1月29日 月曜日 最近全くアタリの無い横浜沖提・・・それでも練習のつもりで、いつものように白灯。
7時の船で渡提したのですが、まぁ寒いのなんの・・・(笑)
しかも今日は予想通り北寄りの風が強い・・・。
グローブをしたいけど、安物なので手にフィットしない・・・。
とりあえず限界まで素手でやる事にした。
強風とここ一週間アタリも無い・・・との事なのでハリス06をチョイス。
1号針にパイプをセット。
で、まずはテラス。
2、3回流して移動。
内側を探り、先端まで行きアタリ無し。
外側を見ると・・・喰いそうもない・・・。
外コバを何回か探り、また内コバ・・・テトラ面・・・。
しばらく粘るも皆無・・・。
それにしても、やはりこの時期に、この時間に素手はキツイ・・・。
かじかんで上手く動かない・・・。
内コバからオカマに向かって落とし続ける。
テラスまで戻って1往復。
更に1往復・・・。
ダメ・・・。
しかし・・・何故か喰わない気がしない・・・。
どこかで必ず喰ってくる・・・。
何往復かして10時・・・。
今日の満潮は12時。
なので早めにランチタイムを取る事にした。
今日は曇り・・・いつものポカポカは無い・・・寒い中愛妻弁当をほうばりながら、熱いお茶で流し込む。
今にも降り出しそうな空・・・どんよりと雲が被い、辺りは晴れに比べれば遥かに暗い・・・潮は緑に濁っている。
相変わらず北寄りの風が内側にぶつけている。
「喰わない訳が無い・・・。」
気合を入れ直し、ゲーム再開!
テラスで粘り、先端まで探り、また粘り、溝を一投一投丁寧に落としていく・・・。
アタラナイ・・・。
「クソ・・・」
最後の溝を落として、また内側。
先端まで来て、内コバ近辺で「ん?・・・」
アタリだったような・・・。??
いや・・・アタリだ・・・パイプが半分無くなった・・・。
「やっぱり居る・・・。」
時間は12時を過ぎている。
下げに入った・・・。
オカマ方向へ落としながら進む。
下げの潮がぶつかり二つに分かれてるポイント。
丹念に探る・・・。
潮の流れに注意しながら更に移動・・・。
「ここまでは潮は右だな・・・。」
もう一度戻って確かめる・・・。
「ここは左・・・。」
「よーし・・・この辺か!」
ポイントの辺りを集中して攻める!
「来い・・・来い・・・。」
そして数投目の溝の近くで・・・。
溝の中から勢い良く噴出して来る潮と風で、ラインが踊る・・・。
餌を引っぱれないように完全にラインを水面に浮かせる・・・。
すると一瞬ラインに違和感を感じ、聞く・・・。
「グン・・・。」
「喰った!」
「グンっ!」と合わせを入れると沖に走りだした!
「よっしゃーーー!」
防寒ウェアのチャックを胸まで下ろし、フードを取る!
魚は意外とスンナリ止まった・・・。
巻く!
「あ・・・重い・・・前回のより遥かに重い・・・。」
ハリスは06・・・慎重に時間を掛けるか・・・。
何回目かの突っ込みを交わし、「ギラっ!」と見えた!
ここで一発目のチョンボ・・・。
魚が浮いて来てるにも拘らず、竿を立てるのを忘れ、再び突っ込まれてラインを出してしまった・・・。
それからがシブトイ・・・。
一気に走る事はしないが、「ズーン・・・ズーン・・・。」と浮いて来る気配が無い・・・。
「あぁ・・・さっき浮かせとくべきだった・・・。」
後悔しても仕方が無い・・・。
しかし・・・また腕がダルくなってきた・・・。
魚は水路に出た。
今日は風の影響なのか、水路は激流だ・・・。
下げの潮と風と魚の重みで「ズズズ・・・ズズズ・・・」とラインが出ていく・・・。
「クっソ~!」
外側はマッタリとしている・・・なんとか外側に誘導出来ないか・・・。
動きが止まり、ラインを巻けるだけ巻く!
ここで少しでも浮かせたいが、潮の流れを警戒し無理は避けた。
もう、腕はパンパンで指がツリそうだ・・・。
魚は「ズーン・・・。」と向きを変え外側に・・・。
「よし!」
外側に上がり体勢を整える。
動きが止まり巻く!巻く!巻く!
あー!右腕が上手く動かない!
最初のチョンボが脳裏を過ぎる・・・。
「早く浮かせたい・・・姿を見せろ!」
抵抗が弱くなってきた・・・。
ラインを巻く!
浮いて来い!
高速で巻いていると、見えた!
「デカイ・・・3kgか・・・」
思わず緊張が走るが・・・。
もう親指は限界で瞬時に動く力は無い・・・。
竿を握るのも力が入らない・・・。
「あーー!クっソー!」
と、一気にラインを巻いてる時・・・。
「グンっ!!」
と、ヤツも最後の抵抗で突っ込んだ!
あ・・・。
いつもなら巻いてる最中でも、瞬時に対応出来るのに・・・。
瞬間、対応が遅れ・・・。
「プン・・・。」
切れた・・・。
「・・・。」
ガっクリ・・・。
<(__)>____~~~~
しばらく放心状態・・・。
「クっソ~!」
最悪のチョンボ・・・。
しかし、すぐに気を取り直して仕掛けを交換。
まだダルイ右腕を2回、3回と振りゲーム再開!
潮はまだガンガン来てる・・・来る!
するとなんと数投目でアタリ!
「グーン!」
と、乗ってハズレ・・・。
「う~ん!まだまだ~!」
と、探っているとHさん登場!
状況を説明してしばらくすると、Hさんにアタリ!
「おっ!よ~し、まだ居る!」
二人で黙々と落としましたが、その後は何の反応も無く17時で終了。
宿に帰り、船長やKさんに「デカイのバラシタ・・・」と報告。
「えー!?なんだよ!もったいない~!」
本当にもったいない事を・・・。
当然チョンボが無ければ獲れたはず・・・。
自分の未熟さとやり取りの大切さを痛感させられた1日でした。
なので、あの魚には感謝です!(^^)
かなり勉強になりました!
次回は必ず!