死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

三華 & オッペンハイマー

2024年04月04日 | 映画

住宅街の中にポツンと店を構える三華。
久し振りに訪ねてみた。

ライスは食うまい、と誓って店に入る。
幸か不幸か休日のこの日は少しお得なサービスセットはなく、背脂そば(900円)と餃子3ケ(300円)を注文。

濃ゆくて甘味の醤油スープが背脂と相まって美味しい。
やや太めでやや縮れたやや固めの麺がこれに絡んで美味い。
厚切りチャーシューは適度な脂身があって食べ応えあり。
脇をカッコいい形の海苔とネギが固める。

現在の場所に移転する前は物凄く賑わってた店だったが、今はそれほどでもない。
ラーメンは相変わらず美味いのに何故なんだろう。
場所だけが問題ではないはずだ。
今後も応援したい店。

富山市新金代1-71 Tel:076-424-8721


            

2023年から公開のアメリカ映画。
世界で初めて原子爆弾を開発し「原爆の父」と呼ばれた理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた作品。

二次世界大戦下でアメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。
これに参加したオッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて、世界初となる原子爆弾の開発に成功する・・・

180分の大作で引き込まれるものがあった。
ただ登場人物が多くてオッペンハイマーの敵か味方かが分からないまま観てる時間帯もあったので、事前に公式HP等で相関図などを勉強していけば良かった。

また映画のストーリー上、核実験「トリニティ」の成功シーンや広島に原爆が投下されたシーンは盛り上がるところなのだろうが、日本人としては複雑な心境になった。

原子爆弾が開発された時に既にヒトラーは自殺した後で、ドイツへの原爆投下は無意味だったため、敗戦が決定的な日本への投下が決まった経緯も何だか腹ただしかった。

恐らく映画の理解が深まってさらに楽しめると思うので、出来ればもう一度観たい。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

支那そば屋 & いつかの君にもわかること

2024年02月14日 | 映画

期間限定のラーメンが提供された時とかクーポンがあった時など、たまに行く支那そば屋さん。
今回は冬に提供される味噌ラーメンを目指して訪問。

その前となると更に3年前になる。
カウンターに座るとレギュラーメニューとは別に味噌ラーメンが載っているメニューが目に入ったので即注文(950円)。
13:00前だったが既にサービスのおにぎりは品切れで、代わりにライスを注文。

運ばれてきた味噌ラーメン。
ん?こんな出で立ちだったかな?
ちなみに3年前の出で立ちはコレ↓

           

これに比べると今年の味噌は綺麗と言い難い(笑)
改めてなるとやネギの脇役も重要な役割だと気付いた。

味は変わらずに美味しい。
添えられた銀のスプーンは穴あきで、丼の底に沈んだ具を残さず食べるのに便利だ。
スープを少し残してごちそうさまでした。

支那そば屋 三馬店
金沢市三馬3-193 Tel:076-244-9144



           

2023年2月公開イタリア・ルーマニア・イギリス合作。
WOWOWで鑑賞。

窓拭き清掃員のジョンが男手ひとつで4歳の息子を育て、余命わずかな時間の間に息子の新しい家族探しに奔走する姿を描いた作品。
良い作品だった。
以前に観た良作「おみおくりの作法」で監督・脚本を務めたウベルト・パゾリーニが今回も監督・脚本を手がけていた。 

「おみおくり・・・」でもそうだったが、最後の嫌なところまで見せないのが気持ちのよいところ。
清掃した後日に嫌な客の家の窓に生卵を投げつけて再び汚しても、嫌な客に見つかることなく家を後に出来たし、より良い家族に息子を預けたい父親と決められた時間と規則の中での選択しかできないと提言するソーシャル・ワーカーとも喧嘩にならなかった。
息子も良い子だったし厳しく叱るシーンもなく観てて安心できた。

終始父親には悲壮感が漂っていたのは仕方ない。
仕事柄、窓の向こう側に見えてしまう裕福で幸せそうな家庭の姿が切なく映った。

何組もの里親候補の中で、誰に預けることになるのか?
ラストも自分好みの良い終わり方だった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JOY & ある閉ざされた雪の山荘で

