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☆「ダーウィンの悪夢」
監督:フーベルト・ザウパー
オーストリア出身のドキュメンタリー作家フーベルト・ザウパーが監督し、2004年ヴェネツィア国際映画祭での受賞を皮切りに、2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭 審査員特別賞・コミュニティシネマ賞、2006年セザール賞 最優秀初監督作品賞のほか、世界中の映画祭で多数のグランプリを受賞、2006年アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、さまざまな物議をよんだ衝撃的なドキュメンタリー作品。
内容が内容だけにとにかく重いです(^-^;
ここに出てくるナイルパーチという魚、スズキ目アカメ科の淡水魚で大型の肉食魚で、大きいものは全長2メートル、重さ100キログラムにまで成長。
日本でも外食産業や給食などの白身魚フライによく使われていたり、スーパーで味噌漬け、西京漬けなどとして並んでいて多くの食卓に上っているそうです。
この魚により内戦や飢饉で貧困に喘いでいた経済や住民たちの生活も潤いを見せるのですが、それは一時的なもので、外来種が在来種を駆逐し、その外来種の餌となるべき生物がいなくなるにつれて、救世主であるはずの外来種も絶滅してしまう。
これと同じような例で琵琶湖のブラックバスが大きな問題になったのも記憶に新しいですね。
生態系を脅かし環境が崩れ、他にも、魚の激減によりまた多くの人たちが仕事を失い、貧困問題へ。
そして深刻な食料不足、伝染病、終わる事の無い内戦。
ひとつが崩れるとドミノ倒しのように連鎖していく。
しかし、この魚によって食や職を得て大勢の人が救われているのも事実。
矛盾した現実。
「このドキュメンタリーは監督の主観で意図的に作られ、真実ではない」、「いや、これは現実に起きている事だ」など世界各国で多くの議論をよんだそうです。
僕も実際に現地へ行き、その目確かめたわけではありません。
ですが、いまだに内戦が続き、毎日多くの人たちが死に、貧困にあえぎ、飢えに苦しんでいるのは事実です。
僕たちの住んでいる日本は平和で、あまりにも離れていてピンとこなくて他人事、関係ないでは済まされない日が来るのもそう遠くないような気がします。
衝撃的で考えさせられる作品でした☆
監督:フーベルト・ザウパー
オーストリア出身のドキュメンタリー作家フーベルト・ザウパーが監督し、2004年ヴェネツィア国際映画祭での受賞を皮切りに、2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭 審査員特別賞・コミュニティシネマ賞、2006年セザール賞 最優秀初監督作品賞のほか、世界中の映画祭で多数のグランプリを受賞、2006年アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、さまざまな物議をよんだ衝撃的なドキュメンタリー作品。
内容が内容だけにとにかく重いです(^-^;
ここに出てくるナイルパーチという魚、スズキ目アカメ科の淡水魚で大型の肉食魚で、大きいものは全長2メートル、重さ100キログラムにまで成長。
日本でも外食産業や給食などの白身魚フライによく使われていたり、スーパーで味噌漬け、西京漬けなどとして並んでいて多くの食卓に上っているそうです。
この魚により内戦や飢饉で貧困に喘いでいた経済や住民たちの生活も潤いを見せるのですが、それは一時的なもので、外来種が在来種を駆逐し、その外来種の餌となるべき生物がいなくなるにつれて、救世主であるはずの外来種も絶滅してしまう。
これと同じような例で琵琶湖のブラックバスが大きな問題になったのも記憶に新しいですね。
生態系を脅かし環境が崩れ、他にも、魚の激減によりまた多くの人たちが仕事を失い、貧困問題へ。
そして深刻な食料不足、伝染病、終わる事の無い内戦。
ひとつが崩れるとドミノ倒しのように連鎖していく。
しかし、この魚によって食や職を得て大勢の人が救われているのも事実。
矛盾した現実。
「このドキュメンタリーは監督の主観で意図的に作られ、真実ではない」、「いや、これは現実に起きている事だ」など世界各国で多くの議論をよんだそうです。
僕も実際に現地へ行き、その目確かめたわけではありません。
ですが、いまだに内戦が続き、毎日多くの人たちが死に、貧困にあえぎ、飢えに苦しんでいるのは事実です。
僕たちの住んでいる日本は平和で、あまりにも離れていてピンとこなくて他人事、関係ないでは済まされない日が来るのもそう遠くないような気がします。
衝撃的で考えさせられる作品でした☆
考えさせられるわ~
ドキュメンタリーは好き嫌いがわかれますね。
☆[マリー]
うん、考えさせられるし、少し凹むね(^-^;