子供はわかってくれない、だろう

最近人と話してて、日本の成人年齢を20歳から30くらいに引き上げたらどうか、みたいな話になった。今の人達の精神年齢が低いとかどうとかこうとか。この話題、いつかテレビで見た事あるな、と思った。
なんつーか、自分としてはどっちでもいいんだけど。少なくともアタシの回りには10代でも20代でも30代でも、ちゃんとしてる人はビックリするくらいちゃんとしてるし、責任感もあるし、逆に「マジですか？？」っていうおっさんやおばさんもいる。ベタなようですが、やはり歳は関係ないのではないか、と思うのです。ていうか、タダでさえ日本はロリ国家なので、いつまでも子供でいたい、でも、若くいたい、でもなんでもいいけど「大人になんかなったってなんもいいことない」ってみんなが思ってるうちは、成人年齢を30だろうが40だろうが50だろうが、いくら引き上げたところでムダであろう、と思う。60くらいになればさすがにあきらめもつくかもしれない。

ああ、日本ってイヤな国。

と思っていたアタシの前に、彗星のごとく現れたのが「吉田類」である。
皆様、ご存知ですか？BSの「吉田類の『酒場放浪記』」というスバラシイ番組を。
なんのことはなくて、吉田類がテキトウな場所に行って、３分くらい「ちい散歩」モドキなテキトウなレポートをした後、その土地の大衆酒場に入ってただひたすら酒を飲んで肴を食べて、隣の客の肴も勝手にちゃっかりちょうだいし、常連さんと仲良く乾杯する、それだけの番組です。
いや、そのスバラシイこと。
これこそ大人にしか味わえないスバラシイ楽しみですよ。吉田類はそれを120％満喫している数少ない「ステキな大人」なんです。
いやあ、アタシも吉田類と一緒にしっぽり飲みたい。
いやあ、大人ってスバラシイよなあ。