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ダークナイト:姿なき恐怖

2013-03-04 | 漫画
アーカム・アサイラムで起きた、囚人の大量脱獄事件。
その指揮を執っていたのは、トゥーフェイス。
しかしその肉体は異常に強化され、恐怖心を失っていた・・・

その一方で、ブルースとゴードン本部長には
ゴッサム市警内部監察官・フォーブスが付きまとう。
違法なビジランテであるバットマンへの資金提供やサポートは犯罪だ、と・・・

脱獄したヴィランたちとそれぞれ戦うバットファミリー。
凶暴化した犯罪者たちのいる場所に現れる謎の悪女・ホワイトラビット。
彼女の正体は何者なのか?そして彼女の背後には誰が?


といった感じで始まった、バットマン主人公の「NEW52」4誌のひとつ、
「BATMAN THE DARK KNIGHT」誌の最初のエピソード、
「KNIGHT TERRORS」の邦訳がこちらでございます。
(先ごろ紹介した「梟の法廷」は「BATMAN」誌の邦訳であり、
 あと「DETECTIVE COMICS」と「BATMAN AND ROBIN」誌があります)

大河ドラマのスタート、であった「梟の法廷」に対し、
こちらはとにかくビジュアル的に派手、という印象。
謎の薬物でパワーアップし、恐怖心を失ったヴィランたちや
ロビンにナイトウィング、レッドロビンに
スーパーヒロインチーム・バーズ・オブ・プレイや
フラッシュやスーパーマン等JLのメンバーといった助っ人たちも多数参戦、
そしてセクシーなホワイトラビット・・・と
デイビット・フィンチのトップカウ・スタジオ出身らしい
絵の魅力があふれる作品となっています。

そして「梟」次作への繋がりもあり、「早く次出してくれないかなー」と
いまから期待が膨らむ作品となっております。

・・・それにしても今回といい「梟」といい、
なかなかあのヴィランを出してくれないな!と。
出てこないあのキャラへの期待がいやがおうにも高まりますな。

次の小プロDC作品刊行予定は
「バットマン:アースワン」「スーパーマン:アースワン」の
パラレルワールドもの2タイトルだとか。
今後のラインナップ(DC、MARVEL以外も含め)もいろいろと楽しみなタイトルが
揃っていますし、昨今の邦訳ラッシュで買い逃した作品も多いので
まだまだ邦訳アメコミは当分楽しめそうです。
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