2024年01月29日 | 映画

どこかのサイトでこの店のナポリタンが紹介されていて「安いな」「美味そうだな」と思って訪問。

入り口付近の黒板に日替わり定食のメニューが書かれていた。
海老フライとメンチカツとナポリタン・・・とにかく自分の好物ばかりで、開口一番「日替わりで!」と店の人に伝えると「すみません、日替わり切れました」とのこと。

そこで一番人気!のオムピラフのソース掛けを注文(950円)。
ソースはミート、カレー、ハヤシ、クリームの中からハヤシを選択。
綺麗で美味しそうなオムピラフハヤシソース掛けが登場。
サラダと交互に口の中に入れていくと、見た目よりずっとボリュームがあって満腹に。

大変美味しくて満足なオムピラフだった。
次回はソース無しで節約するかも。

金沢市北町乙61 Tel:076-221-1154 


           

東野圭吾の同名小説のサスペンスミステリー。
映像化が難しいと言われた傑作が出版から30年を経て映画化された。

キャストが自分が注目する俳優ばかりだったので、必ず観ようと思ってた。
ここのところ頻繁に登場するようになった戸塚純貴と岡山天音。どちらも若手の曲者。
女優陣の中条あやみ、西野七瀬、堀田真由らは演技派。
間宮祥太朗は言わずもがな。
重岡大毅は自分にとって不安だったが、予告編を観ただけで好きになってしまった。

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」に似たシチュエーションで一晩毎に人が消える。
設定が舞台のオーディションなので、殺人が起きても警察に通報しないとか、敷地内から出ないという行動が無理がなかった。

他にも山荘で行われていることが舞台とシンクロして、台詞やアクションが不自然に映らなかったのも良かった。
恐らく小説で読んだほうがスリルもあって興味深かっただろうけど、コンパクトにまとめられた本作はテンポが良く気持ちよく鑑賞できた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松竹 & 幸せなひとりぼっち

2023年12月02日 | 映画

家族で
「・・・そういえば今年の夏は鰻を食べてない」
という話になった。
といっても我が家で土用の丑の日に毎年鰻を食べる習慣がある訳ではない。
昨年だったか一昨年だったかに一度、小松市の専門店で鰻が嫌いな下の子がいない日に三人で食べただけなのだ。

今回も自分が在宅勤務の11月の平日に予約をとり三人で食べに行った。
やはり下の子は学校に行ってて不在だった。
昨年も行った小松市の松竹さんへ。

奥の静かな座敷に通される。
鰻重(並)(2,860円)を三つ注文。自分と上の子はご飯を多めにしてもらった。
予約時に注文してあるのでそれほど時間は掛からず運ばれてきた。

鰻の身のホクホク具合も美味いのだが、皮のパリパリ具合がやけに美味かった。
肝のお吸い物が熱々で美味しい。
タレのかかったご飯はこれだけでもかき込める。
満腹、満腹。

夏には食べられなかったが、本来「土用丑の日」は季節の変わり目ごとにあるので、この時期もまんざら時期ハズレって訳ではない。
今年は10月22日とか11月3日がそれ。 
おまけに天然うなぎの旬は秋〜初冬と言われているし・・・ま、理由付けはいいとして美味しかったです。ごちそうさまでした。 

小松市寺町85-1 Tel:0761-22-0379


           

2015年スウェーデン作品。WOWOWで鑑賞。
原作は世界的ベストセラーとなったフレドリック・バックマンの同名小説。
妻に先立たれた孤独で頑固な老人が隣人との触れあいを通して再生していくドラマ。

最初は頑固で偏屈な老人オーヴェ・・といっても設定年齢が自分とほぼ同じだったので少し慌てたが・・・そのオーヴェが発する言動や行為に嫌気がさすのだが、隣にパルヴァネ家族が引っ越してきたのをきっかけに徐々にではあるが物語の雰囲気がほぐれてくる。

最後はハッピーエンド。
小説でも最高だったと思うけど、映画でもソレは充分に表現されてたと想像できる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

manmaya & ONODA 一万夜を越えて

2023年11月25日 | 映画

仕事でこの場所の周辺に立ち寄ることが何回かあり、前々から気になってた店。
駐車場に停めてある車が少なかったので入店してみた。

思ったよりコンパクトな店内。
数席あるカウンターに座る。
定食が10種ほどあり、どれも800円前後と安価。
その中でも比較的高価な「おまかせ(日替わり)ランチ」(980円)を注文した。

