ライズ外伝

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日光御成道ポタリング(壱

2019-01-12 | 道中




日光街道を調べていたら

将軍様専用の道があることを知りました

他にも朝廷の通る『日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)』など

日光街道は複数存在していたのでした

柏から出ている『日光東往還道』も脇街道の一つです






今回は北区赤羽の岩淵にある『新荒川大橋』からのスタート

ここは旧鎌倉街道(中ノ道)としても重要な地

ザックリ言えば『岩槻街道』が日光御成道です


昔はまだ川は1本で渡し船で往来していました

室町時代以前には武蔵国豊島郡岩淵郷と呼ばれた地域

岩淵は宿場町として栄えていました





線路を越えるのが難しく

今の岩槻街道とは少し違います

駅の反対側に向かう

(稲付城址が近くにある)





線路をくぐり道なりに進むと坂道

「清水坂」


昔は険しくて長かったので

十条の長坂とよばれていました





公園の前に『日光御成道』の説明がある

間違えなくこの道

線路側の方は低く、大昔は海


(岩槻街道は崖っぷちを通るように王子へ向かう)





環七を越える

馬坂歩道橋(まさか?うまさか?)

右に『八雲神社』

道が細くなり古さが薫り出す





『十条富士神社』

富士塚がある

意外に神社仏閣が多い道

左は東十条駅





真光寺の公園に案内板

御成道と富士講の説明アリ


ここから遥か遠くの、江戸川と国府台が遠望できたのこと

確かに東南の方は低地になっているので

下総台地まで見えそう





やっぱ徳川家康と言ったら富士山を連想

一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭

初夢で見るといいものとされ、家康の好きなモノといわれた


「弥勒の世」というのは、遠い未来に於いて人間世界に弥勒菩薩が現れ,一切衆生を救い世界が理想郷となるという仏教の思想とのことで,富士信仰もそういった思想





少し進むとまたお寺

なかなか進まないが

ここのお地蔵さんは「鎌倉街道のお地蔵さま」と

かつては呼ばれていたようです





広い道に合流

左には「王子稲荷」と「名主の滝公園」がある

途中に斜め左に入り王子駅方面に行く道があるのだが

真っすぐ進み橋を渡ってしまった


線路沿いに岸町という名が残るように元々は岸村でした

紀州の熊野神社から王子権現を誘致して「王子」の村名に変わる

1322年ごろだけど稲荷神社には源氏のゆかりがある





『王子神社』は参拝客であふれていた

橋の下は都内でも珍しい「渓谷」になっている

昔は橋がなく坂を下った低地を渡るコースでした






路面電車の道に合流

王子のこの光景が好きだ

本線は坂の下から登ってこの道に出る





左は桜の名所の飛鳥山

右には茶屋が多かったと記されている


緩やかな坂道を走る

「六石坂」という

周辺に将軍の鷹狩りのお立場があったとされる


先に見えるのは「一里塚」


つづく




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