RIZING スタッフBLOG

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音響屋目線ブログ。

スピコンの時代

2007年03月19日 | 機材

うちのSX300です。
傷だらけです。
そして、XLRキャノン仕様に交換しております。
購入時はスピコンでした。
けど、XLRキャノンに・・・
極性は2・3番+に1番-、
特殊な極性ですが、結構便利な並びですよ。

例えば、現場出動時にスピーカーケーブルを忘れても、マイクケーブルで併用できます。マイクの極性は、日本のPA界ではほとんどが2番+の3番-で、1番がグランドです。カナレの4E6Sの白と青の部分はかなり細いですね。(何SQかはわかりませんが・・・)あれに、パワーアンプのアウトを流すのは、パワーの伝達ロス・熱の問題・・・など考えるとちょっと怖いです。例え同じ色同士、2本束ねても。。。だから、この白2本と青2本を+と言うことで、ひとつの極性として、シールド線の部分で-を流す!これは、正論だと思います。シールド線は頑丈ですし、束ねるとかなりの太さになります。これで、+と-のバランスが取れます!

あと、この2・3番+に1番-・・・
そうです。BOSE-802Ⅱがこの並びなんです。
そして、スピーカー信号経路はマイクインプットとは逆にコネクターはメス出しのオス受け。これも、インプットとの区別とショート防止に役立ってて、また、これが、基本だった気がします。

弊社RIZINGも開業時はBOSE-802Ⅱを4本に、ちっこいYAMAHAのミキサー、そして安物のパワーアンプで始まりました。
で、2回目の設備投資で購入したのが、このSX300でした。
もちろん、802に慣れてましたので、このSX300も802の並びに変換したんです。スピコンのスピーカーケーブルも作らなくて良いので・・・

スピコン・・・
当時は、レセプタクル以外、ケーブルコネクタはオスばかりの世界・・・
延長もできない。
不便さも感じてました。

ところが、時代の流れ。
最近のスピーカーは、基盤にスピコンレセプタクルが直付けでキャノンレセプタクルへの交換作業がちょっと困難に・・・
段々、スピコンのまま使うようになり・・・
また、機能的にも太っいスピーカーケーブルの配線も可能(キャノンより結線しやすい)=パワーロスが少なくて済む・・・

悪く、ないじゃん。

ってことで、すっかりスピコンが定着しました。

こいつ(SX300)もスピコンに換えるかー?
と、思いながらもなかなか換えないです。
換えるとなると全個数換えなきゃならない・・・
一日仕事になりそう。。。

でも近々、天気の良い日に交換しましょう!
夏が来る前に。

ではまた。


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