この日の日替わりメニューはハンバーグと刺身。
ハンバーグに添えられたスパゲティが何気に嬉しい。
どれも美味しく頂けた。
食後にはドリンクもサービスされる。
アイスコーヒーを頼んだら「ご主人の好意で」ってことでコアラのマーチも付いてきた・・・てっきり奥さんだと思ってたカウンター内の人はアルバイトの方だったのか。

良い店が見つかった。
次回は別のメニューを試してみたい。

白山市布市1丁目61 Tel:076-275-1169


           

第二次世界大戦中の1944年にフィリピンのルバング島に派遣され、戦争が終わったことを知らず島に過ごし続け、1973年日本に帰還した小野田寛郎(おのだひろお)さんの物語。
フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作で2021年公開。

大作で力作だった。
上映時間が175分と長かったので躊躇したが観て良かった。
小野田の青年期を遠藤雄弥が、成年期は津田寛治がそれぞれ熱演。
悲壮感ばかりではなく残酷なシーンや滑稽なシーンを挟み込み長さを感じなかった。

小野田が赴任した翌年の1945年2月27日に米海兵隊50名の先行上陸が行われ、翌2月28日のアメリカ軍約1個大隊1000名の上陸。
日本陸軍の各隊はアメリカ海軍艦艇の艦砲射撃の大火力に撃破され、総指揮官・月井大尉の命令で各隊個別行動に移行する。

半年後の1945年8月に終戦を迎えるが、それを知らされない小野田は部下3名とともに島を渡り歩き続ける。
1950年小野田の元部下で一人投降した赤津が小野田の家族らとともに島に渡り拡声器で終戦を知らせるが、これを聴いた小野田は罠だと信じて姿を現さなかった。

そしてその23年後、若き日本人旅行家(冒険家)の鈴木紀夫と対面し真実を聞かされた小野田は(元)上官の谷口少佐を呼んできて欲しいと男泣きした。
谷口は鈴木に説得されてルバング島へ渡って任務解除の命令を下し小野田を納得させた。

ほぼ事実に沿って作られた作品のようだ。
ただ島での生活は小野田や一部赤津の証言に頼ったものだろう。
自分が言うと薄っぺらくなるけど「お疲れさま」と声を掛けたい。

小野田さんが帰国したのは自分が小学生低学年の頃の出来事で、この1年前にグアム島で発見された横井庄一さんとゴッチャになってた。
「おのだしょういち」と記憶に残ってたのが本作で間違えだと気付き恥ずかしかった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にしかね & ネイビーシールズ ローグ・ネイション

2023年09月23日 | 映画

自分の周期と合ってしまうのか、それとも頻度が多いのか・・・最近にしかねに行く度に日替わり定食メニューが「から揚げ&エビフライ」に当たる。
ま、刺身の小皿が付くのでそれほど苦痛にはならないが、やはり魚の店で揚げ物が続くと「おや?」となってしまう。

この日もから揚げ&エビフライだった(苦笑)

から揚げはチキンナゲットみたいだがそこそこ美味い。
エビフライは後にとっておく

かけてある濃厚なソースが密かに美味い。
そしてキャベツにかけてあるドレッシングも密かに美味いのだ。
両者はこの店の縁の下の力持ち。

この日は(も?)味噌汁が熱々で美味かった。
食べ終えて630円を支払う時に「結局この日も満足だった」と改めて思う。
ごちそうさまでした。

金沢市西金沢4-202-3 Tel:076-240-4837 


           

WOWOWで鑑賞。
2022年アメリカ・イギリス合作。

ストーリーは単純なものだったが、90分間ワンカットで迫力のある映像が良かった。
ワンカットは先日やはりWOWOWで観た「ボイリング・ポイント」(2021年イギリス)や三谷幸喜のドラマ「大空港2013」などがあったけど、アクション映画では初めてで、観賞の途中でソレに気付き「凄いな!」と思った。

主演のスコット・アドキンスは少年時代に柔道やテコンドー、キックボクシングなどを身に着けてただけあって格闘シーンは隙が無くリアル。ナイフ捌きも良かった。
接近戦が多いシーンの中で、敵側の動きも申し分なかった。

