第57回宣伝会議賞、一次審査を落ちた課題から
振り返りつつ反省をしていくコーナーでございます。
前回の続き、ということで今回はこちらの課題について。
課題29
企業:pdc
課題:スキンケアブランド「ピュア ナチュラル」を魅力的に伝える
化粧水と乳液をひとつにした簡単時短スキンケアの魅力を伝える
取材:ドラッグストア、スーパーなどの売り場をチェック。
乳液と化粧水が一緒になった、手ごろなスキンケア商品として、
高級なゲランの対となる存在として考えました。
ロングセラーブランドであるとともに、「スキンケアの入り口となる商品」と位置づけ
『朝晩2回ぱしゃぱしゃするだけで肌のコンディションを保つ』という
手軽さをアピールしたい、という方向性に。
応募作品:
「これをつけた状態が「すっぴん」です。」
「「肌」を「お肌」に変えるもの。」
「「めんどくさい」って気持ちで、叩きこんでください。」
スキンケア入門編の商品、と位置付けての案。
「オトコの肌にも、朝晩2回。」
「朝晩2回、家族みんなに、使ってほしい。」
「家族の誰も、疲れた顔って見せたくないんです。」
求めやすい商品ということで、家族全員で使ってほしい、という
提案を行ってみよう、と思いました。
「よく眠れた朝も、そうでない朝も。
たくさん働いた夜も、いっぱい遊んだ夜も。」
「まだ暗い朝でも、まぶしい朝でも。
真っ暗な夜でも、明けかけた夜でも。」
「気が重い朝も、失恋した夜も、
新生活の朝も、はじめての夜も、
これだけは、忘れないでほしい。」
『朝晩2回のスキンケア』を印象付けたいと思った作品。
反省点:「20~30代の新規顧客を取り込める作品であってほしい」という
企業からの期待に応えられる作品であったか、には疑問が残るかな・・・と思います。
もっと年齢層を意識した作品が作れればよかったかな、と。
新しい使用者を掘り起こす、ということは常に考えないといけないテーマだな、とは
万事について思うことでございます。