祭囃子は聞こえない

10月7日。長崎くんちお下りの日。

例年なら長崎のテレビ局は午前中から諏訪神社での奉納踊りを中継し、
（局によっては夕方中継）長崎市中心部は出店で賑わい、
駅前のかもめ広場や浜町アーケードの中心部（ハマクロス前）あたりは
庭先回り（奉納踊りが町内を廻る）を待つ人で溢れていたはず、です。

しかし今年はコロナウィルス禍で奉納踊りも、
諏訪神社から長崎港の御旅所への神輿のお下り、そして9日のお上りも中止。
諏訪神社での神事は行われるようですが、
「祭り」としての長崎くんちは中止、となってしまいました。

旧正月のランタンフェスティバルは開催されましたが
（中国人観光客がいないので閑散としたものでしたが…）
ゴールデンウィークの帆船祭りに（11月に順延になったものの結局中止発表）
夏のみなとまつりも祇園祭も夏フェスも
（さだまさし主催のやつは無観客でやったけどスカイジャンボリーは中止）
中秋節も中止になって、そしてこの長崎くんちも中止。
美術館での企画展も中止になって館のコレクション展になるし
映画の公開は延びまくり。
なかなか県外にも出られませんし東京にいる姉も帰省してこれない状況。

こうして改めて列挙すると本当に何もねえな今年。
そのくせプライベートでは面倒事が多いしなんなんだよもう。

明日はお諏訪さんにくんち中止残念でしたねと言いに行ってきます。