一瞬「カメラが向かない間にアレしてコレしてるんだろうな」とストーリーから意識が離れてしまったこともあったが、あとは集中して観られた。
ワンカメが気にならない90分。
この映画に対するレビューは低評価が多いようだが、自分は充分に楽しめた。

「ネイビーシールズ ローグ・ネイション」というのは邦題のようで、原題は「One Shot 」。
ワンカメと一弾の銃撃にかけているのでは?という意見があった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真打 & ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

2023年08月28日 | 映画

嫁さん不在のため娘二人と真打へ。
麺の短さが気になりしばらく足を運ぶことが少なくなってるが、自分の中で時々行ってみたい店なので今回伺ってみた。

写真は手前から時計回りに自分の塩とんこつ(中)、上の子の真打ラーメン(小)海苔トッピング、下の子の塩とんこつ(小)きくらげトッピング。
パンチがあってキレのあるスープ。
醤油も美味いだろうが塩味も美味い。

麺の短さはあまり気にならなかった。
もちもちで美味し。
チャーシューは味付けの薄いシンプルなもの。
海苔はスープに浸すと崩れてしまい、麺に巻きにくかった。

マスターも元気。
総合力で満足な一杯。
ごちそうさまでした。

金沢市大額3-184 Tel:076-298-8822


           

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEを観た。
予告編で観た「山のてっぺんからオートバイで飛ぶシーン」と「列車が崖から落ちそうになるシーン」が印象に残ってた。
最近はアクション物を殆ど観なくなったが、ミッションインポッシブルのシリーズは全て映画館で鑑賞してる。

2~3回ウトウトしてしまったが、あっという間の3時間弱だった。
今回の副題に PART ONE と付いてるのを知らなかったので「さぁ鍵を手に入れて、ここからだ!」と思った瞬間にエンドロールが流れた。

面白かった。
次回は2時間ほどにまとめて欲しい。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀次郎 & 土を喰らう十二ヵ月

2023年07月23日 | 映画

初めて日曜日に免許更新を終え、その帰り道に朝飯と昼飯を兼ねた食事を亀次郎で摂った。
平日の昼に店の扉を開けて満席を確認し、そのまま帰ったことも何回かあったが、さすがに日曜日の10:30では数名の客しかいなかった。

ラーメン(490円)を注文。
パッパッパッとかけた胡椒を麺と一緒に丼の底に一度沈めて食べる。
久し振りに食べた麺が美味過ぎて、なかなかスープを単独で飲むに至らない。
5回ほど箸を口に運んだ後、ようやくレンゲですくったスープを飲む・・・美味い。

シナチク、赤巻き、玉子、チャーシューの順にネギを絡ませて丁寧に食べる。
こうして改めてトッピングを確認すると豪華なラーメンだ。
先代の「特別にいい食材を使わなくても美味しいラーメンは作れます」が耳に残る。

電気料金高騰のため「8月から値上げします」とのことだった。
仮に100円値上げしたとして、このラーメンが590円でも高くない・・・ただ今のうちにカレーラーメンも食べておくか(笑)
本日もごちそうさまでした。

金沢市西念4-2-6 Tel:090-2373-5131


             

2022年公開。WOWOWで鑑賞。
作家・水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」を映画化した作品。

小さい頃に寺で修業し精進料理を学んだ主人公ツトム(沢田研二)が、四季折々で作る料理を自ら喰らい、そして他の人に振る舞う。
原作は料理エッセイであり小説ではないので、起伏の小さな生活映像が淡々と流れる。
が、しかし面白い・・・面白いというより心地良い。

作品の中盤で事件が起こった。亡き妻の母親(奈良岡朋子)が亡くなったのだ。
直前に強烈なキャラを見せていた人だっただけに、観ていて突然の死に驚いた。
ただ義母の死そのものよりも、通夜で出された料理を中心に作品は進んでいくので、改めてこの作品は料理映画なのだと気付かされた。

今回 WOWOW で本作を放送するにあたり「おいしい映画 盛り沢山」と題して
ディナーラッシュ(2000年アメリカ)
ボイリング・ポイント(2021年イギリス)
が放映され全て鑑賞したが、料理を題材にした映画やドラマはやはり面白い。

