映画主題歌のプロデュースが冨田恵一、ということと
昨年末の映画も見に行ったしテレビもクライマックスだし
ルパパトも毎週楽しく見てるから見に行くかー、というわけで
平日朝一で見てきました、ルパパト&ビルド夏映画。
まず「ルパンレンジャーvsパトレンジャー en film」。
名探偵エルロック・ショルメ、という原作版ルパンを意識してのゲストキャラは
(「アバンチュリエ」では英語読みのハーロック・ショームズ表記でしたね)
放送告知時に「追加戦士というか第三勢力は探偵じゃね?」と思っていたので
映画ゲストで使うかぁ・・・もったいないなぁと思い、
それは映画を見た現状でも変わらないわけではございますが
(だって戦隊映画のゲストといえば・・・ねえ?)
それでもテレビシリーズのスペシャル的に楽しめた一作でした。
・・・たぶん話的には25.5話になるんだろうけど
撮影時期の関係からかノエルさんがものすごく割を食ってるし
25話と今回の映画がどっちも共同戦線(しかも25話は全合体回)なのは
もうちょい色々調整したほうがよかったのかな、とは思わなくもないけれど。
あと今回の映画限定形態(テレビでも年末あたりに出そう?)、気持ち悪いw
(今回の映画、どっちも「合体」がテーマでしたよね)
そして「仮面ライダービルド Be The One」。
本編の45.5話にあたる物語であり、エボルトとの最終決戦突入直前の強敵出現、
この国すべてを敵に廻した戦兎、思わぬ助け、そして奇跡の新変身・・・
なぜ戦兎と万丈龍我は出会ったのか。
なぜビルドシステムには2本のフルボトルが必要なのか。
宇宙飛行士たちに取り付いてやってきて、
エボルトの計画を影ながら支えてきたブラッド族。
エボルトの計画の一環として3都の知事をそれぞれ任された彼らが、
その本来の目的に基づいて「仮面ライダー殲滅計画」をスタート。
万丈は敵の手に落ち、一海・玄徳の二人も囚われ・・・と
ストーリーが展開していくわけですが、
テレビでやったことの繰り返し感もあり、ゲスト俳優もうまく機能してるかというと
そうとも思えないという(藤井隆もったいない使い方だったなぁ)
もったいない作品、という印象もあったりしております。
しかし、それでも「無音」をうまく使った演出や、
各キャラの台詞まわし、そしてエンドロール後のサプライズ、と
「ビルド」として、映画として楽しめる部分も確かにある、という作品でした。
そしてなんといっても冒頭に書きましたが
流れてきて最初の一小節で誰がアレンジしたかがわかるエンディング曲
Beverly「Everlasting Sky」(冨田恵一プロデュース・藤林聖子作詞)。
タイトルになっている「Be The One」は本編中にインストで少し流れたくらいで
できれば映画もPANDORA(小室哲也+浅倉大介)に担当してほしかった気持ちもあるけど
冨田恵一ファンとしては実にうれしいです。
(スクリーンから冨田サウンドといえば「昴」を思い出してしまうのだけど)
主題歌は劇場販売のミュージックカード限定みたいなので買いにいこうかな・・・