HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

4連勝

2008-03-12 01:30:25 | 日記・エッセイ・コラム

3月10日(月) 今日もハナレ。

7時の船で渡提。

まだ潮が高いので長竿をセット。

高い方から内側を攻める。

1時間程探って怪しいのが一発あっただけ・・・。

ポツポツと降り出した雨の中、更に探るが皆無・・・。

潮も下げてきたので竿を換える。

しかし今日は寒い・・・。

念の為・・・と着込んできたので身体は平気。

手が・・・。

グローブを忘れてしまい、悴んで思うように動かない・・・。

気休めに息を吹きかけながら、溝、溝前、溝の両サイド、際、前、超前と落とし続ける。

・・・皆無。

下げがいい感じでぶつけてるし、濁りも悪くない。

魚が居ない訳がない・・・。

雨の粒も大きくなってきた。

吐く息も白い・・・寒い。

右往左往してると大分下げてきた。

携帯の時計を見ると9時になろうとしている。

アタラナイ・・・。

潮のぶつけと風を気にしながら、餌の着底ポイントを想像する。

海面に置く餌の位置を少しづつ変えながら、ラインを見つめる。

すると際まで寄ったラインがス・・・っと張り、同時に穂先が入った!

「喰った!」

グン!と合わせると「ゴンゴンゴン!」

「ギュ―――ン!」

「ヨッシャ―!!」

元気に引くが大きくない。

楽勝~!と思いきや

手が悴んで力が入らないのと、雨で滑ってラインが出てしまう

魚が止まったところで一気に巻いて浮かす。

小さくて良かった

タモを出して御用。

魚を吊るして次を狙う。

が・・・皆無のまま12時。

今日はソコリが13時過ぎ。

雨も上がったのでランチ。

愛妻弁当を平らげて、気合を入れる。

もう一枚!デカいの!

ソコリ前にゲーム再開。

丹念に探りながらソコリを迎え、上げっパナ。

溝の中に落とし、着底。

潮が払い出す中、ラインが逆に動いた・・・。

「喰った・・・。」

グンっ!と合わせを入れると、「モゾ・・・」

生命反応はあるものの動かない。

「デカい・・・」

と思った瞬間、溝で暴れだした!

マジでそれは勘弁

と、無理やり溝の外へ引っ張り出す!

「ヨッシャ・・・出た。」

安心したのも束の間・・・。

メチャクチャ重い引きでゆっくりと沖へ走り出した!

「こりゃデカいぞ・・・」

竿が起きない・・・。

左手を添えた瞬間。

プン・・・。

外れ・・・

アっチャ・・・。

気持ちを直ぐに切り替えて、次を狙う。

が・・・またまた皆無が続く

14時・・・15時・・・16時・・・17時・・・。

ここまで集中力が切れないまま、なんとかもった。

集中力が切れたら負ける。

あと1時間。

ラストスパート!

19時の満潮に向けてどんどん上げて来る。

時折、大黒側水路は大きな波で大変な事になってる(笑)

でもあそこを攻めたい・・・。

様子を見ながら、水路近辺を隈なく探る。

17:30

先端に落とし、着底するかしないか・・・。

一瞬穂先が振れた!

同時に右腕が反応し合わせる!

「ガツっ!!」

と感触の後、「ギュ―――――ン!!」

「来た来た――!!」

しかもまたデカい!

一瞬ビビリが入りラインを出すと、物凄い勢いで左側前方に走り出した!

止まらない・・・。

しかも逆光で、目を凝らさないと魚がどこに居るのか分からない

「ヤバい・・・」

そう思った瞬間。

「フ・・・」

切れた・・・。

「あぁ・・・。」

思わず天を仰ぐ。

道糸から奇麗にスパっと切れていました。

直ぐに時計を見る。

まだ30分ある!

速攻で仕掛けを作り、再び水路へ。

ダメ。

溝。

ダメ。

前、超前。

ダメ。

「クッソ・・・。」

遠くに船が見えた。

終了。

なんとか1枚獲りましたが、反省点が多い釣行でした。

でも失敗は成功の元。

かなり学習しました。

宿で検量。

40cm/1.3kgでした。

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