RIZING スタッフBLOG

PA現場日記、機材紹介、通販速報!
音響屋目線ブログ。

TiRAY/TiLOW

2019年05月06日 | 機材
小型ラインアレイ
試聴&勉強会・・・CODA AUDIO編です。


CODA AUDIO
TiRAY/TiLOW/G15-SUB
常に1ランク~以上うえの音質・音量・音圧を出力してくれるCODAのスピーカーシステム!
先ずはスペックシートをどうぞ!


https://www.hibino-intersound.co.jp/coda_audio/4300.html





重量はなんと・・・9.9kg(TiRAY)、TiLOWは20kg

TiRAY/TiLOW/G15の6/2/2・・・のシステム、
すべて一人でセットアップできます。
スタック・リギングも簡単!そして積んだ後の角度調整も容易です。


本システム↑
今回、アンプはLINUS-14D(4チャンネル)を2台でプランニング!(L/Rで1台ずつ)

L-14DのDはDante対応のDですので、その辺も切り替えでアナログとDanteの聴き比べも・・・

赤丸のところがAの表記でアナログ


赤丸のところがDante表記で当然Dante(ダンテ)

(画像がわかり辛く申し訳ありませんase


ソフトウェアもLINUS LIVE から LINIS CON2となり、PCがなくても各CH・プリセットの組み合わせが本体側でできるようになり、またPC側も速度が上がって以前よりすべてが安定してます


CODA AUDIOのポータブル製品は弊社も好んでHOPS8/G712所有・現場使用しておりますが、TiRAYも同じようなイメージでした。CODAの音。
CODAのDSP純正プリセットはハッキリ言ってザックリです(笑)
あんまり作り込んだ感じがなく、現場サイド・エンジニアに自由度・音作りの幅を持たせてくれてる感じがあります。なので、しっかり現場で追い込んでいく必要があって・・・そこが面白いところでもありますが、同時に難しいところでもあります。HOPSやGシリーズのポータブルでもそうなんです。
当然、ポテンシャルはアリまくりのスピーカーなんでどうにでもなる(鳴る)ので、存在を生かすも殺すも現場のエンジニア次第です。

なんで最近は弊社では純正のDSPを無視して使用したりもしてます(笑)
(当然メーカーは推奨してませんのでなにかあった際、保証はききません!自己責任です)



自動車のオートマとマニュアルみたいな違い、ですかね。

最近のスピーカーシステムはDSP入りアンプまでのセットでプリセット呼び出して、組み合わせで既に出されてるディレイの数値打ち込んだら、すぐ良い音が出るみたいなオートマなシステムが多いですが、CODAはマニュアルです。現場にあわせて半分以上をその場で作ってく。
人によっては一生、楽しめるシステムかもしれませんね。

ヒビノ様、諸々ご教示ありがとうございました!