つとむ君のブログ

季節の花・風景・行事、美味しかった食べ物の写真を載せたいと思います。

節分

2012-01-28 20:15:56 | シェイプアート
節分とは「季節を分ける」ことを意味し立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。
中でも新年の始まりに相当する「立春」の前日にあたる節分がもっとも重要視されたため、昔は大晦日の行事でしたが現在の形として残ったといわれています。節分には前年の邪気を祓うという意味をこめて追儺(ついな)の行事が行われていたわけでその一つが「豆まき」です。古くは中国に始まり日本へは7世紀文武天皇の頃に伝わったといわれています。
節分に行うと良いとされるものは
★豆まき
季節の変わり目には邪気(鬼)が入りやすいと考えられており、その邪気(鬼)を払うために行うのが豆まきです。豆を食べる豆まきが終わったら、一年の厄除けを願って豆を食べます。地域によっては大豆ではなく落花生のところもあります。
子供のころには年の数だけ食べると健康でいられるといわれ、夢中で食べた記憶が蘇りますね、
★イワシの頭とヒイラギを戸口に挿す
焼いたイワシの頭の悪臭とヒイラギの棘は鬼を追い払うという風習からきています。
現在は焼いたイワシを恵方巻きとともに食べる家庭が多いようです。
子供のころに嗅いだイワシの匂いとヒイラギの棘の痛かったのは懐かしいですね、
★巻き寿司のまるかぶり
関西発祥の風習ですが太い巻き寿司をラッパを吹くようにくわえて恵方に向かって私語を交えずに丸ごと食べると1年間良い事あるそうです。巻き寿司を使う理由は「福を巻き込む」からで、まるごと食べるのは「縁を切らないために包丁を入れない」という意味があるそうです。
恵方とは陰陽道でその年の干支に基づいてめでたいと定められた方角を表します。
今年の恵方の方角は、おおよそ北北西やや右だそうです!



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蝋梅

2012-01-25 20:25:39 | 日記
蝋梅(ロウバイ)は花の少ない季節に咲くよい香りのするうれしい花ですね、
日本には17世紀に中国から渡来したそうです。唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれています。
寒さや霜から身を守るために蝋細工のような梅に似た花を咲かせるところから「蝋梅」と呼ばれたという説と
中国では陰暦の12月の臘月(ろうげつ)に花を咲せるところから蝋梅と呼ばれたともいわれています。
ところで、季節季節で一番最初に咲く花、新し季節の到来を告げる花のことを初花(はつはな)というそうです。
特に新年になって一番最初に咲く蝋梅は初花にふさわしいですね、





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想紅

2012-01-19 19:35:54 | シェイプアート
想紅(おもいくれない)とは椿の深い紅色を指すそうです。
新潟県十日町の織物工業協同組合の制定した一月の誕生色です。
冬の寒さの中に、凛として咲いている深紅の花。
気品の中にも、溢れるような情熱を感じさせる花ですね、
椿の原産地は日本だそうです。
16世紀に日本へ来た宣教師のジョセフ・カメルさんが持ち帰り広めたのだとか、学名カメリア・ジャポニカ(和名はヤブツバキ)、東洋のバラと呼ばれてもてはやされたそうです。
とはいえ、花が付け根からぽとりと落ちるので、首から落ちるといって嫌われた時期もありましたが、今は枯れても見苦しい姿を見せない、潔い花とされています。
情熱と潔さ、夢を叶えるために欠かせない要素ですね。




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山茶花

2012-01-15 13:47:20 | 日記
宝塚市の市の木に制定されている山茶花(さざんか)、花の少ない晩秋からお正月を過ぎても長い間綺麗な色を楽しませてくれています。漢字をそのまま読めば「さんさか」なのに「さざんか」  これは倒置現象と呼ばれるものだそうです。「新しい」はもともとは「あらたしい」でした。「舌鼓」(したつづみ)も「したづつみ」と間違えやすいですね、言いにくい言葉は変わっていくそうです。山茶花の場合はもうひとつ間違いが重なっているそうです。中国では山茶がつばき、茶梅がさざんかだったのですが、いつの間にか山茶がさざんかになってしまったそうです。確かに椿とよく似ていますから、ただ椿は花ごとぽとりと落ちるのに対し山茶花は花びらが一枚ずつ、はらりはらりと散っていきますね、椿が凛とした印象を与えるのに対して山茶花のやさしい印象は散り際の違いなのかもしれませんね












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初詣ハイキング

2012-01-07 21:39:34 | ハイキング
源氏の流れをくむ満願寺と多田神社へ初詣ハイキングへ行ってきました。
途中ヒマラヤサクラ、山茶花、蝋梅(ろうばい)が綺麗に咲いていました。

ヒマラヤサクラ(清荒神)
宝塚チェリーの愛称で呼ばれています。CO2の吸収力が強いことから環境浄化木として宝塚市内には500本以上が植えられているそうです。


最明寺滝
鎌倉幕府の第5代執権であった北条時頼が若くして出家し最明寺殿と名乗って諸国を遍歴した時に、この滝の美しさに見とれたところからついた名といわれています。


門松(満願寺)


天井の竜の彫り物(満願寺)


源氏の家紋笹りんどう(多田神社)


椿(多田神社)


蛇の髭(ひげ)または竜の髯(ひげ)(綺麗な瑠璃色の実ですね)


ゆず


山茶花と万両の実


山茶花


蝋梅(香りがいっぱい漂っていましたよ)


南天


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