対いけません。
音響機材は歪みを嫌います。ちょっとなら耐えられますが、頻繁に、断続的にでは、悲鳴をあげてしまいます。なるべく、レッドの点滅、そして点灯だけは絶対避けてください。
EVやJBLあたりはピークがプログラムの4倍のところにあります。
このような機材は、ちょっと大き目のアンプで鳴らしたほうが、事故は少ないです。
しかし、そうでないスピーカーもありますので、判断はスピーカーの様子をうかがいながら、決めてくださいね~。
でも、飛ぶときは飛びます。

EV/ZX-1、解体の画像は、後にアップしますね。
修理箇所の高域ドライバーを取り外すまでの解体作業。
・・・結構、悩みました。スピーカーの解体の説明書はありませんから・・・どのメーカーも・・・
不親切な業界です。修理するときいつも思います。
では。



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