今回は『龍の鰭(ひれ)』にちなんだ鰭ヶ崎の守龍山証明院東福寺へ
弘法大使こと空海の真言宗豊山派
本尊は薬師瑠璃光如来です
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紅い山門、仁王門が特徴でもあります。
浅草の金龍山浅草寺もお寺なのに
神社のような朱色なのが特徴
神仏習合のなごりがうかがえます
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創建は平安時代とこの周辺ではもっとも古く
いろんな指定文化財があります。
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寺の境内はこんな感じです。
北を背に、南に向いています
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今回の気になるポイントは
ずばり!この『灯篭』です。
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家紋がなんと、豊臣秀吉でおなじみの『桐の家紋』になっているんです。
豊臣といったら小金城を落とし天下統一した人物です。
その後徳川に負けこの地は徳川の幕領地になったはずなんですけど
なぜこの家紋が残っているのか疑問なんです。
私見ですと、日本の総理府の家紋がこれを使っています。
総理大臣の記者会見の時にこの家紋をみかけます。
年代が不明ですが、鰭ヶ崎再開発の時と関連があるのでは?
それか、曹胴宗の2つの家紋の一つの桐なのかもです。
時代によって宗派が変えられてしまうこともあるので
その名残なのか?かとも思います。
真実はいかに?。
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そしてこの灯篭の素晴らしいところは
四神獣が彫られているところです。
東の青竜・南の朱雀・西の白虎・北の玄武と
風水でお馴染みの方位方角を守る神獣なのですが
西と東が逆になっているんです。
東に川・南に池・西に道・北に山があり
その中央にある土地が吉され黄金の麒麟となるわけですが
西に龍・東が虎になっています。
確かに、西は江戸川で青龍、東は水戸街道の白虎で
北には3本松古墳の山があり、南には幻の5色に輝く池があったといいます。
基本とは逆だけど、ポジション的には美しい配置になっているのが素晴らしいのです!
もしかしたらこの寺を中心とした幻の大国が存在していたんじゃないかと
妄想がかきたてられるのです^^
敗者の歴史がここにあったのでは?
真実はいかに??
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他にはここは鴨の彫刻で有名
左甚五郎作の『目潰しの鴨』
東側にある中門に龍と向かい合わせに彫られています。
(右向きと左向きの2羽います)
日光東照宮で有名な『眠り猫』はウラに『雀』の彫刻が彫られていますが
これも何かのメッセージがあるのでしょうか?
鴨とネギの組み合わせは最高らしいけど
通説はネットでも検索できますが、
本当の意味はなんでしょうか?
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そして最後に気になるのは,本堂の彫刻です。
基本的に龍の彫刻が中央にあるのが一般的で
虎が横にいるのですが、朱雀と玄武(鳥と亀)の彫刻が見当たらないのです。
最初の灯篭にはあるのにここにはない謎
竜虎と鶴亀
鳥が鴨ならば、亀はどこだろう?
境内には八角の堂があるのですが、それが亀の甲羅?
鴨の門と対角になっているのである意味素晴らしいです。
建築会社の名前が・・・すばらし過ぎです^^
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柱に『狛犬』が彫られていて、一説によると口がとがっているのが
『麒麟』と言われているのですが、ある意味謎の生物です。
雄と雌ともいわれますが。中央に君臨すのものとも?
よく見かける物なんですれれど未だに意味が分からずじまいです。
唐獅子と狛犬の見分け方があるそうなんですが
どうなんでしょ??
今後の課題です。
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龍の伝説、流山市(龍山)
ある意味ドラゴンクエスト
古代中国では龍を制するものが中華を制するといわれます。
中華は古代『中夏』とも表記されていました。
ここ流山市にも、中と加があり、夏狩(名都借)司馬崎(芝崎)と中国ぽい地名が
このエリアにも中華思想があったのではないでしょうか^^
面白いです。