リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

ああ微妙.3

2013-02-09 12:40:26 | 日記
たぶん、わりとどうでもいいことなんだけど、アタシは音楽の機材にものすごくうとい。今でも恐る恐る使っている単語がいくつもある。「シールド」とかもそうだ。「コード」とはやはり違うのか。さりげなさを装って使ってはいるが、自信はない。たぶんどっちでもいいんだろうけど。
そんなアタシですが。
今、よく入っているスタジオに(これも「スタジオ」でいいのかどうか、自信はない。)、最初に予約の電話を入れた時のことであるが。
アタシは一応、鍵盤が生ピアノタッチのヤツじゃないとイヤなので、その旨を確認しつつ予約をとるのだが、果たして、そのピアノタッチのキーボードのことを正式にはなんて呼ぶのか、これまた自信がなかった。なので、まずは誤解のないようにと「あのう、鍵盤はピアノタッチのキーボードでお願いします」と言ったところ、相手が「ハイ、電子ピアノですね!」とおっしゃった。...!「電子ピアノ」??何ソレ(かっこ悪い)!?初めて聞いた!と、内心衝撃を受けながらも、なにぶんいろんな意味で自信がないので「ハイ。...電子ピアノでお願いします。」と言うしかなかった。
そして、次である。予約をとるときに「...電子ピアノお願いします。」と言ったところ、なんとなく半笑いで「エレピですね、ハーイ」と言い直された。
...ものすごい恥ずかしい。ヒドイ。アンタらが「電子ピアノ」って言うから言ったのに。と思いつつ、まあ、いいや。エレピで通じるんじゃないか。「電子ピアノ」なんて言わなくてすむならそれでいいや。
そしてまた、次である。「エレピ一台お願いします」と言ったところ、「ハーイ。エレピですね」とすんなり通った。のだが。いざ行ってみると、鍵盤がペラペラのまさに「エレピ」がぽつんと置いてあった。
なんだよソレ!!コレがイヤだから散々恥ずかしいの我慢していろいろ言ってんのに!!お前んとこは「エレピ」=「ピアノタッチのキーボード」じゃなかったのかよ!!と怒れる気持ちを抑え、「...あのう、コレじゃなくて...」と取り替えてもらった。15分無駄になった。
そして今日である。もう、こうなったら初心に帰ろう、たぶんそれであってんだ。色々迷ってんのがいけなかったんだ、と思い、自信を持って電話で「ピアノタッチのキーボードをお願いします。」と言ったところ「ハーイ、電子ピアノですね!」と言われた。愕然としたが、もちろん「ハイ...電子ピアノで...」と言うしかなかった。アタシなぞにそれ以上何ができましょう。
このやり取りは永遠に続くんだろうか。かといって「コレコレ、こういうヤツのこと、なんて呼ぶんですか?」なんて、恥ずかしくって口がさけても聞けないし。

ああ、微妙。
まあ、いいや。一周回って「電子ピアノ」もかっこいいかもしれないしな。いや、絶対かっこいい(他では使わないけど)。