つとむ君のブログ

季節の花・風景・行事、美味しかった食べ物の写真を載せたいと思います。

お月見

2012-09-24 13:22:02 | シェイプアート
旧暦の8月15日の十五夜は、今年は9月30日に当たるそうです。
旧暦で秋は七月から九月までなので、ちょうどまん中にあたる八月は仲秋とされ、
そこから仲秋の名月ともいわれています。
やっと涼しくなってきたと思っていたら、暦の上では秋半ばになるのですね。
最近は、月の出を待つ習慣は少なくなりましたが、昔の人は、「待宵」(まつよい)、「十五夜」(じゅうごや)、「十六夜」(いざよい)、「立待月」(たちまちづき)、「寝待月」(ねまちづき)・・・・・・・たくさんの言葉を残していますね、
来る日も来る日も、月の出を楽しみに待っていたのですね、
あらためて、昔の人の感性の豊かさに感心します。
また、月が出ようとする時の、空がほんのりと明るくなることを、「月白(月代)」(つきしろ)というそうです。
月が空に顔を出す瞬間は、きっと感動的なのでしょうね、
今年は、月の出を拝んでみたいと思います。

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中山寺の彼岸花

2012-09-21 18:35:24 | 中山寺
中山寺奥の院の参道に彼岸花が咲きだしました。
まだ花の数は少ないですが、これからが楽しみです。
彼岸花の名は秋の彼岸ごろに開花することに由来するそうです。
日本では不吉で、忌み嫌われることもありますが、
「赤い花・天界の花」の意味で、おめでたい兆しとされることもあります。
別名「曼珠紗華」(まんじゅしゃげ)は梵語(ぼん)の「マンジュサカ」を音写したもので、直訳すると「赤い花」という意味だそうです。
他にも、花と葉が同時に出ることはないことから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」(そうしばな)と呼ぶそうです。
あなたはどの名前で呼ばれますか、

茎だけを伸ばして咲いた花は、まるで深紅の炎のよう・・・。
白い花もありますが、その赤の印象は強烈ですね。
なんでも、この花を見た人は、みずから悪業から離れられるとか・・・。
これからは、じっくり見るようにしたいですね。







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秋の七草

2012-09-17 12:59:47 | 日記
~秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば七草の花 
萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(おみなえし)また藤袴(ふじばかま) 朝顔の花~
(『万葉集』山上憶良)


尾花は薄(すすき)のこと、朝顔は桔梗(ききょう)のことだといわれています。
五七五にのせて、こう歌われた「秋の七草」ですが、いっせいに咲くわけではありません。
この中でも、萩や桔梗、撫子は比較的早く咲くでしょうか、
やがて薄が穂を出し、女郎花、葛と咲いていって、最後は藤袴で咲きそろうようですが・・・。

順番に咲いていく七草を、指折り数えて待つのも、楽しみのひとつですね。




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実りの秋

2012-09-16 16:23:13 | シェイプアート
いよいよ、実りの季節がやってきましたね。

たわわに実る稲穂を見ると、幼いころを思いだしたり、郷愁に誘われませんか、

稲穂が揺れている風景にはどこか、ほっとする懐かしさを感じますね。

~実るほど頭を垂れる稲穂かな~

稲穂のように腰を落として、頭を下げて謙虚になれたら素晴らしいですね。

しなやかに垂れる稲穂・・・・・。

一年間の努力と苦労の成果ですね。

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