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パシフィック・リム:アップライジング

2018-04-16 | 映画
イェーガーとKAIJUとの決戦から10年。
ベントコスト司令官の遺児、ジェイクは廃墟からの盗みを重ねながらその日暮らしをするうちに、
鉄屑や盗んだパーツから自分のイェーガーを組み上げた少女、アマーラと出会い、
騒動に巻き込まれた結果、軍へと戻ることになります。
ジェイクはかつての相棒、ネイサンとともにアマーラを含めた
新たなイェーガーパイロットたちの養成を行うことになりました。

一方、世界を守るためシャオ産業による遠隔操縦型のイェーガーの採用に向けての動きの中
行われた会議の会場を襲う謎のイェーガー。
はたしてその正体とは?

そして再び開く裂け目、現れるKAIJU。
その目的地は日本、富士山。
はたして奴等の目的とは?

新世代のイェーガー、新世代のパイロットによる
新たなロボットvs怪獣の決戦が、幕をあけます。


というわけで前作から5年、前作監督のギレルモ・デル・トロ(アカデミー受賞おめでとう)は
今作ではプロデュースとヴィジュアル統括の立場となり、監督はドラマ「スパルタカス」を手がけた
スティーヴン・S・デナイトへと交代、制作のレジェンダリーが中国資本となり、
配給もワーナーブラザーズからユニバーサルへと移籍、という背景の変更もあったり、
中華になったレジェンダリー作品にはかならず出る
ジン・ティエンも当然出てます(今回はシャオ産業社長役)

前作は「オタクによるオタクのための『こういうのが見たかったんだろう』映像」でしたが
夜のシーンが多かったために「画面が暗い」という不満の声が出ていました。
それに対して今回の戦闘シーンは白昼、街中が多いのが特徴です。
ただ、イェーガーの活躍を十分に見られるか・・・と言われると
前作に比べて不満が残る部分、というのはございます。
脇役といえるイェーガーたちも見せ場を与えられ、結果ファンも増えた前作に対し
今作は主役機であるジプシー・アベンジャーとあと1体を除くと
どうにも印象が薄く感じてしまう・・・というか、
クライマックスの戦闘シーンのカタルシス的なもんが弱い・・・と感じてしまいました。
そして今作を「3部作の2作目」と位置づけたことで
ストーリー的にも消化不良な部分があるなぁ・・・とも。
あとはあまりに中国資本を意識しすぎてか日本の風景が完全に中国になってて
「これ復興で中国資本が大量に入って日本総チャイナタウン化したのかな」という考察もw

まぁ、でも「これってあれだよね!」的に盛り上がる部分もあり、
やはりロボと怪獣が殴りあう絵面は楽しいうえに
今回はロボvsロボに、ロボ+怪獣なんて楽しさもプラス、と
決して楽しくなかった、というわけではありませんし
ロボットとか怪獣が好きな方には十二分に楽しめる映画なのではないでしょうか。

今週末は同じ趣味の人にはさらに文句なく楽しめそうな「レディ・プレイヤー・ワン」。
そして来週末はいよいよな「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。
さらに現在は「ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル」も公開中、
ついでに今作同様CV古谷徹が大活躍なコナン劇場版も大ヒット公開中と
ライバルも多い映画ですが、是非劇場で見逃さず楽しんでほしい一本です。

公式サイト

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