死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

亀次郎 & 土を喰らう十二ヵ月

2023年07月23日 | 映画

初めて日曜日に免許更新を終え、その帰り道に朝飯と昼飯を兼ねた食事を亀次郎で摂った。
平日の昼に店の扉を開けて満席を確認し、そのまま帰ったことも何回かあったが、さすがに日曜日の10:30では数名の客しかいなかった。

ラーメン(490円)を注文。
パッパッパッとかけた胡椒を麺と一緒に丼の底に一度沈めて食べる。
久し振りに食べた麺が美味過ぎて、なかなかスープを単独で飲むに至らない。
5回ほど箸を口に運んだ後、ようやくレンゲですくったスープを飲む・・・美味い。

シナチク、赤巻き、玉子、チャーシューの順にネギを絡ませて丁寧に食べる。
こうして改めてトッピングを確認すると豪華なラーメンだ。
先代の「特別にいい食材を使わなくても美味しいラーメンは作れます」が耳に残る。

電気料金高騰のため「8月から値上げします」とのことだった。
仮に100円値上げしたとして、このラーメンが590円でも高くない・・・ただ今のうちにカレーラーメンも食べておくか(笑)
本日もごちそうさまでした。

金沢市西念4-2-6 Tel:090-2373-5131


             

2022年公開。WOWOWで鑑賞。
作家・水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」を映画化した作品。

小さい頃に寺で修業し精進料理を学んだ主人公ツトム(沢田研二)が、四季折々で作る料理を自ら喰らい、そして他の人に振る舞う。
原作は料理エッセイであり小説ではないので、起伏の小さな生活映像が淡々と流れる。
が、しかし面白い・・・面白いというより心地良い。

作品の中盤で事件が起こった。亡き妻の母親(奈良岡朋子)が亡くなったのだ。
直前に強烈なキャラを見せていた人だっただけに、観ていて突然の死に驚いた。
ただ義母の死そのものよりも、通夜で出された料理を中心に作品は進んでいくので、改めてこの作品は料理映画なのだと気付かされた。

今回 WOWOW で本作を放送するにあたり「おいしい映画 盛り沢山」と題して
ディナーラッシュ(2000年アメリカ)
ボイリング・ポイント(2021年イギリス)
が放映され全て鑑賞したが、料理を題材にした映画やドラマはやはり面白い。

歳の離れた恋人役の松たか子がハマり役。
最後に別れがくるが、その後のラストシーンでツトム独りで食べる大根煮と味噌汁の朝飯が最高に美味そうだった。
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