死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

プリズン・エスケープ ~脱出への10の鍵~

2021年12月06日 | 映画

アパルトヘイト政策下の南アフリカで育ったティム-ジェンキンの自伝「脱獄」を基に製作された実話。WOWOWで鑑賞。
ハリー・ポッターシリーズのダニエル・ラドクリフが主演。

南アフリカ人のティム・ジェンキンは、白人でありながら反アパルトヘイト組織「アフリカ民族会議(ANC)」の隠密作戦をおこなった罪で、同胞のスティーブン・リーとともにプレトリア刑務所に投獄される。

ティムとスティーブン、それと刑務所で出会ったレオナールは、自由と平等を手にするため、最高警備を誇る刑務所からの脱獄を決意する。
さまざまな脱獄方法を模索した結果、ティムたちが最後に選んだ手段は木で作った合鍵による脱獄だった。

看守が腰にぶら下げた幾つもの鍵を凝視し、フリーハンドで仕上げた設計図から木片を削って鍵を作る。
先ず自分の房の扉の鍵を長い棒を使って開け、廊下に出て突き当りの扉の鍵の形を調べる。
その日はここで引き返し房に戻って寝る。

数日後に次の扉の鍵を作ってまた開ける。
幾つもある鉄製扉の解錠を繰り返し、徐々に出口までの鍵を完成させる。
そして投獄から18カ月経過し、遂に彼らは脱獄を決行する日を迎えた。

何回もの試行を繰り返して時には房の外に鍵を落としたり、そして時には鍵が折れて鍵穴に残ってしまったりとドキドキの連続だった。
1963年のアメリカ映画でスティーブ・マックイーン出演の「大脱走」を観てる気分に似ていた。
ダニエル・ラドクリフが静かで熱い男を好演してる。
前知識なしで観たので、最後までダニエル・ラドクリフとは気付かなかったけど。

ネタバレになるが・・・最後は痛快な結末が待ってる。
看守の悔しそうな顔と脱獄に参加せず刑務所に残った囚人たちの「あいつら上手くやったようだな」とクスクス笑う姿が気持ちいい。

劇場での公開は約1年前だったようだが、こんな面白い映画が上映されてたなんて全く知らなかった。
コロナ渦で映画のチェックが甘かったのだろうか?
WOWOWでも11月は特にピックアップした作品の扱いではなく、放映時間も平日の朝 7:15 と平凡な時間だった。
今までに何回か放映してたのかもしれないが名作を見逃していたようだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハッピーホルモン & タイヤ... | トップ | まるなかや & 一橋忠之アナ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事