歳の離れた恋人役の松たか子がハマり役。
最後に別れがくるが、その後のラストシーンでツトム独りで食べる大根煮と味噌汁の朝飯が最高に美味そうだった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金色堂 & MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

2023年07月06日 | 映画

3回目の訪問。
最初にこの店に来た時に食べて感動した背脂煮干醤油(850円)を注文。
カウンター席から厨房を眺めながら出来上がりを待つ。
以前からそうだったのか女性が作ってた。

スープを一口・・・上の娘が「金色堂は煮干しラーメンしかなくなったから行かなくなった」と言うが、言うほど煮干しがガツンとくるものではない。
麺は自家製で美味い。
チャーシューは贅沢な一枚。
美味しかったけど以前ほどの感動がなかった。

ごちそうさまでした。

野々市市扇が丘3-3-18 Tel:不明


           

小さな広告代理店で同じ1週間を何度も繰り返している社員たちが、脱出の鍵を握る永久部長に気付かせようと悪戦苦闘するコメディ。

WOWOWで鑑賞。
コメディとうたってあるし題名が長いしパスしようかと思ったが、映画サイトで評価が高かったので観てみたら大当たりだった。

若い頃の部長が夢見た漫画家の道。
描きかけの漫画を社員たちで完成させる過程でのドラマ。
そして漫画そのものもノスタルジックで心が揺さぶられるストーリー。

部長役のマキタスポーツが最高だった。
部長に辿り着くまでの過程も素敵。
プレゼンよろしく、部長にタイムループを気付かせるシーンはカッコ良かった。
池田良は相変わらず憎たらしい役で輝いていた(笑)

派手な演出は一切なし。低予算だが脚本で勝負する素晴らしい作品だった。
恐らくこちらでは上映されてなかっただろうけど、できれば映画館で観たかった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かれえてい & マイスモールランド

2023年04月23日 | 映画

以前この店で同僚と食べた時に単純に「やさい玉子カレー」を注文してたのが印象的だった。
自分はいつもふたつのトッピングを楽しんでて、この店の本質を忘れてることに気付かされた。
基本に戻って「やさい玉子バター(小盛)」(700円)を注文。

食べ始めて思ったが何だか味気ない。
いつもは更にトッピングしたウインナーとかハンバーグにケチャップ・ソースをかけてるのだが、実はそれがいい具合になってたのかもしれない。

次回はカレーの番。
これにやさい玉子だけ乗っけて、ノーケチャップ・ノーソースの予定。
ごちそうさまでした。

富山市五福字中陣1398-1 Tel:076-432-5933


             

2022年日本・フランスのドラマ映画。WOWOWで鑑賞。

クルド難民として日本に渡ってきた家族の物語。
チョーラク・サーリャを演じる嵐 莉菜は日本のモデルで今回が映画初出演。
母親が日本とドイツのハーフ、父親はイラクやロシアもミックスされたイラン人で日本国籍を取得している。

バイト先の同僚である崎山 聡太役に奥平 大兼。
やはりWOWOWのドラマ「早朝始発の殺風景」で観て、クールで不器用な役をさりげなく演じていて好印象の役者だった。

二人とも映画の撮影時、公開時はほぼ現役高校生で、本作の中で初々しい「お付き合い」を自然に演じている。

難民を難民と認め(られ)ない日本。
ビザも発行されず、許可なく隣県への移動も許されない不法入国者としての生活。
在留資格を失ってからは大学の受験さえできない状況にも陥り、人としての存在を認められない悔しさとも苦しさが滲み出る。
追い打ちをかけるように父親が不法就労で収容され、サーリャは生活するためパパ活にまで手を出そうとした時は思いとどまって欲しい、と切に願った。

良い日本人、お節介な日本人、いやらしい日本人・・・外国人に接する様々な日本人が描かれていて安心と不安が入り混じりながらの鑑賞だった。

           

今回サーリャの父親マズルムと妹アーリン・弟ロビン役は嵐莉奈の実の家族が演じた。
4人でラーメンを食べるシーンは朗らかで微笑ましく観てたが、あれは台本なしのぶっつけ本番で演じていたのかもしれない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする