リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

そこに山があるから

2015-05-09 23:57:17 | 日記
今日はマキちゃんに誘われて、人生初のボルダリングに行ってみた。

結論から言うと、アタシってとっても上手だった(初心者コースは)。

ていうか、そのボルダリングの施設がエラいパンチが効いていて、危うく玄関前で帰りそうになったんだよね実は。

まず、外観がすごい。マキちゃんもそこに行くのは初めてだったらしく、地図を片手にウロウロしてたら、なんだか「相棒」とかで犯人が潜伏してそうな倉庫連が。
まあ、その中の倉庫の一つだったんだけど。
今、流行ってるっていうし、けっこうオサレな感じを想像していたのが、休日の鉄工所みたいな建物を前に、しばし二人で途方にくれた。
意を決して中に入ると、いきなり傾斜45度くらい(体感)の錆びた階段が。すでにボルダリング。足を踏み外したらたぶん死んじゃうね、と思いながら、2階部分へ上がるんだけど、一階部分の何もないヤバさにまた呆然。銃の試し撃ちとかしてそう。あるいは週末にファイトクラブとかやってそう。

二回目の意を決して、ドアを開けると、中にはけっこう人がたくさんいて、その中の何人かがオソロのTシャツを着ていたのを見て、マキちゃんが「帰ろうか?」とおっしゃった。なんつーか、危機的にヤバい倉庫感よりも、揃いのTシャツが彼女的にはダメだったみたいだ。
たぶん、少し前のアタシなら、くい気味に「うん、そうね」つって帰ってたかもしれないが、最近、なんだか調子にのってるので「いやいやせっかくだから行きましょうよ」とかなんとか言って、やっとこさ入場である。

まあね、わかってたけど、なんだろう、軽く同意書みたいなものにサインさせられるんだよね。ものすごくざっくり言うと「うちらもがんばるけど、最終的には落ちたら自己責任よ」みたいな内容の。やっぱそこで、三回目の意を決したよね。やっぱ「落ちるかもよ」って言われてる気になっちゃうからさ。なにせ初めてだから。

前置きだけが長くなったけど、やってみると楽しかったよ。
子供にもどりたければボルダリング、って思いました。だってね、なんの目的もなく、何かによじ登る、ってこの年になってしたことありますか?みなさん。
いやあ、恐竜のタマゴみたいな変な突起物にしがみつきながら、「アタシ今コドモ!」って思ったもん。
いやあ、楽しかった。

マキちゃんが高所恐怖症ということが判明したので(誘う前に気づけよ)、スパ部のように部活動に発展するかどうかはわかりませんが、またマキちゃんがやってもいい、って言うんなら、喜んで行ってみたいと思いました。

行ってみるといいよ、ボルダリング。