伊丹市の緑の道

伊丹市の昆陽公園から猪名野神社までの４．３キロのウォーキングコースは「神社と池をつなぐ緑の道」として知られています。
緑が丘公園の梅林はちょうど見ごろを迎えていました。
枝にそってたくさんの花をつけると華やかで、かわいい雰囲気ですね。
伊丹緑地では椿や立金花（りゅうきんか）そして緋寒桜も咲き始めていました。
昔の人は花が咲くことを、「笑う」とか「笑（え）む」とも言っていたそうです。
人の笑顔も花の笑顔も、周りをぱっと明るくするところは似ていますね。

水都大阪ぐるっと散策コース

阪急梅田駅から中之島に出て、大川（旧淀川）と淀川の水際を穏やかな日差しを浴びながら歩いてきました。
大阪城の梅は５分咲きと報じられていましたが、早咲きの梅はすでに満開になっていました。
やっと春の訪れを感じられるようになりました。

岡本梅林公園

神戸市東灘区の六甲山の麓にある岡本梅林は、昔は「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と唄われるほど日本でも有名な梅の名所だったそうです。
昭和13年の阪神大水害、神戸大空襲、戦後の宅地開発により当時の梅林はほとんど消滅し、昭和57年に岡本梅林公園として整備されましたが、かっての名を知らしめた岡本梅林の規模には遠く及ばないそうです。
まだ若い木がほとんどですが、紅梅、白梅、枝垂梅たちと神戸市の街並みとのコントラストは他では見ることのできない趣を楽しませてくれています。

２０１３中山寺梅まつり

春の到来を告げる梅の花が、そろそろ各地で見ごろを迎えます。
毎年３月の第１日曜日に行われている中山寺の梅まつり、境内の開花はまだ「つぼみ」の状況でしたが、「思いのまま」、「紅寒梅」、「紅冬至」達の甘い香りに包まれて春の訪れを感じる一日でした。
香りがよいので「匂草（においくさ）」、一年のうちでいち早く花を咲かせるので「花の兄」、春風を待つので「風待草（かぜまちぐさ）」とも・・・・
また、梅の枝は切れば切るほど活力を増していくそうです。
たくましい枝ぶりは生命力の表れなのでしょうね、
美しいだけでなく遠い昔から、私たちに勇気を与え続けてくれる花・・・・
そして、一輪ごとに春を呼んでくれる花ですね。

「人はいさ　心もしらず　ふるさとは　花ぞ昔の　香ににおひける」　　（紀貫之）