リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

10月22日渋谷HOME、とシャルロット・フォーエバー

2010-10-24 23:22:07 | ライブ情報
先週金曜日は久々の渋谷HOMEでした。以下セットリストです。
1,student
2,アイランド
3,踊るマリー
4,passion
5,なまいきナリンちゃん
6,velvet moon
以上です。
元気ださなきゃ、と思っていたつもりでしたが、自分への認識が甘かったんでしょうか。今世紀最大級に元気のないライブをやらかしてしまいました。自分に負けた気がして、直後は地獄にいるかのような気分でしたが、負けたのは果たして自分だったんでしょうか?アタシは何に負けたんだろう??
ぽっかりとできた傷が、修復されるのだけは早くなってる気がして、ああ、アタシの白血球は有能だ、なんてノンキにかまえてる場合なのか?傷口は開いたままの方が、この先成長できるのではないでしょうか?もうわかりません。

話はポロっと変わりますが、今日、シャルロット・ゲンズブールを観てきました。東京国際フォーラムです。前回ここに来た時は、ルーファス・ウェインライトを観に来た時で、あの時は別れる前のチャラとダンナが仲良さそうにしてたなあ、なんてぼんやり考えながら、一人でロビーでコーヒーを飲み、のんびりと席に着きました。
正直、「歌手」としてのシャルロットにはそんなに期待はしてなかった、というか、その存在と声だけで十分だ、くらいに考えていたのですが、もう、びーっくりするくらいにすばらしいライブでした。誰のライブでも、途中で少しは集中力がなくなったりするもんですが、もう、文字通りあっちゅうま、でした。次から次へとすばらしくて。
MCが全部フランス語で、まったく何を言ってるのかわからないのも、もうどうでもよし。
もっとエレクトロしてるか、と思ったのですが(まあニュウアルバムはBECKなので、多少はバンドっぽいかな、くらいに)、もうう、いいいいいい感じのバランスでバンドサウンドになってるし、彼女の声もビバPA!っていいたくなるくらい、エロいささやき部分は残しつつ、ちゃーんと通ってるし、彼女の歌もすんごい芯があって、ヘタな(いや、ヘタっていうか)その辺のウマイ歌手なんかよりも、何倍も心に訴えてくるものがあって、一言でいうと、言う事なし、です。感無量です。

無表情になって帰ってきました。放心状態を通り超えて、素に戻る、って言う感じ?

もうわかりません。