今日の夕方、ある筋からの情報が入り、細野さんのシークレットライブに急きょ青山まで行って来ました。
シークレットというからには、きっとすごい近くで見られるのだろう、と思ったら、やっぱりそんな訳なく、ちゃんと芸能人分の距離は離れた所でしか見られなかったんですけど。ぶっちゃけ立ち見です。でも少しでも前の方に行きたくて、テーブル席の脇の所にねじり込んで行ったので、さぞかしテーブルに座ってた人は邪魔だったことでしょう...。すみません。
それはともかく。もう、そこかしこ、宝の山みたいなもんでした。オノ・ヨーコさんはいるわ、ユキヒロさんはいるわ、個人的にヒットしたのは、生・美保純です。
ていうか、今回の「ある筋」の大元である所のフタバさんですが、いつ見てもブレない感じが、アタシのコンプレックスを逆なでしました。「ヨイトマケの歌」は、フタバさんのオリジナルって言っていいんじゃないの?的な感じだったし、なんか、感動せざるを得ない感じがムカつきます。すごいよかったです。
肝心の細野さんですが、いきなり歌う前から前立腺のお話をしてくださって、やはり、見たままの人だなあ、と思いました。きっと、ガッツリと「はっぴいえんど」とかのファンだったらもっと気合いが入ったのでしょうが、アタシはちいちゃい頃から平仮名がキライだったので、ほとんど「はっぴいえんど」を通らずに生きて来たわけで、でも、何故か、今まで生きてきて、心に響いた歌の数々は細野さんの作だったりして、なんだろう、頭で聞く、というよりも、根底に流れる血で聞いてる気が、今日はしました。やってる曲がいっこもわかんなくても、なんかしっくりくる、みたいな。
思ったのは、やっぱ「音楽って道楽なんだな。」ということでした。血反吐を吐く思いで音楽をやってる方には後ろからさされそうですが、なんか、そう思いました。最近見た、水木しげるさんの「幸せになるための5(か6か7か8)ヶ条」の中に「怠け者になれ」というのと「努力は人を裏切ると心得よ」を見た時の衝撃を思わせます。
しかしながら、細野さんも水木さんも、そこまでの域に達するまでに、きっと何リットルもの血反吐を吐いたかもしれないので、今すぐ真似して、さらに怠け者になるには危険すぎる。と思った次第です。
なんか最近、「参考になるもの」を探しすぎなんですよね....。なんかこう、目からウロコでもはげて、なんとかなってくんないかなーみたいな。なかなかハゲませんけどねーウロコ。やっぱ人間だから?そっか、魚になれってこと?
いやあ、やっぱ、個人的には美保純かな。うれしかった~。美保純と田中裕子みたいになりたいな~って思ってたんだよね。昔。この二人の顔が大好きです。