HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

3月一発目!

2007-03-07 21:40:21 | 日記・エッセイ・コラム

3月5日 月曜日 前日、予報では「明日は大荒れで、春の嵐・・・。」

なんて、とんでもない予報・・・。

ガっクリ・・・。

でも一応ネットで予報を見てみると、南の爆風。

雨は大した事はなさそう・・・。

テトラしかない・・・。

6時の船でテトラへ渡る。

貸切。(^^)v

見渡す限り悪くない。

潮も濁ってる。

必ず来る!

早速仕掛けをセット。

まずはハリス1号に1号針。

ガン玉は打たずにパイプ。

今日はパイプとタンクを用意した。

さて、手前のテトラからスタートして、先端まで来るもアタリは無い。

しかも、ノーシンカーではピンポイントで狙いづらい・・・。

とりあえず何が一番良いか、G4~B2までを試してみる事にした。

軽いと余り変わらない・・・。

重すぎると根掛かり多発。

で、ハリスを1号より比重のある1.5号にして、また一通りやってみる。

で、一番良いのがG1。

これで落とし続ける事1時間、「コツンっ!」と本日最初のアタリ。

餌とオモリに変化無し。

「やっとアタった・・・そろそろか?」

気がしただけでした・・・。

その後は全くアタラズ・・・。

大分潮が引いて来たので、先端で超前で粘る。

が・・・反応無し・・・。

「夕方か・・・。」

半ば諦めかけた時、爆風が吹き始めた。

とうとう来たか・・・。

テトラの後ろの塀の向こうから、色んな物が飛んでくる・・・。

コンビニ袋、発砲スチロール、ビニールシート、砂埃・・・。(笑)

花粉症の僕にはうってつけな状況・・・。

案の定、くしゃみが連発・・・止まらない・・・。

「ダメだこりゃ・・・。」

で、荷物まで戻り、一応用意しておいた薬を飲む・・・。

再び落とし始めるが、そんなすぐに薬が効く訳もなく、落とす度にくしゃみで穂先がブレる・・・。(笑)

また先端で粘り、往復した頃ようやく薬が効き始めて、くしゃみが止まる。

時計を見るとソコリが近い。

なので休憩&ランチ。

愛妻弁当をパクつきながら作戦を練る・・・。

が・・・薬の作用で眠くなり、考えるのを止める。(爆)

10分程ウトウトとして起きると、もう潮は上げ始めてる。

上げっパナを逃すまい!と、急いで準備してゲーム再開!

手前は捨てて先端から5、6m手前から攻める。

反応が無い・・・。

「クソ・・・居ない訳が無い・・・。」

先端で粘っていると「ギラっ!」と見えた!

「よ~し!居る!」

針、餌、オモリのサイズを頻繁に替えながら攻めるが、喰わない・・・。

そのまま荷物のとこまで戻り、桶からタンクを出す。

先週S水くんから貰った良質のタンクだ。

123・・・6匹。

心細い数だが、数より質・・・。

餌箱に入れ、「よっしゃー!」

気合を入れ直し全体を見渡すと、大分上げの潮が効き始め、際がかなりいい感じだ。

「来るか・・・。」

真っすぐ先端へ向かう。

小さ目のタンクをチョイス。

ノーシンカー。

先端近辺の際、前、超前と攻める。

爆風と上げの潮でバッチャン!バッチャン!とカブるが気にしない。

でも、たまに大きい波が来ると、慌てて逃げる。(笑)

大きい波が、先端の際に一つ、二つ、三つぶつけて去った直後に落とす・・・。

着底し、何秒か待っているとラインに違和感!

「グンっ!」

と、合わせを入れると「ギューン!」

「来たっ!」

やり取りの体勢に移ろうとした瞬間・・・。

「フ・・・」

外れ・・・。

「あー!クっソー!」

でも、やっと喰って来た。

まだ来る・・・これからだ。

バレた場所を念のため探るが反応無し。

「来る・・・必ず・・・。」

しかし・・・合わせ切れ(?)と根掛かりで残り2匹・・・。

一番アタるポイントに移動。

親指サイズのタンクをそ~っと際に落とし、数秒待つ・・・。

すると、ラインに微妙な動きの後、穂先が引き込んだ!

「来たっ!」

「グンっ!」

と、合わせると「ギューーーン!」

「よっしゃーー!」

一気に沖に走ってくれた!

「よし!楽勝!」

竿を頭の上まで上げてタメる!

「バチャーン!」

浮いた!

数回巻いて、タモを出す!

1回目・・・失敗!

2回目・・・う~ん・・・入れ・・・。

よっしゃー!獲った!

ストリンガーに掛け、堤防に吊るす。

まだ来る!

急いで仕掛けを交換。

今度は端から丹念に落とす。

最後のタンク・・・。

これで喰ってくれ・・・。

願いも虚しく根掛かり・・・。

タンク終了・・・。

再びパイプ。

先端まで行き、折り返す・・・。

で、さっきとほぼ同じ場所・・・。

「ん?あれ?なんだよ・・・また根掛かり・・・。」

「グン!グン!」

2、3回竿をアオると・・・。

「グーン!」

「喰ってた!」

重い引きで下へ突っ込む!

目一杯竿を上げ、限界まで前に出る!

タメる!

「ギューーーーン!」

長竿が満月に弧を描く!

「あー!クソっ!デカい!」

「バッチャーン!」

「よっしゃ!浮いた!」

下のテトラへ飛び降りて、タモを出す!

あー!また失敗!

慌てるな・・・。

もう1回・・・。

「よし!入ったーー!」

2kgは確実に越えてる!

急いで魚を吊るす。

まだ来る!

仕掛けを交換し、際!際!際!

大分潮も上げて来た。

状況は最高!

と、思った時に鈴木の船が・・・。

え?

悪天候の為、強制送還・・・(^^;

宿に帰り、検量・・・。

44cm/1.76kgと49cm/2.45kgでした!

いや~もっとやりたかったな~!(^^;

まぁ安全第一ですからね!

でも十分楽しめました~!(笑)

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