モンスターズ・ユニバーシティ

「シュガーラッシュ」（非ピクサー）は見たのですが
去年の「メリダ」を見てないため久々のピクサー納税。
割引一切無しだと映画ってやっぱ高いね・・・
というわけで2D・吹き替えで見ました。

アニメってことで上映前の予告もお子様向けなのですが
「スタートレック　イントゥ・ダークネス」の子供向け予告や
「パシフィック・リム」吹き替え予告（芦田出演をえらく推す）、
そしてTOHOシネマズで見たので
「風立ちぬ」の4分間の特別映像も見られました。
声に違和感はなかったなぁ。庵野さんすげぇ。
あと「カーズ」スピンオフの「プレーンズ」は
ピクサーじゃなくてディズニー作品になるんですな・・・

まずは短編の「ブルー・アンブレラ」から。
実写か？と思うようなえらくリアルな質感の町を舞台に
あらゆるものを顔に見立てた表現と、
傘のキャラクターのかわいさが日本人好み感漂う作品。
ボーイミーツガールものとしては「紙ひこうき」より好きかなぁ。

そして本編。
ストーリーはものすごく王道の展開を見せるわけですが
（決着のつけかたはさすがピクサー、と改めて思いました）
ここでひとこと。

「前作は絶対に観てから行け」

前作登場キャラを知っているかどうかで、映画がぐっと楽しめるようになりますし
本編最後のオチも前作知ってないと「？」だろうしｗ

技術面、前作では「毛」の3DCG表現が出色だったわけですが
今作ではマイクの皮膚の質感の表現、
そして人間の表現がうまくなったなぁ、と思います。
学長の下半身の生理的な気持ち悪さとかもよかったなぁ。

あと、この映画もエンドロールで帰っちゃいけないやつです。
あの世界のエネルギー会社、モンスターズ・インク以外にあったのね・・・
（これはエンドロールの内容だけども）

夏の大作攻勢の1発目としては十分すぎるほどの出来。
前作が好きだった方なら迷わず見に行っていい作品でございました。